わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

胃の全摘手術

2017年08月12日 | 闘病家族

父の病気が発覚し、2週間後。

GIST(消化管間質腫瘍)だと思われるが、最初の病理検査で典型的ではないことがわかり、胃がんの可能性も捨てきれない。

そして腫瘍のできている箇所が食道のすぐそば、ということで、胃を全摘することに。

さらに、胆嚢とそのあたりに溜まった腹水を除く手術が行われました。

 

平日、月曜の朝8時。

家族全員が病室に集まり、9時に手術室へ。

手術は5時間が見込まれていることから、家族の付き添いは2名がいいと言われ、結局3名で待つことに・・・

 

9時から5時間というと、、、終了は午後2時頃。

この5時間を控室で過ごす。

控室はほかの患者さんの家族も一緒で、ドアは開きっぱなし。

だから無駄におしゃべりもできず、ひたすらスマを見たり新聞や本を読んだり・・・

また、おやつや飲み物を買ってきて飲み食いしたり。

私は1時間くらい居眠り。

 

お昼12時少し前に、手術室から看護師さんがやってきて、現状の説明がありました。

「腹水と胆嚢を摘出したところです。安定しており、そのまま胃の摘出に入ります。」

とのこと。

 

この説明の後、お腹は空いていないものの、いつ食べられるかわからないので、コンビニからおむすびを買ってきて簡単に食事を済ませました。

ほかの患者さんの家族も同様に、買い出しに行って、お昼を食べて過ごす・・・

 

午後1時半頃に、朝同じ時間に手術に入った患者さんの家族が呼ばれた。

私たちはさらに1時間待つ。

 

不思議なことに、まったく不安とかそういったものはなく、淡々と時間が過ぎていったという気がする。

ただ胃を切るだけ。不要なものを取り除くだけ。

そこから先のことは、あまり思い浮かばなかった、というのが正直なところかもしれない。

 

予定時間を1時間弱過ぎた午後3時近く。

ようやく執刀医から声がかかった。

 

つづく・・・

しかし呼ばれない。

 



最新の画像もっと見る