goo blog サービス終了のお知らせ 

LIFESTYLE

ゲーム&サッカー中心の気まぐれブログ

J1リーグ2007 第15節

2007年06月18日 19時44分23秒 | Jリーグ2007
[ヴィッセル神戸 1-3 大分トリニータ]
三浦問題に揺れる神戸と、梅崎が復帰し、勢いを取り戻しつつある大分。チーム力どうこうという差はあんまり感じなく、おもしろいカードだなと思ったが、結果は大分の快勝だった。やっぱり、梅崎の力は確かで、前半0分でゴールという偉業をやってみせた高橋も凄い。以前は高松がいないとどうしようもないんじゃないかと思っていたが、代表には無縁でも、実力のある選手はちゃんといるんだなと改めて感じた。神戸は前線の選手の個人力がないと、やっぱりこういうゲームもでちゃうのか。

[川崎フロンターレ 0-0 柏レイソル]
どちらもモチベーションは高かったとはいえ、どちらも1点を取れる執念がなかったのはちょっと残念。Jリーグ全体は本当におもしろくなってきたけど、首位ガンバを捉えるようなチームもでてきてほしいと思った。でも、本当に柏は強くなった。とても復帰1年目のチームとは思えない。川崎がここ最近調子悪いことも考慮しても、0-0で残念ということはそれだけ高みの展望があるわけで、ある意味凄いことかもしれない。で、川崎はやっぱり外国人選手の存在が大きいのか。それとも疲れがあるのか、ここらへんが踏ん張りどころな印象。

[清水エスパルス 1-1 横浜F・マリノス]
本当にチーム力は拮抗しているゲームが多いなと思う今季だけど、このゲームもそんな試合展開になった。清水もマリノスも、優勝争いに絡めそうで絡めない状態だっただけに、この試合の勝ち点1はさぞかし残念だろう。にしても、マリノスの執念というか、地力の強さは、やっぱり凄いな。1人少ない状態で、同点に追いつく。この粘り強さが、黄金時代再来を感じさせそうな気もする。でも、勝てないことには今の混戦から抜けだすことはできないし、チャンス数に比べてスコアが動かなかったことを考えても、得点力はどちらも課題かと。

[鹿島アントラーズ 5-1 サンフレッチェ広島]
序盤にあれだけ苦しんでも、やるときはやる、さすが鹿島。広島も決して得点力がないチームじゃないし、シーソーゲームになるかなと思ったが、鹿島がすべてにおいて上回っていた。広島はウェズレイが不在だということを含めても、この大敗は少しいただけないかな。GK下田だろうよ。でも、やっぱり鹿島の攻撃力がそれだけあったんだろう。マルキーニョスら点を決めれる選手は多いだけに、この勢いを維持してほしい。

[ガンバ大阪 3-1 名古屋グランパス]
序盤好調だった名古屋の巻き返しはもはや絶望的だけど、このゲームは、ガンバが強すぎた、そんな印象。前半はどちらも拮抗している感じだったけど、ベンチの強さの違いはやっぱりでかい。途中から播戸やら家長ら出てきたら、どうしようもないだろ。名古屋はほぼ無意味な交代でズルズルいった感じもするし、層の厚さが一番の武器かもしれないと思った。ただ、マグノがあんまり思わしくないことは、少し懸念材料かも。

[大宮アルディージャ 2-1 アルビレックス新潟]
共に勝利を嘱望する戦いとなり、白熱するだろうなと思っていたが、まさしくその通り。個人的には、新潟の外国人不在はかなりでかいと思ったので大宮が快勝するかと思ったが、新潟もよく戦っていた。最後の集中力というか、執念で大宮に軍配があがってしまったが、新潟が勝っても不思議じゃなかったと思う。大宮はサーレスとか助っ人外国人の活躍がいまひとつなのは問題だと思うけど、ようやく結果が伴ってとりあえずは良かった。

