ヘルスフードカウンセラー(HFC)協会主催の「健美腸セミナー~腸内環境とミネラルの関係~」に出席しました。
健康な生活を送るべく、腸内環境をよりよく保つにはどうしたらいいか?
後半は、小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生のお話でした。
小林先生は、腸内環境をよりよい状態にしていくことを"健美腸"と呼んでおられ、ご自身のクリニックで「健美腸ドック」を行っているそうです。
毎日何らかのものを食べて生きている私たちの身体は、その食べた物からできています。有害なものは体外へ追いやるという仕組みも備えています。
食べた物は、胃で消化酵素により分解され、腸へ・・・。
腸では、消化・吸収が行われ、有害物質を排出します。
腸内には、善玉菌・日和見菌・悪玉菌の3種類の細菌が。
これらのバランスによって、腸内環境の良し悪しが決まるそうです。
たとえば、便秘になると・・・
悪玉菌が増えて有害物質が生成され、身体のどこかに不調をきたすことがあります。
長く続けば続くほど、ガンなどの病気を引き起こすことも!
腸内環境は、便によって見分けられるとのこと。
では、腸内環境の改善のためにはどうしたらいいか?
まずは、善玉菌を増やすこと。
食物繊維、発酵食品、オリゴ糖が善玉菌のエサになるので、これらを摂取する。
前半のお話でもあがりましたが、食物繊維には「水溶性」と「不溶性」があって、それぞれの役割があります。
また、ミネラルの不足も大切ということをおっしゃっていました。
最近は酵素も、特に女性の間では話題になっています。
酵素も働きも元気に過ごすために必要なもの。
現代人必要な栄養素は…
逆にあまりよろしくないものが…
こちらは体内での酵素とミネラルの働き方です。
ビタミンとミネラルの関係。
ミネラルの中で、特に亜鉛が不足しているそうです。
亜鉛を含む食材は…
これを見ると、食べていそうでいない食材が多いかもしれません。 特に牡蠣には亜鉛がたくさん含まれているそうです。 でも、冬が旬のものだからなぁ…
亜鉛に限らず、ミネラルの摂取は積極的にすべきとのことですが、有害なミネラルもあります。
見極めて摂取して、"健美腸"を保ちたいです。
今回のお話を聞き、これから身近な人からでも、腸内環境の改善を促していきたいな・・・と思いました。
また、小林先生のお話では、バランスよく栄養素を摂る、ミネラル摂取の重要度を強調されていました。 中でも亜鉛不足。
亜鉛を多く含む牡蠣、豚肉や牛肉、うなぎ・・・こうした食品をどんどん食べて亜鉛不足にならないようにしたいです。
健康と食についてのセミナー・講習会、予想以上に興味深いものでした。
またどこかで参加したいと思っています。