顔を背けた男性の右肩から眩いばかりの光が放たれています。
周りにいるものたちは、何が起こっているのかわからないまま、この不思議な光景にその方向を見つめているのがお分かりになりますか。
「真っ白き 吐息吐き出す 浅間山 花咲く野辺に 鳶風に舞い」
頭の上をてんこ盛りにしているように見えますが、さて あなたには、それが人に見えますか、動物に見えますか？
それにしても頭に何を載せているのでしょうかね。
「ラジオから 流れる歌を 口ずさみ 思いは今や 時遡る」
女性が上を向いているように見えましたが、いかがですか。
この絵は色々な方向から見ていただくとそれぞれ違ったものが見えると思いますが試してみてくださいね。
「ひたすらに 皮むきつつ 琵琶食らう 孫の笑顔に 日差しは満ちて」
突如小舟に乗って誰かが現れてきました。
ここは海でも湖でもないようですが、この状況を想像できますか。
「緑なす 木陰渡りし そよ風に 瞳閉じれば 宙に漂う」
大きな声で何か指示している姿が・・・貴方はだーれ。
いったい誰に・・・。でも、もしかしたら演説しているのかもしれませんね。
「雲黒く 風荒ぶれて 木々揺らし 電線唸りて 雨一つ二つ」