忍者よろしく木の葉隠れの術ならぬ変身の術。
さてどこに隠れているのかな？ きっと見る人によって幾通りにも見えてくるぞ！
「鳩連れて 参道歩む 善光寺 人もまばらに 寄り添いにけり」
断崖絶壁に突き出た岩の先端に向かって、こわごわと歩みを進めていく。
まさに度胸試し、僕庭到底出来そうもありませんが、皆さんはどうですか？
「止まるなよ 早く渡りな 睨む猫 僕は車で 君雨に濡れ」
見事に前のめりに転んだ人の姿が・・・。
驚いたのか呆れたのかひげを蓄えた顔の小さなおじさんの姿も・・・怪我しなかったかなー！
「夢の中 雪降る道を 一人行く 先に聞こえし 鶯の声」
ちょっと見は、よれた帽子をかぶった男の顔が目に飛び込んできました。
それからよく見ると手前には女性の顔も浮かんできましたが、皆さんにはどのように映っているのでしょうか？
「雪野原 顔を出したる 墓石に 春は近しと 雀語らむ」
波間からひょっこり頭を突き出した潜水夫の姿が、僕の眼には映ってきました。
何をしているのかな？ きっと岩場のあわびでも取っているんでしょうね！
「荒波に 揉まれて揺れし 釣船は 銀河の果てに 穏やかなるかな」