「来年」を失わないために。

……来年があるってことは、ものすごく幸せなことやねんで。

七夕がいやな思い出の日になったのは

2005年07月07日 | ノーモア2004年
今日は7月7日です。

昨年の7月7日、こんなことがありました。

6月13日からわずか3週間。
これほど重大なことを承認するのにわずか3週間です。

あのまま進んでいけば、結局、「もうひとつの合併」も実現したんでしょうね。


今年、2リーグ12球団は維持されています。
消えたチームがあり、新しく誕生したチームがあります。



「2リーグ12球団が残ってよかったね、交流戦も実現できて良かったね、ファンや選手会が戦ってこの結果を引き出せたことは、勝利したといっていいよね」

って、安心している人もたくさんいるのではないでしょうか?


来年の交流戦の試合数とか、セもプレーオフを導入しようとか、
目先のイベントを工夫するだけが「改革」ですか?
ファンは飽きるもの、飽きられないように工夫する、それが「改革」ですか?

野球って、そんな浅くてつまらないスポーツなんですか?
違うでしょ。

野球離れしていくファンはイベントに退屈して離れていくわけじゃないと思うんですよ。
野球が好きなファンこそ嫌気がさすような構造だから、離れていくんでしょ。
それをどうにかしようとしなくて何が「改革」なんでしょうか。

ドラフト改革の案もあるみたいですが、「自由獲得枠を最低一つは残す」のは今年の最低条件のような雰囲気です。
そりゃ、今年の自由獲得枠が撤廃されたら、裏金を積んで獲ることが確定している選手を逃すことになりますから裏金出し損ですからね。
金を積んだ分はちゃんと回収しなければいけないんです。

そんな連中に、何を「改革」できるっていうんでしょうか。

去年、どうしてあんなことが起こったのか。
何故、球場が常に満員でも赤字で経営が立ち行かなくなるのか。

そんな根本的な部分には目を向けず手をつけず。
経営が立ち行かないのは野球人気が低下して客が減っているせいだ、ではファンサービスをしよう、タレントを呼ぼう、ペナントでのイベントを変えよう・・・・・・

ファンをばかにするのもいいかげんにしてもらいたい。


あれから、カープとオリックスの合併話は噂の域を出ないまま続報はない。
でも、それが「カープとオリックス」でなくても「スワローズとベイスターズ」でなくても、
隙あらばそれを目論もうとする魑魅魍魎は去っていないのです。




あなたは、自分の愛する球団を消滅させられるという決定が、こんなに楽しそうになされていたとしたら

────どうしますか?

※上記リンク先:なにわっち's Weblog