「大阪ドーム」が私のホームではなくなってまる1年以上経過して、2年目に入りました。
今年の大阪ドームの「鷲ファンとしての私」にとってのゲームは(今年は1カードしかない為)3試合だけで終わりました。
ふと、青いレフト側の通路やトイレや看板に慣れてしまっている自分に気付きます。
レフトから眺めるグラウンドの風景にもすっかり慣れてしまいました。
Bsの応援団は、今年も試合開始前の1-9で自軍の選手の前に現在鷲にいる元近鉄の選手の「近鉄時代のHM」をやっていました。
去年はあれほど聞く度に鉛でも飲まされているような重い気持ちにさせられたのに、今年はちょっと皮肉に笑ってスルーすることが出来るようになりました。タオルマフラーのチャンステーマにしてもそう。
ただ、でてくる感慨といえば───
「山村が投げていてブランボーでタオルマフラーをやるような人たちに、礒部や吉岡やケンシたちのHMなど我が物顔でやられたくない」
ということくらいです。
元Buファンじゃない現在のオリファンの人たちはあの1-9前の鷲選手のHMをどのように感じているんでしょう?むしろそれが知りたい。
タオルマフラー踊り用のタオルは球団のグッズとしてちゃあんと販売され、応援ガイドにもちゃあんと振り付けが掲載されている。どうやら応援団と球団はちゃんと和解しているようです。合併を受け入れたと言われても仕方ないと思います。
では彼らが礒部たちのHMをやるのは何故?
「元Buファンでイーグルスへ流れた人たちに対するいやがらせ」
くらいの意味しか感じません。
礒部たちのHMをあちらの応援団が演奏している間、何も知らないリプシーがそれに合わせて踊っていました。
彼女はあれが元Buの、現在は鷲の選手のHMとは知らないのでしょう。皮肉な光景に写りました。
去年は、レフト外野下段席の通路には
「ここはビジター応援席です。ホームチームの応援の方はご遠慮願います」
という張り紙がありました。警備員による拡声器でのアナウンスも度々ありました。
ビジター席でのトラブル防止という名目で、Buのユニを着ている人がそれを脱がされる人がいるということもありました。
今年は、あの張り紙も無くなっています。
Buユニの人も何も言われなくなりました。
それどころか、Bsユニを着た集団がレフト下段の真ん中近くに堂々と座っていても、誰もなんの注意も与えません。
Buユニを着てる人がどれだけいても何の不快も感じませんが、Bsユニの連中に座られるとやはり不快です。客が入るならビジターの客が不快な思いをすることなどもうおかまいなし。
最初からやってなくて「そんなもの」だったのならここまで言いませんが、「トラブル防止の為に元々やっていたはずのホームとビジターの棲み分け」を、この球場とこの球団は放棄したのです。
去年のあれは何だったんでしょうか?
すっかりイーグルスファンとなった私。礒部や吉岡や高須や藤井にも新しいイーグルスのHMが出来て、それにも馴染みました。
こうして月日が過ぎていくごとに、Buの存在は遠い思い出になっていくんでしょうか。
私の中ですら、合併は「風化」していくんでしょうか。
でも、私はやっぱり大阪ドームのライトスタンドには足を踏み入れることが出来ません。まるで結界でもあるように。
SMAP×SMAPに清原とノリが出演していたのを見てしまいました。
ノリが、「キャンプで宮内オーナーが来た時に若いのが一発芸とかやるんですよー。めっちゃオモロイですよー」などと楽しげに話しているのを見て、吐きそうになりました。
清原はいいです。宮内に何の恨みもないでしょうから。
でもノリがそうやって宮内の前でご機嫌取りをする若い選手たちの話を楽しそうにするのが心底許せなかった。
もう、悲しいとか悔しいとか腹が立つとかいう具体的な言葉で表現できない感覚でした。とにかく吐き気がした。
そして、その時あらためて確認したのです。
やっぱり、何年経っても、どれほどイーグルスファンとしてのめりこんでいっても、その1点だけは絶対に譲れないのだということ。
「オリックス」という会社が何を奪っていったのか。何を踏みにじってくれたのか。そして今も踏みにじりつづけているのか。それは絶対に忘れることは出来ないのだということ。
オリックス・バファローズ側に座って応援するくらいなら、30年来アンチを続けたジャイアンツ側に座る方がまだいい。
むしろその感覚は去年より強くなっている気がします。
多分ね、友達とかに手を引っ張られて無理やりあっちに連れていかれそうになったら、泣いて抵抗すると思う。多分本気で泣くと思う。
わだかまりなく大阪ドームのライトに行けるようになった時、私の中で合併は「風化」したんだと思ったこの3日間だったのでした。