[横浜FC 1-2 ジュビロ磐田]
横浜FCは確実に強くなってるな、と思ったが、前田がいる磐田はやっぱり良い。そんな万全のゲーム展開じゃなかったけど、勝ち点3が取れるのは大きいと思う。成岡も最近は調子よくなってきたし、やっと磐田が好調時の強さを取り戻しつつある。一方、横浜FCは平本は順調にフィットしているし、これからよくなりそうな気がする。層も徐々に厚くなってきたし、このゲームもいい内容で進めていたし、ここからが勝負かも。

[ジェフ千葉 3-2 ヴァンフォーレ甲府]
やっと、本当にやっと巻復活。ようやく千葉が勝ち点3という結果を収め、なんとか甲府を下した。やっぱり、巻がしっかり結果を残せば千葉は大丈夫。ゲーム内容は低迷している感じでもなかたったし、降格争いからは十分抜け出せると思う。でも、甲府もそうだけど、やっぱり気迫のこもったゲームはおもしろい。だからこそこれだけの打ち合いになったと思う。

[FC東京 0-2 浦和レッズ]
どちらもFWが強いチームという印象があり、打ち合いになるかと思ったが、結果は浦和の完勝。その中で、田中の復活は嬉しかった。巻といい、田中といい、今になってみれば、感慨深いゲームが多かったな。ワンチョぺが出ていなかったのがあまりよくわからなかったが、平山もなんか微妙で、FC東京は早く安定感あるサッカーを構築したほうがいいと感じた。でも、浦和はこれからより強くなりそう。ワシントンと田中の2トップが完璧になってきたら、相当得点取れるだろうし。

J1リーグ2007 第14節

2007年06月12日 23時47分02秒 | Jリーグ2007
[柏レイソル 0-0 大宮アルディージャ]
ここまでリーグが進んでくると、引き分けという結果も明暗を分けることになる。そんな典型的な形となったゲーム。もちろん、明のほうは大宮で、暗のほうが柏。開幕からの快進撃が徐々に停滞し、もう一度勢いに乗りたかった柏にとっては手痛い勝ち点1で、降格圏内の大宮には嬉しい勝ち点1。でも最近の試合を見てみるとこれは、チームとしての状態のよしあしがしっかりと出ている気もした。

[ガンバ大阪 2-1 横浜FC]
首位と最下位の対戦ということで、露骨に結果が出てしまうかなとも思ったが、やっぱり横浜FCの堅守は誇れるものだと思う。確かにゲーム全体はガンバ大阪ペースで、敗戦もしてしまったが、明らかにもっと点を入れられてもおかしくなかった。だからこのゲームは、それほど自信を落とさなくてもいいと思う。一方のガンバは、確かにレベルの違いは見せつけたけど、それをスコアで反映したかったと思っている人も少なくないだろうな。

[アルビレックス新潟 3-1 ヴィッセル神戸]
このゲームは勝敗が読めなくて、攻撃が壷にはまったチームが勝つと踏んでいたんだが、ほとんどその通りになった。どっちともやっぱり外国人ありきで、その活躍がやっぱりチームを左右している、そんな印象。後、エースのパフォーマンスが不安定なのかなとも最近感じた。連勝しなかったり、連敗しなかったりするのは、それが結果に出てる気がする。

[大分トリニータ 2-2 鹿島アントラーズ]
どちらも苦しい時期がありながら、ようやく復調の兆しを掴むことができている。特に鹿島は柳沢不在ながらも得点力が上昇してきて、ゲームを見るたびに、野沢の存在は大きなと感じる。で、大分はやっぱり梅崎。数字に残る結果は残せなかったらしいけど、やっぱりその能力は貴重な戦力になりそう。ロスタイムに同点に追いつくあたりもチームの勢いを感じさせるし、これを次に繋げられればまだまだ上位も見えてくるかもしれない。

