閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

最近気になる口の軽さ

2018-03-22 07:38:12 | 閃き
最近、口が軽すぎるのでは?と思いたくなる発言を耳にする事が多くなってきた

発言の自由はあるのだが、本当にこれで良いのだろうか

日本人は兎角、ハッキリものを言わないと世界中から言われてはきたが、それは日本人の他人に対する思いやり、いわば忖度なのである

個々の人間としてもいちいち細かいところまでを言わずとも、言われている事を察する事ができる素養を身につけることが基本であった

従って、誰もが言われて気付くのではなく、言われる前に気付くことができる人間に成長するように務めてきたのである

それが、いつの間にか言われるまで気付かない、言われないから判らない、ハッキリ言わなければならないようになってしまった


国会議員も憶測での発言が多くなってきている

この背景にはメディアの発言の仕方の変化がある

ニュースで偏向報道がされる辺りから、芸能人の言いたい放題が目立つようになってきている

毒舌は今に始まったことではないが、世間から少し遠ざけられた位置であったのが、バラエティ番組でメインパーソナリティーを勤めるなど、過激なほどの意見が喜ばれるようになってきた

この様な内容の酷い番組は、民衆から遠ざけられるべきであるのだが、老若男女こぞって観る内に洗脳されてしまう


一部の過激な発言を伴う外宣活動は古くからあったのだが、今や国会議員まで平気な顔をして行っている様は、本当に恥ずかしいと思う

国会での質疑を観ていても、証人喚問ですら緊張感が無くなってきている気がしている

一言の失言で大臣どころか議員まで辞職した人も数多くいるが、今は国会内も何でもありな感じがしている

この様子を観た者が行為を真似ていったとしたら如何であろうか?


おまえの母ちゃんでべそ、は議論に負けた者の発言である

言い負かされないように学び、調べて逃がさない様にする質疑を期待したい
コメント
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