わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

[メンタル] 精神疾患、メンタルの病 公表すること

2021年06月02日 | つらつら


大坂なおみ選手が開催中のフレンチオープンを棄権、その際にdepression"を告白しました。
(depressionの訳として「うつ」としていますが、「うつ病」となるかどうかは医師の診断書を見てみないとわからないとのこと。)

最近、心の病、精神疾患を表にする著名人が相次いでいます。
深田恭子さん(適応障害)とかLittleGreeMonsterの芹奈さん(双極性障害・ADHD)とか。

芹奈さんは、公表することで同じ病の人に役立てば・・・といったコメントを残しています。
今後、芹奈さんが復帰して5人で歌う姿が見られれば、双極性障害やADHDの方の励みになるかもしれません。

一方で、深田恭子さんの場合は、公表せざるを得なかったのではないかなぁと推察します。人気ある役者さんなので、病名を公表しないとあらゆる想像(創造)記事がネット上で駆け巡り、それに対する臆測が拍車をかける・・・
「適応障害だったら、ゆっくり休んで・・・」
と多くの方が思う気がします。

私自身、会社で自分の精神疾患を周りのみなさんに話しています。
会社に障害者枠で入社する際に、病気のことを公にするか否か、どちらでも選べました。私は公にすることにしました。
もし自分が通勤途中や社内で倒れたりしたら、ただでさえ迷惑をかけるので、事前に「こんなことが起こるかもしれません」と伝えておいた方がいいと思ったからです。
体調不調で休む時も、連続して休む場合もあり得ると考え、それらもすべてオープンにしています。

精神疾患は "わがまま病" とも言われることがあります。
私が患った頃は、うつ病はまだまだ理解されるのに困難が多かったです。
今でこそ、メンタルヘルスに関する社内研修が行われる会社が増えている、心の病がメディアで取り上げられる機会も多くなり、理解も深まってきているように思われます。
だから、もしメンタルが原因で不調に陥っている時には、
「ゆっくり休んで・・・」
「無理しないで!」
と言われるようにもなっています。

私は公言しているので全然抵抗がないのですが、やっぱり「うつ病」などの精神疾患、心の病を打ち明けるのは、イヤなものなのでしょうか?
主治医が、「自分がうつだと認めたくないから、不調の原因を探る」人が多いと言っていました。

今回の大坂選手の公表は、いろんな反響がすでに報じられています。
これをキッカケにメディアの対応も変わる可能性もあるくらい影響力をもっているとも見聞きしました。

病をおった人も、その周りの人も、双方で妥協点が見いだせればいいなと考えています。



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