[横浜F・マリノス 1-0 ジェフ千葉]
勝利という結果を嘱望している気持ちは、共に互角だったと思う。ゲームそのものの展開も互角で、本当にワンチャンスで、横浜が恵まれた印象。ここのところ内容自体は向上してきたジェフにとっては、何かとかわいそうな試合だった。でもまぁ、これがサッカーだし。横浜はようやく無失点に抑えられたことで、これをベースに、攻撃サッカーを見せてほしい。

[名古屋グランパス 2-2 川崎フロンターレ]
川崎にとってはそろそろ勝ち点3がほしかったかもしれないけど、内容的には手応えあるゲームだった気もする。我那覇らの駒を欠いてもきっちり点が取れる選手がいるというのは、改めてチームの強さを感じるし、印象としては名古屋が勝ち点1をもぎとった感じだけど、川崎も悲観することもないと思う。注目のGK対決も引き分けだった。

[ヴァンフォーレ甲府 1-6 ジュビロ磐田]
やっぱり前田遼一の影響力は凄い。相手が相手だとか差し引いても、プレーそのものが違うと思う。磐田にとっては、不調の中で本当に頼れる選手が戻ってきてくれた。いくらGKが代わって、恵まれた試合展開だったとはいえ、この6ゴールは本当に価値がある。まさか連敗の中でこれだけ大勝ができるとは、思いもしなかった。甲府は最後に1点を返した執念を、次に生かしてほしい。

[清水エスパルス 1-3 FC東京]
チーム力的にはどちらが勝つか分かりにくい試合だったけど、決め手となったのは、鈴木のミドルシュート。この飛び道具が、FC東京に勝利を呼び込んだ。清水は最後のパワープレーもどこか空回り気味で、全体的にちぐはぐしている感じ。リーグ戦はどことなく負けこむようになり、そろそろ正念場。一方、FC東京は新しい選手起用の中で光明を見出すことができた。

J1リーグ2007 第13節

2007年05月30日 12時29分56秒 | Jリーグ2007
[横浜FC 2-1 大分トリニータ]
大分のゲーム運びに落ち度があったとはいえ、非常に大きな白星を得た横浜FC。その中でもやはり際立ったのは、カズの存在。今の横浜はカズが決めれば、負けないんじゃないかと本気で思う。いやーでも、正直、大分が負けるとは思わなかったな。前節で川崎を破ったことで、ようやくエンジンがかかったかと踏んでたんだが。高松、アウグストを欠いたチームじゃこんなものか。

[FC東京 0-1 名古屋グランパス]
どちらも攻撃力も守備力もあり、勝ち負けを決めるのは難しい試合だなーと思ったが、まさしくその通りの僅差になった。そして、勝ち点3を奪ったのは名古屋グランパス。ここまで、好スタートが嘘のように失速していた名古屋にとって、ようやく復活への手応えを得ることができたかもしれない。エースのヨンセンも完全に調子を上げてきたし、巻き返しのためにはこの勢いを維持してほしい。一方FC東京は、ワンチョぺの獲得が正解だったのかどうか、これにつきると思う。

[ヴィッセル神戸 2-1 柏レイソル]
大久保の得点力というのは、やっぱり凄いんだなと思うこの頃。ついこないだまでは過去の選手だったんだけど、ここにきてまた日本代表も狙えるんじゃないかと感じてきた。神戸のチームがあっているのかどうかは分からないが、神戸はいい獲得をしたと思う。そして、そんな神戸に敗れてしまった柏レイソル…。どうにも今年は、勝ち続けるということができるチームがいない。まぁおもしろいからいいんだけれど。

[鹿島アントラーズ 2-0 ヴァンフォーレ甲府]
ようやく、本来の力というか、理想のサッカーを見せつつある鹿島。一時は柳沢がいないと攻撃のリズムなんて作れないんじゃないかと思う時もあったが、DF陣の頑張りもあって攻守共にレベルを上げることができている。外国人選手に見切りをつけたのも正解な感じだけど、このまま構想外とするのはもったいないし、これに上手く上積みしていくことが課題だろう。甲府はそろそろ勝ち点がほしい試合だっただけに、残念。

