伝説の森 モーゼパーク

さて，今回の男５人温泉旅の３日目に行ったもう１つのスポット，
「伝説の森　モーゼパーク」
の話をしなくてはなるまい．

何と，石川県の宝達志水町という，山に囲まれた田園に
「モーゼの墓」があるのな．

映画、”十戒”で海を割って歩いたという伝説のモーゼの墓が何故日本に？
しかもなぜ石川に？？という疑問に，宝達志水町のホームページを見ると…

「モーゼは40年の歳月をかけ，ユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後，
　シナイ山に登った．そこからモーゼは天浮船(UFO！)に乗り，能登宝達山に辿り着いたという．
　その後，583歳までの超人的な余生を宝達山で過ごし，三ッ子塚に埋葬された．」

…我々は，”まずは全てをあるがままに受け入れる”
ことから始めようと，鼻息荒くモーゼの墓に向かったのな．
そして，実際にモーゼパークに入って見つけたのが，写真の

「モーゼの墓記帳所（モーゼクラブ）」

なのだが，この”モーゼクラブって何？”っていう疑問に，答えてくれる看板があったので，
抜粋すると…

「古史古伝の代表作”竹内文献”の中に，モーゼは能登・おしみずに
　やって来ていると記されている．」

「モーゼは「十戒」を刻んだメノウ石（十戒石）を持って，日本を訪れ，
　当時の天皇にそれを献上した．」

「大変感激した天皇は第一皇女の大室姫（おおむろひめ）を妻として
　モーゼに嫁がせた．」

いやあ～…「月刊ムー」の世界を飛び越し，「都市伝説」の世界も飛び越した，
新事実がここにあった．
まさか，旧約聖書に出て来る伝説のモーゼが皇族とは…十戒で海を割いたあとに，
天皇の娘と結婚して能登で余生を過ごしていたとは…本当に驚きだ．
誰しもが爆笑を抑えずにはいれない…そんなミステリーストーリーだ．

でも，Wiki（http://ja.wikipedia.org/wiki/モーゼ）を読んで，
な～んとなく，モーゼを持ち上げてる理由がわかって来たのな．

「モーゼって 神（エホバ）から十戒を受けた」んすね．

なるほどなあ～…それで，やけに幸福実現党のポスターが，モーゼパーク周辺に
多かったのかあ～…と妙に納得．そこで話が繋がったすわ～…．
こんなアホな伝説だが，理由があってバックアップする組織が存在するってことか…

トンデモ公約（マニフェスト）とトンデモ伝説の点と線…
まあ，そこは深く突っ込むのはやめましょう．大人ですから．

でも，皆さんも石川県に旅行の際にはこの伝説の森に来られてみては？？？
きっと…太陽のような笑いに包まれて幸せな気分で盛上がる事でしょう！！