ごめん。
あんな騒動があったのに、いや、あれがあったからこそ、
12球団皆仲間、等しくリスペクトし合いましょう───なんて奇麗事を私が言ってはいけないのだということを痛感しています。
どうしても、何があっても、何をやっても、選手に罪はないとどんなに胸に言い聞かせても、絶対に愛せない、認められない球団がひとつだけあるのです。
今年の大阪ドームの「鷲ファンとしての私」にとってのゲームは(今年は1カードしかない為)3試合だけで終わりました。
ふと、青いレフト側の通路やトイレや看板に慣れてしまっている自分に気付きます。
レフトから眺めるグラウンドの風景にもすっかり慣れてしまいました。
Bsの応援団は、今年も試合開始前の1-9で自軍の選手の前に現在鷲にいる元近鉄の選手の「近鉄時代のHM」をやっていました。
去年はあれほど聞く度に鉛でも飲まされているような重い気持ちにさせられたのに、今年はちょっと皮肉に笑ってスルーすることが出来るようになりました。タオルマフラーのチャンステーマにしてもそう。
ただ、でてくる感慨といえば───
「山村が投げていてブランボーでタオルマフラーをやるような人たちに、礒部や吉岡やケンシたちのHMなど我が物顔でやられたくない」
ということくらいです。
元Buファンじゃない現在のオリファンの人たちはあの1-9前の鷲選手のHMをどのように感じているんでしょう?むしろそれが知りたい。
タオルマフラー踊り用のタオルは球団のグッズとしてちゃあんと販売され、応援ガイドにもちゃあんと振り付けが掲載されている。どうやら応援団と球団はちゃんと和解しているようです。合併を受け入れたと言われても仕方ないと思います。
では彼らが礒部たちのHMをやるのは何故?
「元Buファンでイーグルスへ流れた人たちに対するいやがらせ」
くらいの意味しか感じません。
礒部たちのHMをあちらの応援団が演奏している間、何も知らないリプシーがそれに合わせて踊っていました。
彼女はあれが元Buの、現在は鷲の選手のHMとは知らないのでしょう。皮肉な光景に写りました。
去年は、レフト外野下段席の通路には
「ここはビジター応援席です。ホームチームの応援の方はご遠慮願います」
という張り紙がありました。警備員による拡声器でのアナウンスも度々ありました。
ビジター席でのトラブル防止という名目で、Buのユニを着ている人がそれを脱がされる人がいるということもありました。
今年は、あの張り紙も無くなっています。
Buユニの人も何も言われなくなりました。
それどころか、Bsユニを着た集団がレフト下段の真ん中近くに堂々と座っていても、誰もなんの注意も与えません。
Buユニを着てる人がどれだけいても何の不快も感じませんが、Bsユニの連中に座られるとやはり不快です。客が入るならビジターの客が不快な思いをすることなどもうおかまいなし。
最初からやってなくて「そんなもの」だったのならここまで言いませんが、「トラブル防止の為に元々やっていたはずのホームとビジターの棲み分け」を、この球場とこの球団は放棄したのです。
去年のあれは何だったんでしょうか?
すっかりイーグルスファンとなった私。礒部や吉岡や高須や藤井にも新しいイーグルスのHMが出来て、それにも馴染みました。
こうして月日が過ぎていくごとに、Buの存在は遠い思い出になっていくんでしょうか。
私の中ですら、合併は「風化」していくんでしょうか。
でも、私はやっぱり大阪ドームのライトスタンドには足を踏み入れることが出来ません。まるで結界でもあるように。
SMAP×SMAPに清原とノリが出演していたのを見てしまいました。
ノリが、「キャンプで宮内オーナーが来た時に若いのが一発芸とかやるんですよー。めっちゃオモロイですよー」などと楽しげに話しているのを見て、吐きそうになりました。
清原はいいです。宮内に何の恨みもないでしょうから。
でもノリがそうやって宮内の前でご機嫌取りをする若い選手たちの話を楽しそうにするのが心底許せなかった。
もう、悲しいとか悔しいとか腹が立つとかいう具体的な言葉で表現できない感覚でした。とにかく吐き気がした。
そして、その時あらためて確認したのです。
やっぱり、何年経っても、どれほどイーグルスファンとしてのめりこんでいっても、その1点だけは絶対に譲れないのだということ。
「オリックス」という会社が何を奪っていったのか。何を踏みにじってくれたのか。そして今も踏みにじりつづけているのか。それは絶対に忘れることは出来ないのだということ。
オリックス・バファローズ側に座って応援するくらいなら、30年来アンチを続けたジャイアンツ側に座る方がまだいい。
