(-人-) しんろくざっき 

お坊さんランナー「しんろく」の雑記です。ジョギング・米原市近辺の情報・仏事に関する事など思い付いたままに書きます

日々、伊吹山ウォッチングをしています。

https://twitter.com/shin_roku

ようやく空いた時間

2010年12月30日 16時00分42秒 | 雑記
で、文章を殴り書いてるわけですが

もう12月中ごろからずっと、休みなし。
職場は年末進行で、店の大掃除、初売り準備、冬休みで観光客も押し寄せる、仕事納めの昨日など一日売り上げ記録の更新&最終片付け。
事務的には本来の仕事である利用者支援計画書(5人分)を、年末までに見直しと再作成、提出もあって何が何だかわからない状態
先々週土曜日は仕事、日曜は子供の言語療法通い。一息つけると思ってた、先週土日には突如門徒の方が亡くなり葬式が入る。そして今日も門徒の方がなくなられ枕経~通夜~明日告別式。2週続けてお葬式なんて、父の記憶にも無いらしい。深夜には、除夜の鐘も…
さらに寒くて体調もよろしくない、1本500円や1000円する栄養ドリンクを、リポD感覚で連日飲用…とエマージェンシーな師走


越前海岸

2010年12月12日 21時51分05秒 | なんでもインプレ
さかな街、越前温泉、民宿食。
敦賀、越前方面へと出かけるとなると決まってこのコンビネーション

さかな街は、到着したのが日曜の昼過ぎとあって、大混雑。車も中々止められず。ちりめんジャコふりかけと、菓子土産を買って、早々に退散する。
温泉は河野シーサイド温泉「ゆうばえ」へ、食塩泉なので、子供たちも「あったかい海だ~」と大喜び

食事は、ここ数年ずっと通っている 民宿与利喜(よりき)さん

赤い看板が目印。「漁師の大将がこだわって本当にいいものしか出さない」という地元の口コミを得て、初訪店以来ずっとここ。

ブランド地蟹「越前ガニ」のコース料理もあります。
ボーナスも出たばっかりですが、ぐっと抑えて5000円コース料理をいただきました。
それでも、ボイル、焼き、鍋と松葉ガニ(越前ではない)を計1匹分以上は食べられます。
更に

超新鮮!イシダイの刺身。淡白でぷりぷり。まさに海からの贈り物


焼蟹。焼ける匂、塩味と甘味のハーモニー、たまりません

最後はカニ鍋→雑炊と、はずせない流れで、満腹満足。
こういう時、家に帰るの面倒くさくなりますね。

ノルウェイの森、封切

2010年12月12日 01時32分38秒 | 雑記
映画は、大概DVDレンタルで済ませてしまう性質で、映画館まで行くなんてことは、そうそう無く。前回は是枝裕和監督の「空気人形」。その前って、三木聡監督のどれだっけ…
(日が変わってますが)今日は1日用事で予定が埋まり、夜も門徒さん宅でのお取越し(仏事)。それが終わったのが19:50

21:00の上映開始の間に合う!
封切日にこんなにまでして行きたくなるとは
ほんと「よくぞ映像化してくださった」


独り「ノルウェイの森」レイトショーへ
家族よ、やくざな父親を許しておくれ


当然、小説は何年も前に何度も読んでて映画の前に読み直そうかとも思ったけども、変にイメージを固めて行くのもアレなんで、とは言っても多感な時期に強烈な印象を受けた物語だけにある種固定化されたイメージはもってるわけなんですが、で実際は単に読み直す暇がなかったというわけで来客10人ほど、閑散としたシアターでじっくりスクリーンに向かう

各キャラクターは、私が持っていたイメージとの差異は多かれ少なかれ感じました。が、見ていくうちに順化。
あ、永沢さんだけはばっちりイメージ通り
緑役の水原希子がとてもキュート。自然だけど安定感のある松山ケンイチ。怪演菊池凜子。またシーンに出て来る道具の数々、鍋とか、子供のころ家に合ったようなデザインのものが出てたりして、よくぞこんなに集めたなと
小説で感じたような人と人のつながりの弱さとか、ワタナベが醸し出す重苦しさとか、でてて雰囲気のある映画だったと思います


次はどなたか「羊をめぐる冒険」を映像化してくださいませんか

春日井弾薬庫一周平和マラソン

2010年12月06日 23時13分31秒 | ランニング

春日井弾薬庫一周平和マラソン。スタート前の合掌


お坊さんの姿で走る理由は
仏教というと、法事や葬式の儀式の部分と、観光資源としてしか注目されないが。仏法は何も死んでからのことではなく、生に密接に関係あるもの。死んだ人をどうするかでなく、今生きている自分がどうなのだ?と、問うていくものなんだ!というメッセージの発信。昨年の余呉湖ハーフ、彦根シティに続き、1年空いての3度目、祖父が着ていたという略式の装束に身を包み、妻の親元でもある、春日井市の大会へ

戦争反対と真宗との結びつきを経典を紐解くと、仏説無量寿経にうってつけの一文が

【原文】
佛所遊履 国邑丘聚 靡不蒙化 天下和順 日月清明 
風雨以時 災不起 国豊民安 兵戈無用
【読み】
ぶつしょゆうり、こくおうくじゅう、みふむけ、てんげわじゅん、にちがつしょうみょう
ふうういじ、さいれいふき、こくぶみんあん、ひょうがむよう
【書き下し】
佛の遊履したもう所の国邑丘聚、化を蒙らざるはなし。天下和順し日月清明にして
風雨時をもってし災起こらず。国豊かに民安し。兵戈用いることなし。
【意訳】
仏教の教えが広まっていくところには、国は豊かになり、人々も安心して暮らし、「武器をとって争うこともなくなる。」
人は人間らしさを回復し、礼儀正しく互いに思いやる社会ができあがるでしょう。                  


正直きつい大会でした。
なんといっても装束重い。大半が坂の上り下りで、コースきつい。
飄々と走って行かれる帰山人さん、ちんきーさん。ペースはやい

地下道もコースの一部に


途中で、転倒した他の参加者を助けるために、救急車の手配をしたり、写真の撮りのために足を止めたりしながらも平均時速10km以上でゴール1:34。足止めてなかったらもっと更新できたかも

フィニッシュ後、一緒に参加した帰山人さん、ちんきーさんと記念撮影
ゆるかったとおっしゃられる二人に感服です

(写真 妻父上)