HAPPY SLEEP

SUNDAY-FRIDAY

ウェルカム・ニッポン

2012-04-22 22:22:26 | stage
観て来たすわー

-----------------------------
大人計画 本公演

「ウェルカム・ニッポン」

作・演出:松尾スズキ

出演:阿部サダヲ 宮藤官九郎 池津祥子 伊勢志摩 顔田顔彦、
宍戸美和公 宮崎吐夢 猫背椿 皆川猿時 村杉蝉之介 田村たがめ、
荒川良々 近藤公園 平岩紙 アナンダ・ジェイコブズ 松尾スズキ、
青山祥子 井上尚 菅井菜穂 矢本悠馬

於 大阪シアタードラマシティ

-----------------------------

激オモシロ!!

終始笑いっ放し.
笑いのレベル,ここ数年の舞台でも
トップレベルだった.

細かいセリフの言い回し,てかセリフ自体で笑える
くらいのクオリティだった.
戯曲も買えば良かった,とすら思うが,
多分,舞台には敵うまい.それほどのクオリティ.

大人計画の何年かぶりの総出演ということもあり,
パンフレットを読むと,当て書きで相当苦労したみたいだが,
それぞれの個性は確実に出てた.スバラシイ.

ストーリーは,東京の下町(埼玉との境にある,わだち区)に米国から
自称ミュージシャンのエイドリアン(アナンダ・ジェイコブズ)が
恩人(元カレ?)の日本人男を慕ってやって来る.
しかし,彼は震災後,東北にボランティアに出かけたようだが,
変人ぞろいの住人は何かを隠すように話をそらす.彼女は不条理な不幸に見舞われる….

以上が大まかな流れだが,特筆すべきはそのシチュエーションだ.

そもそも,大人計画の劇団メンバー総主演と唄っていたのに,
主人公が外国人というのにも意表を突かれた.
その外国人の主人公アナンダが最初に出会うのが宮藤官九郎演じる
ダメ~な感じの個人タクシーの運転手なのだが,しょっぱなから濃い.
ヤンキー上がりの設定らしいがダメさ加減が上手過ぎ.さすがだ.

そしてそのまま,クドカンに思い切り田舎の,地方の
頭の悪いチンピラばかりのホストクラブであったり,
地元のダメ~な感じのヤクザやらの集まる昭和臭いスナック
の真っ只中に放り込まれるのな.

その昭和とアメリカ人というギャップに,さらに追い打ちをかけるように,
「震災直後」というシチュエーションも付け足され,
ストーリーの背景の濃さたるや凄まじいものがあった.

パンフレットを読むと,松尾さんはアメリカ人と日本人の
差別したり,されたり,というのを表現したかったらしい.
今思うと納得な感じだ.

しかもアメリカから来たばかりの自称ミュージシャンのアナンダが
スナックで疲労する楽曲がAMEMIYAまんまで,
「回転ハンバーガー始めました」
だし,スナックで客のみんなでビートたけしの「浅草キッド」を
物まねで唄い回すあたりの演出には爆笑,
マニアック過ぎる…。。。

でもってクドカン演じるタクシー運転手が「タクシードライバー」のデニーロに
憧れてると言いながら,「デニーロは個人タクシーじゃないけどね」と
言い放つ当たりの細かい笑いにはいちいち爆笑した.

平岩紙さんが終盤で叫んでいた「戦争も放射能も経験せずにヌクヌクと生きていた世代」
への罵倒もブラックで良かった.

他にも,不倫,淫行,万引き主婦,実はアナンダがヤリマン,などなど,
あらゆる設定が凄まじくオモロかった.
平岩紙さんの所属する演劇部で,いきなりキスの練習ばかりしてる当たりも
面白過ぎるし,アート系の笑いを皮肉ったネタも爆笑だった.

そろそろまとめよう.

地元のヤンキー上がりのチンピラやダメヤクザばかりの街,
というシチュエーション.松尾さんの得意ジャンルだ.
前作の「サッちゃんの明日」も下町の閉鎖空間でドラッグが蔓延してる
ブラックな話だった.

とにもかくにも,クオリティ高過ぎ!!

DVD化を切に希望だ.マジでよろしくお願いします!
もう一度観たい!!
 

SHAMEFUL

2012-04-02 00:35:18 | diary
チケゲッツ!!!!

---------------------------------------

「キューン20 イヤーズ&デイズ」

4月30日(月・祝) 
電気グルーヴ / ギターウルフ

於 LIQUID ROOM

---------------------------------------

いやー久々の電気グルーヴのライブ参戦.
2009年以来なので,実に3年ぶり.

新曲「Shameful」を引っさげて,
さらにはその新曲の流れるロッテのZEUSというガムのCMに
本人達も登場という,非常に珍しいマーケティング.

ライブも新譜も非常に楽しみだ.

というわけで,今年も上半期の楽しみを押さえつつある.

4月:大人計画 舞台「ウェルカム・ニッポン」
  :電気グルーヴ ライブ「キューン20 イヤーズ&デイズ」

5月:タイ旅行 ※GW
   ナイロン100℃ 舞台「百年の秘密」

6月:鳥肌実 ライブ「42歳厄年夜逃げツアー」

8月:インド旅行 ※お盆休み


相変わらずサブカルロードを突っ走ってる感じだが,
今年は2回の海外旅行を入れてある.
タイ・インドとサブカル海外旅行になってはいるけれども.

先週,我が「魂のふる里」である靖国神社に遅ればせながら
初詣に行って来たのだが,そこでおみくじを引いたらば,

「待ち人 来る」「縁談 なる」

と書いてあったので,今年は動こうと思う.
英霊の方々のご指示なので,確かなはずだ.

靖国神社は自分が最も落ち着く,安心できる神社.
神様が実在している,というのも大きな理由だ.

先週なんぞ,10時半に入って,参拝後に遊就館を観て,骨董市を観て,
海軍カレーを食べていたら14時半になっていた.大満喫だった.
もし自分に将来子供いたならば,確実に靖国神社の遊就館に連れて行っているだろう.
戦後GHQの洗脳教育から解き放たれなければ,牙の抜けた虎で終わる.

そして話変わって京都への引越し(移転)も半年延びて,来春となった.
まだ1年ある.ということで今年は動こう.

台湾の占い師さんの話では,今年は運命的な出会いがあるという話だ.
10年に一度のチャンスを逃す訳にもいくまい.
今年と来年が勝負とも言われたし.

なにはともあれ,とりあえずは仕事をこなし,
タイ旅行を満喫すべくスケジュールを精査せねば.