[ジェフ千葉 1-2 ガンバ大阪]
注目していた新居が初ゴールを決めたことは嬉しかったものの、やはり今のジェフにガンバは荷が重すぎたか。とはいえ、ガンバの強さはもう説明不要。ビハインドを背負ってからの展開といい、遠藤のフリーキックといい。どんな状況に追い込んでも負けないサッカーができている。確かに苦しめられた印象もあるけど、結果さえついてくれば問題はない。でも、ジェフも持ち味のサッカーができるようになってきてるし、あとは守備力の問題かな。

[サンフレッチェ広島 2-1 清水エスパルス]
佐藤さえ抑えることができれば、清水の勝機は十分だろうと思ったカードだったんだけど、結果的には広島の中盤選手の活躍で、清水を下した。広島にとっては、勝利もとより課題を克服する意味でも大きな手応えを得られた試合だった感じ。ただ、どちらも浮き沈みのあるチームなので、これからのゲームが大事になりそうな印象。

[浦和レッズ 1-1 横浜F・マリノス]
この試合は、本当におもしろいゲームだった。レッズの強さはやっぱり相変わらずにしても、マリノスの試合展開も、とても調子を落としているチームに見えなかったし、ゴール前での決定力、これに尽きる結果だと思う。まぁレッズが本来のレベルまで持っていけているかと言ったら微妙だけど、やっぱり粘り強さは凄い。でも、マリノスも十分に優勝に絡めるチームになったと思う。特に山瀬の存在は、本当にチームの核になってる。

[川崎フロンターレ 1-1 大宮アルディージャ]
川崎にしてみれば、こういう試合を失くさないと優勝はできないと感じていると思う。厳しい状況下での試合だったとはいえ、格下にこの結果は残念。大宮にとっては、大きな白星になったと思う。いやーでも、川崎は取りこぼしが多いな。前節でも大分に負けてしまったし、そろそろ正念場かも。選手層も厚いし、何が悪いってことはないと思うんだけど、こういう時期は必ず来るものだし、上を向いて欲しい。

[ジュビロ磐田 2-4 アルビレックス新潟]
一度は逆転したにも関わらず、まさかの逆転負け。ここにきて磐田も、非常に厳しい状況になってしまった。まぁ、エジミウソンが決めるところを決めれば、新潟にもポテンシャルはあるわけだし、楽に勝てないなとは思ってたけど、前田、田中が復帰してこの結果は結構ショック。3連敗ということで一気に後退してしまったものの、早急な建て直しに期待したい。

J1リーグ2007 第12節

2007年05月23日 11時43分59秒 | Jリーグ2007
多忙のためコメントなし。すいません…。

[ガンバ大阪 2-1 柏レイソル]

[アルビレックス新潟 1-1 鹿島アントラーズ]

[名古屋グランパス 1-2 浦和レッズ]

[大分トリニータ 2-0 川崎フロンターレ]

[大宮アルディージャ 1-0 横浜FC]

[ジェフ千葉 1-3 サンフレッチェ広島]

[ヴァンフォーレ甲府 0-0 清水エスパルス]

[ジュビロ磐田 2-3 ヴィッセル神戸]

[横浜F・マリノス 0-1 FC東京]

J1リーグ2007 第11節

2007年05月14日 16時10分00秒 | Jリーグ2007
[横浜F・マリノス 0-2 名古屋グランパス]
どちらも上位に食い込める可能性を感じさせていただけに、この試合での名古屋の勝ち点3は、価値のあるものになった印象が強い。確かに、開幕からのスタートダッシュと比べれば、後退してしまった感じは否めない名古屋だが、まだ先も長く、優勝戦線に絡む可能性がまったくないわけじゃない。一方、それはマリノスも同じことで、今回の敗戦は残念だったが、本来の力を見せれば巻き返せる。そう考えても、おもしろくなったなーと。

