すごく長くなってしまいました。が終いまで見てください。
真宗大谷派長浜教区では、東日本大震災以後「
米から繋がる未来へ」という取り組みを行っています。今年の11月にも実施の予定で、それに参加させていただくことになりました。その一環で先日、被災地視察に行ってきました。
●9日
朝6時、真宗大谷派長浜別院 「大通寺」に集合
今回参加するのは、長浜教区内の寺族・門徒・教務所職員 計11名
ミニバン2台に分乗し、長浜ICより約10時間、高速道路の人となる。
16時前インター降りる。伊達政宗のお出迎え
仙台駅近くの、真宗大谷派東北別院にはいる
所長さんに現在の教区内の様子などお話しいただき、この日は日程終了
●10日
朝より相馬の大野台仮設住宅にに向け出発、道中交流会用のバーべキューの資材食材を仕入れ、津波被害の大きかった荒浜、閖上を訪れる
がれきはなくなっているが、何もない、地面には膨大な数の建物の基礎だけが残っている。
津波に耐えた木
地域の避難所となり、ニュースで何度も目にした荒浜小学校
当事者の想い
水田の塩抜き(土のいれかえ)が終わり、コメの作付がされている。
沿岸わきの道路では、かさ上げ道路の建設が進む
海岸の防潮堤+このかさ上げ道路で次の津波の時に被害軽減を計っている
閖上に来ました。この山は高さ6mほど、さらに2mを超えて津波はおそってきた。
流された供養塔は寝かされたまま
工事関係のダンプはひっきりなしに往来している。
ガイガーカウンターを渡される、閖上では毎時0.03マイクロシーベルトくらい
国の言う安全基準が毎時0.23マイクロシーベルト以下(年間で1ミリシーベルト)
相馬に向かいます
あちこちで除染作業が行われています。ごく当たり前の風景となっている。ピンクののぼりは除染作業中のしるし
昼間の帰宅が認められた商店街を通るもすべてシャッターが下り見かけた人は除染作業員だけ
金融機関の窓には「お・か・え・り・な・さ・い」の貼紙も
除染土の仮置き場、無数の黒いトン袋が山積みこういったのが何か所かあって、そこに運び込めない物は除染した場所にそのまま置いてあって、仮置き場への移動待ちとなっている。
除染土を運んでいるダンプカーの後ろを走っているとき、ガイガーカウンターの表示が0.6。車外に出たら1はあるでしょうといわれた。そういった場所で除染作業を行っている人たちは?
原町別院に到着、震災当時の様子、境内の除染作業の様子など
救援本部 福島事務所が併設され
食べ物の放射線量を図れる機材を積んだ車両が配備、食の安全確保は深刻な課題
支援米も随時届いています。
小高地区に行きます。
津波の被害を受けた家ががそのまま残っています、中はツバメが巣をかけています
まがったままの電柱
相馬市大野台第7仮設につきました。ここでバーベキューパーティーをして、暮らしている方と交流します。
新参かつ若輩者の私はひたすら焼き役に徹していました。
日が暮れてからはもっと多くの方が参加してくれました。
16~20ノンストップで続きます。片付けの後は、相馬市内のビジネスホテルに泊、この日の日程は終了
●11日
相馬から仙台に戻ります。
午前の限られた時間の中でニッペリアグラウンド仮設住宅を視察
自治会長さんと車座になり被災当時の様子、仮設ができてから今までの推移などお話しいただきました。
11:00出発、再び高速道路の人となる。
天気も良く、奥羽山脈の山々を眺めつつの帰路
21:30に長浜に帰着。
今回の様子は、お世話になった「東日本大震災 現地復興支援センター」の
ブログでも紹介されています。