72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

遅い入梅。

2007-06-14 21:29:41 | Weblog
今日朝から小雨が降りだした、入梅宣言が出たが、本のお湿り程度の雨、明日は曇りの予報、ほんとに梅雨にはいったのか、梅雨特有の蒸し暑さがなく小雨が降ったでけで気温がぐっと下がり爽やかな1日でした、雨量が少ない影響が真竹のタケノコが発生が少なく、小さなタケノコがちらほら、遅い入梅が竹林にも影響している,今年の夏は雨量が少なく旱魃の様相を呈している、4月にコブシの花が山一面に咲き、コブシの花が沢山咲く年は雨量が少なく旱魃になると言はれているが、先人の言い伝えが当たっているようだ、水稲は水が充分に駆け引き出来る所は今年は豊作になるだろう。又涌き水や小さな貯め池では旱魃にあいそうだ。

キクイモの生育。

2007-06-13 23:21:30 | Weblog
キクイモの草丈が1.5mぐらいに成長してきた、このまま成長させれば2.5mぐらいに伸びてきそうだ、秋に台風を受ければ地際から倒伏して枯死し芋が成長しなくなる、それほど茎の付け根が弱く直ぐ下はキクイモが鈴なりについている、長く茎を成長さすのを防ぐためこの時期に高さ調整をして倒伏防止する、薯は葉の付け根から脇芽をだし又伸びてくる目安は茎の長さを1m以上に伸ばさない様に刈りとって調整する、脇芽も1.5mぐらいになれば最初にきった1mの高さにきり揃える、このような作業を2―3回繰り返し行なえば秋に倒伏せず、沢山の薯の収穫が期待出来る。

小梅の収穫。

2007-06-12 21:49:38 | Weblog
小梅の実が熟して黄色くなって落下し出した。今年は暖冬の影響か沢山の実をつけている、実もよく充実して小梅にしては大きくなっている、近年にない豊作で沢山収穫出来た、又晩生の白加賀種はまだ熟していないので収穫は今月の終わり頃になりそうだ、梅酒漬けやら梅干、べっこう煮等色々作ってももてあますぐらいの大豊作です、雨が少なくお天気続きで病虫害に侵されることなく、受粉が上手く行き自然落下がなく殆ど成熟している。私が作り出してこんなに沢山梅を収穫出来るのは今まで経験した事がない。

牛蒡の間引き。

2007-06-10 22:56:15 | Weblog
2月に播種している牛蒡が直径2cm,長さが30cmぐらいに大きくなってきているが雨が少なかったために水不足で葉が巻き出していた。1昨日の雷雨で葉が生き生きしてきた今までは間引きをするにも土が乾燥していて牛蒡が抜けなかった、雨が振り土が湿った状況では牛蒡の間引きが楽に抜けるので間引作業をした、まだ小さい若い牛蒡は皮のまま炊いても柔らかくて美味しく新鮮味があつて食欲を増した。

2夜雷雨が恵の雨。

2007-06-08 23:02:12 | Weblog
昨夜は20時頃雷がなりが鳴り、氷〔直径5mm〕を伴った雨が降ったが、20分で雨が止んだ、ほんのお湿り程度だが畑の作物には充分ではないが干天に慈雨だった。今日は20時30分頃から激しい雷雨になり、1時間振り続いて川にも水の流れが増してきている、田植が終わって,水不足が続き完前に日上がって田んぼに亀裂が入ってきている、今夜の雨で水不足が解消、当分は水の心配が解消されそうだ、昨日までは水の取り合いで隣人と険悪な状況が雨により少しは流される、今年は大寒に雪や降雨がなく、その後も晴天続きでたまに雨が降ってもまとまった雨がなく、山に保水量がないため出水がなく田植がやっと出来て、植え田に水を養うほど水がなかった、一昔前ならで翌日は雨休みのふれが出て農作業を休み祝っていた、時代の流れか今では、こんな風流な行事が無くなっている。過当競争時代今では考えられないし、そんな余裕もない現況だ。

丹波黒の播種。

2007-06-06 23:42:08 | Weblog
2日先には天気が崩れて雨の予報に転作田を耕運整地して黒大豆の播種をした。基肥に化成肥料(N10、P10、K10、苦土入り)を作溝に施肥し株間40cmに丹波黒大豆を2粒ずつ播種し覆土、畝間は90cmと広く取った、管理機での中耕、畝立て出来る間隔にしてある。黒大豆は開花後かなりの水分がないと実が入らない、昔は田んぼの畦に田植後植えていたので水は充分に田んぼから取れていたので、不作の年がなかったが、今は田んぼを圃場整備して畦を作らないので畦豆は植えられないので豆が必要とする水の駆け引きをしないと増収できない。

所得税、住民税がH19年度から大幅に。

2007-06-05 23:59:24 | Weblog
国から地方に税制移譲されH19ねんどから、所得税、住民税で定率減税の廃止で、税率構造の変更により低所得者に大きな負担がになる、所得税では195万円以下の低所得者に新たに5%の所得税が課せられる。住民税では200万円以下の課税所得金額が5%から一律10%に増税される。都道府県民税では700万円以下が2%から一律4%に増税。市長民税も200万円以下の課税所得金額が3%から一律6%に増税になる。又景気対策の為に設けられた軽減借置が経済状況の改善で定率減税が廃止になります。又老年者非課税借置が〔市民税で〕H18年度に1000円がH19年度には2000円にH20年度には3000円に増額。〔県民税で〕H18年度に300円からH19年度は600円にH20年度より1000円に増額される。(三位一体の改革〕とは税制移乗が目的ではなく弱者に対しての増税を課す目的で改革の名のもとに隠されているのが本音で為政治家の失政のつけを改革の隠れ蓑にしている。

田植がやっと終わる。

2007-06-04 22:51:23 | Weblog
共同の田植が今日やっと植え終わり、一段落ついた。今日1.2Ha晩生種のヒノヒカリを植え付けた、田植が終われば除草剤の散布、追肥の施肥、草刈とまだまだ多忙な毎日が続く、天気が良い時に作業を終わらせておかないと梅雨に入れば、田んぼの水の調整だけ今年は梅雨が少し遅くになりそうだ。

サツマイモの植えつけ。

2007-06-03 23:04:51 | Weblog
温床で種芋をふせて芋ずるが伸びるのを待っていた、今年は夜間の温度が低くてつるがなかなか伸びなかった、鳴戸金時糖度が高くて美味しい、サツマイモは酸性の土壌を好むのでクド石灰は必要なし、連作しても良く、砂地が適している、暑さや乾燥に強く病害虫も発生せず作りやすい作物ですが、猪対策をしなくてはいけない、薯が親指大ぐらいに育った頃に何時も餌食にされる、7月の中旬頃には田んぼの稲も穂が出ていず、山にも食べ物が不足の時期が畑のサツマイモが狙われる。今日つる薯の植付けをした。7―8枚の葉をつけたツルを葉っぱがやどれないように出し、水平に植え付けた。

ホタルの観測。

2007-06-02 23:06:42 | Weblog
今夜ホタルの発生状況を観て回った、昨年は殆ど発生せず今年もホタルの発生が期待できないと思っていたが意外にホタルが飛び交っていた、2km区間で100匹ほど確認出来た。これから日を増す毎にもっと発生すると期待している、町内の人口が年々減少してきているが、住む人が少なくなれば自然と河川の汚染が減ってくる、清流を好むホタルには逆に住み良い環境が保たれて早い回復が出来たと思う。ホタルの里として今後も環境整備して町作りに頑張りたい。