むしろその感覚は去年より強くなっている気がします。
多分ね、友達とかに手を引っ張られて無理やりあっちに連れていかれそうになったら、泣いて抵抗すると思う。多分本気で泣くと思う。
わだかまりなく大阪ドームのライトに行けるようになった時、私の中で合併は「風化」したんだと思ったこの3日間だったのでした。
ごめん。
あんな騒動があったのに、いや、あれがあったからこそ、
12球団皆仲間、等しくリスペクトし合いましょう───なんて奇麗事を私が言ってはいけないのだということを痛感しています。
どうしても、何があっても、何をやっても、選手に罪はないとどんなに胸に言い聞かせても、絶対に愛せない、認められない球団がひとつだけあるのです。
飯食いながら、2年前までは何とも思わなかったラッパの音色が今はただの雑音になっていると気付き、合併球団に立ち向かうパウエルを無意識のうちに応援していて、試合が終わってノリが画面に映ると同時に「ざまあみろ」と吐き捨ててしまう自分がいたりしました。
タバコやめたときのように、息止めて1ヶ月くらい頑張ると、野球もやめられそうな気がする今日この頃です。
私は今でも「どこのファン?」と聞かれたら
「近鉄!」と答える、あきらめの悪い者です。
5月4日の試合、私も見ていました。
二度と行かない!と決めていたのに、
大阪ドーム氏が「愛敬さん先発」というまさかの禁じ手(笑)を
使ってきたので、ふらふらと出かけてしまいました。
慣れない3塁側上段内野自由席(オリファンが多かった)で、
なんだか涙がこぼれそうになりました。
タオルマフラー・Buユニのファンが敵のチームを応援するなんて…。
9回のピンチだって、あんなに盛り上がること自体悔しかったりして…。
試合前の応援団の応援もしかり。とてもつらかったです。
私はイーグルスファンになることもできず、
応援していた元Bu選手たちをのんびりと応援するだけです。
課題だらけのイーグルスをどうにかしようとしないプロ野球界には
不安というよりも絶望感を抱き続けています。
(決してイーグルス批判ではないんですよ!)
解決策にも何にもならないけど、せめて交流戦だけでも
イーグルスがオリより上だといいな♪なんて思う今日この頃です。
長々とすみません。
書くのに困ってしまう。
確かにオリックスという会社は大嫌い。
大阪施設はもっと嫌い(両者ともに天誅が下るものと思ってます)
中村に関してはデットボールでも
「アメリカで演技を身につけたんか。どこまで性根がくさっとんやこいつは」
と思ってしまう始末。
しかし何故だろう。
大好きだった北川や真宏のHMが流れるとついつい(心の中で、時には口ずさんで)歌ってしまう。
大阪施設なんか、オリックスなんか大嫌いなのに。
そんな中で、「俺はやはり大阪近鉄が好きだったんだ」
と確認させられる。
忘れ去れないものがあるんだなぁ、と思った先週の週末in大阪ドーム。
これうちのブログに上げますわ。ここにも残しますけど。
「風化」させてもいいと思いますよ、本気でEを応援するなら。
結局EファンとBsファンが存在して、
そのどちらのチームにも「Bu」は存在してないですから。
私自身は「風化」イコール我々ファンの負け。とは一生認めませんが。
無責任な言い方ですが
せめて2004年に苦しい思いをした人が一人でも多く楽になればいいのに…
近鉄ファンも100人いれば考え方は100通り。もう全プロ野球ファンがひとつになるなんてこともありえないし、ぼくなんかライトスタンドに座っているファンですら許せないと思うときもあるし、誰とは言いませんがリスペクトできない選手もいるし。
嫌いなものは「嫌い」。許せないものは「許せない」。気持ち悪いものは「気持ち悪い」。それでいいんだと思います。
みなさまのコメントにそれぞれお返事をしようとしながら考え込んでしまうことも多く、思うようにお返事できずにいます。
ただ、それぞれの思いをコメントして頂いたことに対しては本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。
落ち着いたら(いつだ)個レスもしていきたいと思っておりますのでご容赦下さい。
>ネタを絞って礒部達のHMについて
個人的には「Bsの応援団に悪気は無い」と思いたいのですが‥
当然それならば山崎武司や飯田みたいに鷲の応援団に貸してあげたらエエのに、とは思いますが。
(この点については、末端の一ファンの私ですら色々噂を聞いていますし、何より今更‥と言う気もしますが)
何よりも「悪気がない」のは一番タチが悪いのですが‥
う~ん‥どうしても色々考え込んでしまいます。