ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ホヤは、まだちょっと、ムリ。

2019-05-22 13:04:19 | Weblog


「好き嫌いなし王に、オレはなる!」by モンキーDシングィー。

実は、僕は、好き嫌いが多いので有名で・・・。昔ね。
ゴールデンウィークに高校時代の友達が遊びにきてくれて、一緒に買い物へ行って、言われた。

「椎茸もピーマンもナスも食べられなかったよね?」

がーん。がびーん。

食べられるし。むしろ、好きだし。好き嫌いとか、ないし。好き嫌いとかあるのって、恥ずかしいし。そういうこと、言わないで欲しいし。忘れて欲しいし。お願いします。忘れてください。

そうなんです。人の記憶に数十年もの間残るほどに、好き嫌いがあったのです。

今は、ほぼほぼありません。なんでも食べます。むしろ、なんでも好きです。なんでも美味しいです。好き嫌いをする人には、ネチネチと文句を言ったりもします。でも、実は・・・ってやつなんです。

椎茸は特に苦手でね。小学校の給食の時からずーっと食べたことがなかった。
今は好き。好んで食べます。買ってでも食べます。一体何が嫌いだったんだろう。

ピーマンなんて、畑で生でポリポリと齧っています。甘くてうめーなぁと呟いたりしています。一体何が嫌いだったんだろう。

ナスなんて、好きな野菜のナンバーワンだといっても過言ではないくらい好きです。もうすぐナスが鈴なりに成る季節です。楽しみです。一体どうして嫌いだったんだろう。

この三つの野菜嫌いを克服したことが、僕の人生において、大きな節目となった。

「嫌いなものを好きになる」

そういう重要事項を、身をもって知ることができたのである。
つまり、最初から、苦手なものなどなくなるというわけ。だって、時間が経てば好きになるかもしれないんだから、最初から好きになればいい。というロジック。結構、これ、簡単だったりする。

「美味しいと言って食べている人がいるのだから、オレにとっても美味しいはずだ」

そう思って食べたりすると、結構美味しく感じられたりするから、不思議だ。不思議なのだ。味覚が美味しい理由を探して見つけ出してくれる。そんな感覚。

人は変わる。舌も変わる。人生は、すごく面白い。

椎茸で何を作るか考えていた。

「キノコペースト!」

椎茸の味をふんだんに楽しめて、日持ちのする料理である。

キノコペーストは、色々なキノコを混ぜて作った方が美味しいような気がするが、あいにく、我が家には、今現在我が家には椎茸しかない。

大量の椎茸を切って、オリーブオイルで炒めて、ちょっと冷まして、フードプロセッサーでウィーンってやって、椎茸ペーストの出来上がり。

「おぉ!椎茸の味しかしない!」

素晴らしい。

椎茸が嫌いな頃の僕が食べたら、おでこを床に十五回くらい叩きつけて、おでこから血を流しながら悶えたかもしれない。・・・椎茸の味しかしない。

次は・・・えっとぉ、何を作るっかな。

椎茸とキクラゲの佃煮を作ろう。

とかね。

6/1は下北沢lownでライブだよ。

ねぇ、こういう椎茸ブログを書いてて、お客さんが来たりするの?それだけがね、ちょっと不安。・・・ちょっとだけね。