「かたち」と「はたらき」・・・・・「かたち」とは、「かたち」=「骨」「歪み」であるとお話ししました。
以前にもお話したことがありますが、「骨」、「軟骨」には痛みを感じる神経はありません。もちろんですが、「歪み」にも神経はありません。
いずれまたお話ししたいと思っていますが、「歪み」も私としては、痛みの原因ではなく、結果であると考えています。
さて、「かたち」=「骨」「「軟骨」「歪み」に痛みを感じる神経が存在しないということになると、痛みとはどこからくるのでしょうか?
その原因の1つとして挙げられるのが、「はたらき」です。では、「はたらき」とは・・・・・・・・・・
まずは、ここで、図を見てみましょう♪
たまねぎ、です。(たまねぎに見えるかな?・・・(汗))以前に、たまねぎを少しずつ剝いていく・・・・・というお話をさせていただきました。人間の身体は、筋肉をはじめとして、いろいろな組織が重なり合ってできています。1番表面は皮膚に覆われていて、そこから中は、脂肪組織や筋膜、筋肉、内臓など・・・・・いろいろな組織が奥に奥に重なり合っています。
図に、①~⑤の番号がふってあります。ここでは、特に、筋肉に焦点を合わせてみます。筋肉は、何層にも重なり合っています。
股関節周囲の筋肉、特にお尻側であれば、イメージとして、①大殿筋、②中殿筋、③小殿筋、④梨状筋、⑤深層の外旋筋群・・・・・といった感じでしょうか。お尻の筋肉に関する図も以前載せたことがあります。
この中のどの筋肉がトラブルを起こしているのか・・・・・それは、お話を聞かせていただいたり、身体を動かしてみたり、触れてみたりしないとわかりません。そして、例えば、④の梨状筋の状態を確認するには、その前に①~③の筋肉の状態を確認したり、ほぐしてみないとわからない・・・・・そういう感じです。図はイメージとして、筋肉のみを示しています。
では、「はたらき」とはなんでしょう?次の図を見てみましょう。
筋肉だけではなく、血管をイメージして、加えてみました。
「はたらき」って・・・・・だんだん正体がわかってきましたでしょうか?
つづく
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