[サンフレッチェ広島 0-2 横浜FC]
なんと横浜が、キングカズのゴールも含めて快勝。スコア的には、ようやくスタンダートというか、順風な勝ち方ができたと思う。広島は、本当に悔しい敗戦だと思うが、勝てなかったのはそれまでだということで、受け止めていくしかない。にしても、カズのゴールはかなり凄かったな。ああいうのをどんどん決めてくれれば、横浜FCも軌道に乗れる気もしなくはない。あと、先制されたからのディフェンスも素晴らしかった。この堅守を随時発揮できることが鍵だと思う。

[清水エスパルス 3-1 アルビレックス新潟]
藤本の復活によって、ようやく手応えのある勝利を得ることができた清水。やっぱりこの司令塔の存在は、今の清水の原動力。そんな印象だった。新潟は、エジミウソンをもう少し生かせるようになれば、勝機も見えてくるように思えるんだが、やっぱり守備の安定が先決か。これで清水は上位争いに食い込んだし、ここからが踏ん張り時。

[柏レイソル 2-0 大分トリニータ]
磐石というか、予想通りといか、ぶっちゃけちゃえば面白みのないゲーム。大分は、いくらアウェーとは言え、そろそろ立て直しを本格的にはじめないと降格すらありそうな雰囲気。そういう危機感を持ってプレーしてほしい。でもまぁこの試合は、フランサ、李という柏のエースがきっちり結果を残して、どうにも埋められないチーム力、個の力の差がでたふうにも見える。

[鹿島アントラーズ 2-1 ジュビロ磐田]
どちらにとっても、大事なゲームとなったかつての好カード。結果は、鹿島に軍配があがり、どうにも磐田は勝ち点が伸ばせない。やっぱりアウェーで勝てないのは厳しいところ。一方、鹿島は柳沢不在の中でも、ようやく得点感覚が戻ってきた。野沢らが戻ってきたのもやっぱり大きいのだろう。

[FC東京 4-1 ジェフ千葉]
全体的な戦い方は不安定だけど、波にのった時のFC東京はやっぱり強い。特に今回は攻撃陣がしっかりフィットし、本来の得点力を見せつけることができていた。まぁ、ある程度はジェフのミスのおかげのような展開でもあったが、ワンチョぺは確実にフィットしているようだし、計算できるようになってきたのかもしれない。ジェフはそろそろ勝ち点3がほしいところだっただけに、もう少しスピリットを見せるべきだったと思う。

[ヴァンフォーレ甲府 1ー3 川崎フロンターレ]
勢いは確かに甲府もあったかもしれないが、川崎にも勢いはあり、なおかつこれに地力も加わると、やはりこのような結果になるのかなと第一印象。やっぱり今の川崎は、チームの仕上がりもいいだけに、そう簡単に勝てるイメージが持てない。特に中村も確かに凄いが、外国人があたりだらけなのは羨ましい。FWも質・量ともにレベルが高い。

[ヴィッセル神戸 0-0 大宮アルディージャ]
どっちが勝ってもおかしくはないなと思っていたんだけど、引き分けになるとは思わなかった。始めに流れを掴めたほうがそのまま行ける気がしたんだけど、そのきっかけとなる先制ができなきゃしょうがない。調子良かった大久保も不発だったようで、三浦が先発で出れるようにならないとなかなか勝てないのか。大宮はこれで最下位なようで、どう立て直すのか注目。

[浦和レッズ 1-1 ガンバ大阪]
早くも訪れた頂上決戦。結果は1-1の引き分けのようで、優勝争いはおもしろくなかったからいいのだけれど、ガンバが勝てそうな試合だった気もする。特にPKを阻止したシーンなんかは、運もあるなーと思ったんだが。でも、やっぱりこの2チームは本当におもしろい試合するなーと。やっぱり負けられない気持ちも強いんだろう。ワシントンもちょっとあれだったがさすがだったし。負けない強さは本当にある。

