ぱらどっくすⅢ

解雇闘争を勝利し、故郷での人生を再スタートした私の歩み

不当労働行為認める

2013年03月15日 09時08分48秒 | 「もどす会」活動記録
 私は新聞を開くのに番組欄から始まります。何もテレビ好きと言う訳でもないのですが、実は私左利きで昔からの習慣なのです。
 昨日(3月14日)一枚目をめくって、目に飛び込んできたのが「不当労働行為認める」でした。
神奈川県労働委員会が川崎市にある社会福祉法人が行った、福祉保育労働組合員に対する不当な配置転換や減給処分を不当労働行為であると認め、救済命令を出したという記事でした。理事長が労組分会に対しても、条件に応じなければ団体交渉をしないなど不誠実な態度をとっていたとのことです。
 命令では、理事長のこのような対応は、組合活動を理由とした不当なもので、組合員や分会に対する支配介入だと指摘して、賃金の支払いや地位をもどすことなどを命じ、命令を施設内に掲示するよう求めています。
 当事者の組合員は、今後行政に改善指導を求めるなど、労働環境の改善に全力を尽くす決意を述べられていました。
全国には、似たような話があるものです。それだけ、社会福祉法人の実態がひどい状況にあるということなのでしょう。
私は思います、先達が築いてきた社会福祉法人の社会的使命を、今一度、確認すべき時が来ているのではないでしょうか。
社会福祉法人が競争に明け暮れて、守りに入っている時ではないのですよ!

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