剛柔流空手道志道館

日本剛柔流空手道連盟横山会、
志道館館長の日々感じた事を
記して行きます。

2月10日 太極拳の話

2011年02月10日 01時02分08秒 | 日記
太極拳は皆さんが知ってる通り、ゆっくりした動作ですが、武術です。

ゆっくりやるのにも訳は有るのです。

身体の動きをゆっくりやる事により、体重の移動、関節の向きとか、重心の位置とか正確にしなければいけません。

早くやるとごまかしも出来ますので、力の出し方が違ってきます。

正確にやれば、誰でも大きな力は出せます。

そして意識の使い方で気の流れを良くします。

私もこの時期小学校の体育館は寒いのですが、太極拳をやると身体が暖かく成り、手も暖かいですよ。

それは気を回す事により、血行が良く成り暖かく成る訳です。結構な話でしょ

太極拳は気配りの体操(運動)とも言えるでしょう。

動く事に時間が有りますから、身体の隅々まで気を配り動きます。

これが空手の様に早く動くと、時間が少ないので気配りが行き届きません。

バランスを崩し易いですね、このバランスが非常に大事なんです。

空手も動きをゆっくりとして、正確にバランス良くやると、力の出し方が良く分かる様に成ると思います。


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2 コメント

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動作 (ギャラン)
2011-02-10 10:46:40
ゆっくりとした 動きはとても難しいですよね

僕も 太極拳は小架式を師匠から教わりました
いろいろな意味で 役に立ちますよね

拳法は動きも大切ですが気の流れや配分も大事にしますよね

一つ一つの動作 流れに気を使いますね
覚えるまで ゆっくりとした動作で確認します

すべての行為に力が入っていてもだめだし 抜きすぎてもだめ メリハリのある動きが要求されますね

いろんなことに応用できるのではないでしょうか?

 
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ようこそ、ギャランさん (館長)
2011-02-10 17:13:28
ギャランさんならこれが分かりますよね。

力の入れ方で、抜いてと言うと不抜けに成ってしまうので、最近では緩めるとか、リラックスと言う言葉を使う様にしています。

いつでも力をマックスに出来る様に、緩めると言っています。

具体的には書かなかったのですが、ギャランさんの様に、分かってくれると嬉しいです。
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