モノトーンワールド

独自の作風で墨絵の世界を模索し始めました。描くというより偶然の重なりでできたもので、何か感じるところのあった作品です。

子を抱えて

2015-06-25 11:43:05 | 作品

小さな子供を抱えて、泣き叫ぶような女性の姿が脳裏を横切りました。

一体、この子供に何が起こっているのでしょうか?

枝細き 群れて色付く 枇杷の実に 雨に彷徨う 百舌は来たりて


降り注ぐ

2015-06-24 18:08:48 | 作品

あれっ!何か落ちてきたぞー、もしかしたら捕まえよう網でも投げられたかな?

腰を引いて逃げようとしている人も見えるような気がします。

草刈りや 暑き陽背負い 腰重く 微かな風も 汗止められず」 


狂気乱舞

2015-06-23 10:54:23 | 作品

不気味な笑みを浮かべ、踊っているような・・・、もしかしたら目の前を駆け抜けていく姿なのかな?

でもどこかユーモラスにも映りますが、いかがなものでしょうか。

真夜中に 緊急速報 鳴り響き まなこ虚ろに 身を起こしけり


2015-06-22 11:49:23 | 作品

魚がじっと身を潜めているのかな?蝦の姿も見えますが・・・他にに何か見えますか。

ここは一体どこなのでしょうか、考えてみてくださいね、

青き空 雪の頂 映す湖 静けさ破りて カッコウが鳴き」 


回顧 No.122

2015-06-21 10:27:44 | 作品

日ごろは当ブログを閲覧頂きありがとうございます。

 このコーナーも10ヶ月近く御無沙汰しまいましたが、楽しみにしていてくださった方には大変申し訳なく思っております。

 ところで私の地域では既に梅雨入りしました、皆さんのところはいかがですか。

 ここらで少し小休止の意味も含め、今まで掲載してきた作品を振り返ってみたいと思います。

 なかなか1ヶ月以上も前のものを見返す機会も減ると同時に、過去に見た作品も時を経て鑑賞した時、新たな発見や当時の記憶を再考する場として、このような機会を設けることにしました。今回は第122です

 僕自身作品を作ることを優先するあまり、過去の作品をじっくりと見詰め直す事も疎かになりつつある中で、皆さんと一緒に考える期間としてみたいと考えております。

 いつもは、図(黒い)の部分を中心に眺めがちですが、地(白い、余白)の部分にも注意を向けて見てみると面白いかもしれませんよ!

 作品はランダムに数点づつ掲載します。タイトルや注釈等は一切載せませんので、閲覧されている方が新たな気持ちや視点で独自のタイトル等お考えになりながらご覧いただけたら幸いです。

今日もまた 雨が降ります 梅雨最中 雀葉陰に 身を潜めつつ