私のお気に入り宝箱

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ホストファミリー

2012-04-15 | つれづれ
少しご無沙汰しているうちに、
桜が満開になり、
雪組公演が終わって、
宙組ゆうひさん・すみかちゃんの退団公演が始まりました。

桜は今がちょうど満開。
どうしてこんなに桜に心ひかれるのでしょうね。
満開の桜に見とれ、桜吹雪に見とれていました。


我が家は少しの間、internationalでした。

ほんの短い間でしたが、アメリカからのホームステイの女の子を預かっていました。


迎えに行った駅からの帰り道、娘は「緊張する・・どうしよう。」と言っていて、
なかなか会話も続かなかったのです。

二人とも、初対面ですぐに打ち解けるタイプじゃなくて、
そこは年の功のおばちゃん(私ですね)が、口を出す・・・。
でも運転中だから、すぐ静かになってしまう。

それでもすぐに仲良くなって、いろいろと話していました。
来てくれたMちゃんも、バレエを習っていて、
バレエや音楽、絵を描くことが好きと、共通点があって、
タイプもすごく似ていて・・・人は皆同じですね。


お習字やバレエのレッスンも一緒に行きました。
バレエがとても上手だそう、
「発表会のビデオ見せてあげたら?」と言ったら
「恥ずかしくてみせられへん・・」と、写真だけにしていました。



着物を着せてあげたら、とてもとても喜んでくれました。

着せてあげるだけのつもりだったけれど、
上手く着付けられて、ちょっとだけお出かけもしました。
お天気も良かったし。

娘も着るというので、二人分の着付けはできるか・・・と思っていたけれど、
やればできました。よかった。

もし背がすごく高かったら、
小さい私の着物は、おはしょりなしになっちゃうと思ったけど、
私より少し高い娘と同じくらい、
可愛くて似合っていて、私もうれしくなりました。
 
 草履じゃ慣れないし歩きにくいかなと、靴を持とうかと尋ねても、
「ダイジョウブ!」と。


お茶も点てました。
ちゃんとお盆点てをしようかとも思いましたが、
とあるところのお茶席に行ったので、
点ててもらおうと娘の友人も一緒に、テーブルで略式に。

それも楽しんでもらえて、良かったです。



ご飯が口に合うかが、一番の心配だったけれど、
何でも残さず食べてくれて、
餃子を一緒に包んだり、押寿司も一緒に作りました。


お箸を準備して、帰るときにはお土産にしました。
ずっとお箸を使って、1回の食事ごとに上手になるの。




帰国する日、娘は泣かないでいたのに、
うれしい言葉をもらって涙腺決壊、私が泣いちゃいました。

短い期間でも、心は通じるのです。
娘はきっと、言葉では言い表せない思いがあると思います。




「寝込んでない?」とその日の娘からの帰るメール。
私はあなたが人前では泣けないから、
その分心が泣いてるんじゃないかと、心配だったよ。


娘だけじゃなく、夫も私も環境も言葉も違う人との生活は、
緊張もあったけれど、とてもいい経験でした。
もっといろいろなことをするには、短い時間だったけれど、
Mちゃんも娘にとっても、
お互いに少しでもこれからの糧になればと思います。

かわいくて、いつかまた会えるといいなと思います。
娘はきっと会えるでしょう。







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