J1リーグ2007 第10節

2007年05月09日 17時52分13秒 | Jリーグ2007
[横浜FC 0-3 ヴィッセル神戸]
J2での好カードが、J1で実現。したわけだけど…、やっぱり、神戸のほうがちゃんとチームを作ってるなーと思った試合。というか、それを横浜は痛感したんじゃないかな。神戸は補強した戦力がちゃんと噛み合って結果残してるし、だからこそ、十分J1で奮闘している。横浜はそろそろヤバイ気もしなくもない。

[大分トリニータ 1-2 サンフレッチェ広島]
やっぱり、広島の2トップ依存度は凄い。この試合もウェズレイ、佐藤の2ゴールで勝利。でも、これで勝てるのなら、それはそれでいいのかもしれない。だけど、上位争いはできないなーと思う。対する大分は、チームの建て直しがなかなか上手くいってない様子。どうしたんだよシャムスカさん…。

[アルビレックス新潟 3-1 ヴァンフォーレ甲府]
あんまり知名度がない気がするが、エジミウソンの能力は本当に凄いと思う。こんな外国人が新潟にいるのも、失礼ながらもったない気が。でも今季の新潟は、意外なところで勝ち点とるなーと思う。浦和戦の引き分けにしろ、甲府の連勝阻止にしろ、これで取りこぼしがなくなれば、強くなれると思うんだけど。

[ガンバ大阪 1-1 清水エスパルス]
相手は確かに悪かったけど、清水としては負けたくない試合だったなー。でも、ガンバもきっと同じ気持ちだし、どっちも優勝へ向けて足踏みした感じ。フェルナンジーニョは古巣相手にゴール決めて、期限付きだし複雑な気も。まぁJリーグをおもしろくしてくれる結果になったことは間違いないし。良かったかも。

[鹿島アントラーズ 1-1 横浜F・マリノス]
どっちも勢いづきたい試合だったと思うんだが、結果は残念がら引き分け。マリノスの連勝もここでストップし、ようやく落ち着いた感じ。鹿島はいいゲームはできてるんだけど結果にめぐまれず、相変わらず苦戦続き。ちなみに、鈴木隆行も終盤に久々に出場したみたいだが、結果残せず、また使われなくなるかもしれない。

[大宮アルディージャ 1-1 浦和レッズ]
大宮がレッズに金星に匹敵する勝ち点1を奪った。だけど、今の浦和はどうしても強そうな印象がうけず、ワシントンも結果残しているがいまいちな感じ。まぁ大宮としては、そろそろヤバイような雰囲気もあったと思うし、意地もあったんだろうけど。でも本当にヤバイのは、なかなか上昇気流に乗れない浦和かもしれない。

[川崎フロンターレ 5-2 FC東京]
久々に点の取り合いという、壮絶な試合が見れた感じ。まぁ、シーソーゲームではなかったけど、FC東京の2点は価値あるもんだったなーと思う。でもやっぱり、川崎の攻撃力は相変わらず凄まじい。我那覇がいなくてもこれだけのゲームできるんだもんなー。相手もFC東京だし、チーム状態は良くないとしても力はあるしな。たいしたもんだ。

[ジュビロ磐田 1-0 名古屋グランパス]
磐田の粘り強さで、名古屋相手に完封勝利。もうこの堅守は、去年の横浜FCにも似たものがあると思う。加えて、カレンロバートも得点感覚が本物になってきて、しっかりしたサッカーができている印象。一方、名古屋はここで勝てなかったことは相当痛い。序盤の貯金ももうないし、上位争いへは今年も食い込めないのか、やっぱり…。

[ジェフ千葉 1-1 柏レイソル]
本当にこの節は、上位陣が足踏み状態で見ごたえのあるゲームが多かったが、なんとレイソルまで引き分け。確かにジェフも、最悪のスタートから立て直したチームではあるが、レイソルも勢いがあっただけに、残念。まぁゲーム自体は、あまり覚えてないのが本音なんだけど、やっぱり歴然な力の差というのは、ないのかもしれない。

