8/14
朝7時からのかっとび試走
早朝の涼しい時間スタートではゲネプロにならないなと思いつつ、本番を想定した装備で、スタート地点より足を進める。林道区間は涼しくなんとかジョグペースを保って1合目着。ゲレンデ直登に入ると、7時半過ぎだというのに強烈な太陽光線を浴び、早くも大汗が噴き出す。
夜間登山を終え下りてきた人が、必死で登る登山客に
「今の時間から登るなんて大変だよー。日を遮る木とかないし、夜登ったけど快適だったよー、ご来光も見れたしねー、この時期は夜間だよー」
などと、モチベーションを下げる声かけをしているのが追い抜きざまに聞こえてくる、ヤメテクレ
個人的に一番の難所と思っているのが、この1合目からのゲレンデを登りきった所から、いったん下って急登させ、2合半くらいの「徳蔵山と鞠蹴場」の看板が出ている地点までの登りが続くところ
この難所をふらふらになりながら登って行く。
3合目1:05。そして、唐突に曇りだす。天与の曇天である。日光の有無は消耗度が全く変わってくるので、これは大きい、この曇りは下山の7合目までずっと続く。
スタートから休憩らしい休憩は取らず上を目指していく、高度を上げていくごとに涼しくなり、つづら折れの続く歩きやすいところなんかは、スタスタと、とてもいいリズムで登れているなと実感。
8合目1:47! ギリ2時間切りが見える。ちょっと無理して歩を早める。9合目の岩地を抜けて赤土のところでジョグ…ができる!
伊吹山寺の前からは、本番さながらの気迫(だけは)を出していたんではないでしょうか?、ゴールタイム1:59’33
曇天の助けがあったとはいえ、大満足のないようでした。
ご褒美は言わずと知れた「えびすや」さんへ、今日はさっぱりとかき氷で体温を一気に落とす。
しっかり休憩して登山道を下山
下りはMT10の泣き所、今日は赤土のところは乾いていて踏ん張りがきくものの、石の突上げが痛くペースを上げられない。1合半からのゲレンデの下りは、靴紐を結びなおして久々の“かっ下り”。 帰ってからしっかりケアはするけども、明日足どうなっても知らん。でも周りからスゲーという目で見られているに違いない!という錯覚、は悪くない。
1合目から樹林帯の登山道を下るさなか、還暦鉄人と遭遇する、後ろから追いつかれ道を譲ると、向こうから話しかけて来られ、こちらがかっとび伊吹の練習だと言ってもどんな大会かご存知なく、逆に何の練習か尋ねると
「来週モンブランなんです」
つい、雑誌とか出ちゃってる人ですか?ときいたら、「そんなにすごくはないですよ、もう60だしラストチャンスで」
会話の切れたところで「じゃ」と加速するその方。負けじと追いすがろうとするが、あっけなく振り切られ、次に見かけたのは三宮神社でキャップを水で濡らしている姿でした。あの下りの走り。いいもの見れた
ジョイ伊吹までの灼熱のロード、これも伊吹山で散々にくたびれた足でのMT10では泣き所、とぼとぼと、走ってるのか・歩いてるのか微妙な感じで車まで戻る、11時をわずかにすぎたところ車に戻り着く、4時間。午前中に大仕事を終わらせた、午後からは盆のお参りが1件だ!