驚きのサプライズですね。シャープの大株主に台湾の会社がなるなんて、それほどまでにシャープが追い詰められていたのは事実ですがしかし台湾の会社に増資を引き受けてもらうなんて。全般株価が戻り歩調なのにシャープだけが32年ぶりの安値、その要因はなんと言っても液晶テレビの値崩れ、作れば作るほど赤字になります。ソニーも液晶テレビ一台作ると3000円の赤字だそうで日立などすでに国内での液晶テレビの製作をやめてしまうことを表明しています。あの亀山工場は巨額の償却減損処理に今や会社の傾く要因になっています。しかし液晶や太陽光発電パネルの世界でのリーディングカンパニーがまさか台湾の軍門にくだるとは悲しいですね。しかし台湾の会社はiPhone、ｉＰａｄの主要製作会社です、新型ｉＰａｄの液晶パネルからシャープが外されたようなのでここはこの台湾の会社にすがるしかなかったのかもしれません。パイオニア、ビクターなどもそうですがアジアにおける優良ブランドが今やこのような事態になるとは技術の進歩は、いや革新は勝ち組負け組の勢力図を一気に変えてしまいます。本当にこの先何が起こるかわかりません、カオスですね。