J1リーグ2007 第9節

2007年05月05日 10時00分52秒 | Jリーグ2007
[浦和レッズ 1-1 ジェフ千葉]
浦和にとっては、ワシントンも復帰してここから加速を強めたいところだったと思うが、千葉が粘り強さを誇ってドロー。水本のゴールは本当に凄かったし、浦和の猛攻をしのいだディフェンスも価値がある。序盤、ごたごたしていた時に比べれば、随分チームは上向きになった印象。一方、浦和は手痛いドローとなり、なかなか本領を発揮しきれない感じ。10人相手にもう1点が奪えなかったことも残念。

[ヴァンフォーレ甲府 1-0 横浜FC]
横浜が大崩しなければ、どっちに転ぶか分からない予想をしていたが、甲府が手堅く1点を奪って勝利。横浜は、前節勝ち点を奪い、浮上へのきっかけを掴みかけただけに、この敗戦は痛いところ。にしても、甲府の堅実な勝ち上がりは凄い。序盤あれだけ苦しんでいたのに、すっかり順位も安定し、完全にチームはたて直った。まだ行方は分からないとは言え、今年も降格争いからは抜け出た感じもする。

[柏レイソル 0-0 アルビレックス新潟]
どちらも、違う意味合いにとれる勝ち点1という印象。前節、名古屋に2-0で勝った柏にとっては、思わぬブレーキ。こういうところで確実に勝ち点3を拾わないと、これから上位争いに食い込んでいくのも難しくなる。一方、前線6-0の完敗を喫した新潟は、価値あるドロー。チームとしては未だ不安定だが、ここから上積みしていくしかない。

[FC東京 1-2 鹿島アントラーズ]
柳沢不在の中でようやく勝ち点3を奪い、ようやく波に乗れてきた鹿島。まだ外国人は完全にフィットしてるとも言い切れないが、結果が伴い、連敗も回避したことで強さが戻ってきた。対するFC東京はワンチョぺがようやく初ゴールを決めたものの、またしても敗戦。なかなか上昇気流を維持することができず、苦戦が続く。

[名古屋グランパス 1-2 大分トリニータ]
ここ2試合でディフェンス陣が崩壊していた大分が、気持ちを切り替えて、大きな白星。再浮上を誓っていた名古屋にとっては、早くも正念場を迎えることになった。大分にとっては、ある意味勝ち点1でも価値ある試合だっただけに、この勝ち点3は嬉しいところ。だが、名古屋はこれで優勝争いが厳しくなったことは否めない。ヨンセンは結果を残したが、2連敗で順位も大幅に降格。ここからの巻き返しに期待。

[ヴィッセル神戸 2-2 ガンバ大阪]
神戸の持つポテンシャルを、存分に発揮してくれたゲームで引き分け。ガンバは、マグノアウベスが早々に退場する中、力を失わずによくプレーできていたと思う。けれど、神戸の攻撃もしっかり的を得ていて、順位の差をそれほど感じさせないゲームだった印象。ガンバにとっては無念の勝ち点1になったが、良いプレーはあっただけに、まだ首位は安泰か。

[サンフレッチェ広島 2-1 大宮アルディージャ]
苦戦したとは言え、広島が確実に大宮を叩いて勝ち点3。広島が流れを掴めば大量得点もありえる気がしていただけに、大宮は最後までよく踏ん張っていたと思う。しかし、ロスタイムの駒野のゴールで広島が勝利。中盤の得点力が課題だった広島にとっては、嬉しさも2倍のゴールだったかもしれない。大宮はこれにより戦況は厳しくなったが、まだ立て直す時間もたくさんあるだけに、踏ん張ってほしいところ。

[横浜F・マリノス 2-1 川崎フロンターレ]
横浜が、勢いを本物の強さにかえ、川崎を撃破。どちらにとっても大事なゲームだった印象があり、この試合をものにできた横浜は、そうとう大きな勝ち点3を得ることができたと思う。相手は川崎で、しかも調子が良い時に叩けたことは、チームとしての強さの証。黄金時代再来の可能性もわずかながら現実味を帯びてきた。

