「東京駅はこうして誕生した」

林 章著 ウェッジ選書。

たまにでかける 東京駅。常に なんて大きくてクラシックで日本の誇り～～～と素朴に感心していたが～～～辰野金吾博士が三年もイギリス留学したあげくの設計図であった由。

ただしオランダアムステルダム駅を真似たという説は違う×と 著者は書いている。 観光でアムステルダム駅に行った時、ガイドはこれを真似て東京駅が出来た～～～と話していた。違うのだ。

大正３年開業。 うちのお母ちゃんよりも9歳上の 94 歳！

だから～～～今 ずうっと工事をしているのだわ～～～

今週出掛けるマイ家族旅行は 小１のＫ君、「N700新幹線に乗って 東京駅に到着する」この夢を叶える旅なのだ。

この本は 日本を作る気概に燃えた 権力も知性も有する人達の 熱い心が伝わってくる。


本日 新幹線の本を何冊かと この本を読んで それで終わってしまった。

新幹線本の数字や技術は 私には 解らないことばかり～～～～Ｋ君の話し相手にはなれない。が 東京駅のことは任せてね。

ここのホテルでフルコースを食べたのが私のフレンチ初体験！ 18歳。

「いつかモイカ河の橋の上で」

中野吉宏著 第三書館
シベリア鉄道の森さんの本のマイblogにトラックバックして奨められた本。

著者はシベリア鉄道を ２回も乗車。 拍手！ 写真が美しく 読むというより見る本になっている。毎頁写真。

私がこの本の中で 羨ましい～～えっ～～いいな、と思ったのは～～～北京発 モスクワ行き列車。

憧れの列車、この列車の車窓に万里の長城を見る！ このシーン！ ここを何回も読み返した。
そうか 北京→→ウランバートルなんだ～～～。


アウシュビッツ～～～私も体験した収容所。 ここへも著者は２回。

この本で 私は眠っていた旅心を 随分掻き立てられた。
旅に出るより 家で寝転がってミステリー本読んでいる方が はるかに楽なのだが～～～～

ムササビを詠める歌・志貴皇子

万葉集 巻3 267
むささびは
こぬれ求むと あしひきの山の猟師に
あひにけるかも



石原荘に現れるムササビにいちど 会ってみたいものです。

石原荘には 若い男性客も結構居るなぁ～～～と見ていましたら 日帰り入浴も出来るのですね。

でも あそこは石蔵という個室作りのレストランと料理、器が いいのだと思う。

何回か通えば ムササビ君に会えるかな。

私は絵本でムササビに親しんでいたが。

「流星の絆」東野圭吾著

あ～～面白かった～～～。
一気に読み上げてしまった～～～～４時間！



ミステリーというより 心理劇の様な。東野作品はいつもそう。

しかし～～～親を殺された兄弟妹と いう 有り得ない設定から話は始まる訳だが。 美味しいハヤシライスのレシピが絡み、美味しさの記憶が絡み～～復讐は詐欺、というのも いかにも現代風。

長寿の時代でも 何らかの理由で 早くに親を失う人も存在するだろう～～～と。

480頁！


やっぱり～～～ミステリーはいいなぁ～～


昨日は 霧島神宮→→えびの高原→→えびのIC→→帰宅。 7 時 30分。

一眠りした後に 読み出した。

こういう不規則な暮らしが出来るのは 老後人生の特権！

子供の時から 早寝早起き良い子ができる～～～なんて、 いやと言う程 言われ、自分も子供達に口をすっぱくなる程 言ってきたが～～～本当は 寝るも 食うも 勝手にするのが１番！ と思っている。

誰にも指図はされたくない！ 老後は有り難い。出来る限り 約束のない人生を送りたい～～～。


さぁ眠りま～～～す。バタンQ。