72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

どうなるWTO農業交渉。

2007-05-12 23:25:11 | Weblog
WTOド-ハ―・ランドの議長が貿易自由化の例外扱いとする重要品目を1―5%にとどめる内容の議長提案を加盟国に示している、わが国にとって、米、畜産等の基幹作目を守りきれない厳しい内容である、わが国では関税分類表に基ずく重要品目は1326ありこれまでの主張は10-15%で133-200品目を自由化の対象外と主張していた、議長案が採用されればわが国の重要品目は13―66品目に成り、米で17品目、小麦で20品目、乳製品で47品目、砂糖で56品目、澱粉で8品目これらの農産物で5%を上まってしまう、この外雑穀、大麦、コンニャクイモ、豚肉、牛肉、などが低関税枠の拡大で農家経済を破壊してしまう、松岡農相の力量に期待したいが?いずれにしても7月の終り頃には農家の存亡が示される事だろう。