michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


blog.life
  16年
年目。

中国映画は味わいがある

2009年04月02日 21時18分32秒 | Weblog
午後、図書館内の映画館シネラで2006年作品「フートンの理髪師」を見た。

フートンは胡同。
北京の裏町であるフートンに実際に住んでいたチンさん93歳の穏やかな日常生活を記録した作品である。

2年前に封切りの折りに鑑賞したが、その時はまだフートンは在った。

オリンピックを前に解体される、外国人に対しみっともないから解体する~~と政府が決めていた。

今はどうなっているのかしら~~~と最新版のガイド本を数冊借りてきた。

どこにもフートンの記述無し。
何回か北京を訪れているが~~~その都度、フートンを歩く。
歩いて紫禁城へ向かう。
はっと、そういえば長いこと北京へ行っていない!記録を見ると10年前から後、行っていない。 北京を語る資格ないなあ~~~。

ちんさんを取り巻く環境は日本の私達と同じ。
家族の喜怒哀楽の中で徐々に体力気力の衰えを自覚する。

コンニチの北京は日本以上の競争資本主義で国民全てが向上心の塊。
……小学生から英語必修で自己主張力を付けて生きる。

映画には穏やかに生きた老人を見守る温かい眼差しがある。

この映画、あと二回かかる。
4月16日。14時00。 4月26日14時00。
500円シニアは250円。
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母への葉書には~~食べ物写真!

2009年04月02日 13時17分34秒 | Weblog
離れ住む父母へ毎日のように葉書投函。

配達は日曜休みなので投函も金曜土曜のどちらかを休む。

本日は先日の熊本城での膳を貼付けた。
陣羽織りを羽織っている私である。

マイ両親はドライブ好きでまだ父が現役で働いている時から土曜日曜は二人で日本中でかけ、美味しい料理を味わっていた。


今は家で静かに暮らしているが 何の悔いもない様子。

外国へはヨーロッパへ何回か出掛けた位で、 疲れるわね~~~と未練もない様子。

私の葉書が届くのは喜んでいる。

門の所へ郵便を取りに出るのが散歩がわり、その位に足が弱ってきた様子。

世の中の高齢者家庭へは銀行や株屋さんばかりの郵便でフツーの便りは届かない~~~と聞く。

一枚の葉書が、たった50円で 親の家の防犯にもなり親孝行にもなっている~~ならば有り難い。


私が高齢者になった時には誰もそんなことはしてくれそうにない!!

………生きるとはそんなもんだ………と、きちんと分かっている私なの。うふっふ~~~。
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夕桜にすれ違った人

2009年04月02日 10時18分41秒 | Weblog
昨夜は花に嵐であった様だが……今は静かに淡い陽がさしている。


昨日夕方、 舞鶴城址で満開の桜を愛で鴻臚館の出土品館→→→中央 区民センター横の古木桜の小径を花吹雪を浴びつつ歩いた。
私好みの道。

友人と、取り留めのないお喋りしながら歩いていると細い道の前から男性が歩いてみえた。

あっ!
あ~~~~と、声を呑んだが 、

かつての知人男性は杖を遣い、半身不随の身を下を向いて歩いており、私には気がつかない様子。

あるいは……早くに気がついて………気がつかない風を装っているのやもしれぬ。

私と同い年なのだが………どうして~~倒れてしまったの?
何故この小径を桜の時に歩いていらっしゃるの?

年を重ねるということは残酷な現実も付いてくる。

私が一人でいる時ならば、きっと、思わずまぁ~~となるところであった~~

よかったぁ~~友人と一緒で~~

夕桜の中に小さくゆったり遠ざかる男の姿を見ながら……

短篇小説が書けるかな~~~なんて不遜なことを一瞬考えてしまった。
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