ブラウス大好き ヨークシャー犬大好きな女の子の独り言

女の子はかわいい白いブラウスにミニスカートがいい

パナソニックの株価が30年前の値段まで急落

2011年12月20日 | Weblog
天国の松下幸之助は何を思うのでしょうか、パナソニック(松下電器)の凋落に歯止めがかかりません。株価はついに30年前の水準まで下がりました。噂では1兆円の赤字計上とのこと、会計上のことで会社自身それほど毀損するものではありませんがインパクトのある金額で株価にはストレートに反応してしまいました。国会でも共産党議員からパナソニックのリストラの人数のすごさを示され政府の雇用対策の甘さを指摘されていました。松下電器時代には決してリストラしたことはありませんでしたが、さすが時代の変遷には逆らうことができません。日本を代表する輸出大企業の一つですので今後の動静に注意したいです。ソニー、パナともに社長はクビでしょうが、ここまで円高ですと同情をしてしまいます、企業努力ではもう追いつきません、ビジネスモデルそのものの変更を余儀なくされるでしょう。パナの経営陣はあらゆる電気製品で自社ブランドの製品を市場に投入しブランドイメージを高め、できるだけ多くの製品の高シェアーをとる戦略にでました、それはそれで白物家電から美容、ハイテク製品に至るまでデパート的な電機メーカーになりましたが、これはもちろん損益分岐点を上げることになりました。そこに円高が襲いかかり経営陣は損益分岐点を下げることに奔走することになったようですね。これは一歩間違えれば社内統治がうまくいかなくなる危険性をはらんでいます。ソニーに比べても株価の下げがきつくなっているのは市場がその辺を読み取ってしまっているからだと思います。サムスンも液晶は赤字です。今や家電メーカーは消耗戦になり終わりなきチキンレース状態です。今後の日本の産業が心配です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする