本を読むことが好きなので、と作ったカテゴリー。いざ書こうと思うと、難しいです。
で、読書感想文とまでいかなくても、
思ったことを、またいつものように・・・。
東野圭吾の『予知夢』『探偵ガリレオ』はドラマにもなったもの。
ドラマを先に見ていたので、頭の中で福山さんがしゃべる・・・
『黒笑小説』は題名から想像していたより、
軽い感じのブラックユーモアーかなと、読み始めました。
作家達と編集者のそれぞれの思惑の、おもしろさ。
人間の持つちょっとした欲の滑稽さ。
“シンデレラ白夜行”のシンデレラのこわさ。
でもそれって、“ストーカー入門”の華子にも通じるなあ。
おもしろく読んだけれど、心の中にちくっととげも残した感じ。
『毒笑～』『怪笑～』とあるので、それも読んでみよう。
恩田陸の『ドミノ』は、いろいろな人たちが登場。
ただすれ違うだけの人たちだったかも知れないのに、
その人達がさいごにひとつの場所ー東京駅ーで関わり合う。
あちこちからつながっていたドミノが、
最後に小さな円ひとつになって、かさなりあうってことですね。
人は一人じゃないんだよと、思いました。
ページの最初に“登場人物より一言”とあり、
読み終わってもう一度そこを読むと、
人物像がよりわかっておもしろいです。