[清水エスパルス 2-1 ジュビロ磐田]
どっちに転んでもおかしくない様相の中でのダービーは、清水に軍配。磐田は自慢の堅守がほころび、ゴール自体も素晴らしかったとは言え、悪いほうのゲーム展開なってしまった。ただ、チームとしては立て直す力を持っており、次が大事。対する清水は調子の上がらない中、上位に食らいつくための白星をようやく獲得した印象。

J1リーグ2007 第8節

2007年04月30日 22時37分48秒 | Jリーグ2007
【横浜FC 1-1 清水エスパルス】
横浜にとっては、本当に嬉しい勝ち点1。そして清水にとっては、本当に悔しい勝ち点1になったこのゲーム。まぁ、清水、長いシーズンこういう時もあるって割り切ったほうがいいとは思うが、あの失点の仕方は、そうとう悔しいだろうな…。明らかに市川押されてたし、でも横浜の気持ちも分かるし、だからってファウルはダメなんだけど、執念と言ったら執念なのかも。

【大分トリニータ 0-4 ガンバ大阪】
大分が調子悪いのか、ガンバが調子良いのか、前節が前節だけに明白には分からないが、ガンバが強いということは確かな感じ。ここから、理想としては首位固めして、そのまま優勝という道筋なんだろう。大分は、早くも正念場を迎えた感じか。ディフェンスがそれほど悪いようには見えないんだが、結果が結果だけに、見直すところはいっぱいあるだろう。

【大宮アルディージャ 1-2 ヴァフォーレ甲府】
ようやく、自分たちのスタイルというか、勝てる粘り強さが身についてきた甲府。大宮の調子が悪いこともあるけど、きっちり白星を奪い、勝ち点を上げてきた。どう見ても総合力は弱い印象があるが、しっかり攻撃を組み立てることができるし、まんざら降格一直線ってことはなさそうだ。どちからと言えば、今は大宮の方が危機的状況。少し意外。

【ヴィッセル神戸 0-0 FC東京】
転び方次第で、どうにでもスコアは動いたと思うが0-0。個人的に乱戦を期待していただけに、少し寂しい結果になった。でも、チームどうこうより、あれだけのストライカーを揃えて互いに無得点のほうが、残念。神戸の三浦も万全な感じじゃなかったし、仕方ないと言えば仕方ないんだが。でも、あのヘディングはゴールだろうよ、審判…。

【柏レイソル 2-0 名古屋グランパス】
注目の上位対決は、柏に軍配。もう少し名古屋に抗ってほしかったが、勢いもここまでか。さすがにスタート時の勢いがない。一方、柏は相変わらず強い。何度も言ってるかもしれないが、この強さは本物だ。五輪組みの力も確かにあるだろうが、監督の手腕もあるんだろう。でも、個人的には名古屋に頑張って欲しいので、いささか残念。

【アルビレックス新潟 0-6 横浜F・マリノス】
何がどう目覚めてしまったのか、それともこれが本来の実力なのか、マリノスが大勝。まぁ、メンバーだけを見れば分からなくもない得点力なんだが、スタート時の悲惨さを思い出すと、随分好転したなと思う。新潟はホーム無敗で意気揚々だっただけに、ショックだろうな。しかし、これで鈴木隆行はより出番がなくなってしまうんだろうか。

【ジュビロ磐田 4-2 サンフレッチェ広島】
相手の強さがどうこうはおいといて、やっぱり磐田の強みは負けを引きずらないこと。大敗の後きっちり立て直し、逆にこれだけの得点を取ってくれたことは本当に良かった。立役者はカレンで、どのゴールも素晴らしかったが、大事なのはこれを続けられるかどうか。この勢いのまま連勝を伸ばしてほしい。で、今季の広島は守備が課題。それはもう浮き彫りだろう。

【川崎フロンターレ 1-1 ジェフ千葉】
過密スケジュールがあろうがなかろうが、川崎は勝ちたかったところ。いろんな意味で問題もあったんだろうが、水野のフリーキックは、防ぎようがなかった印象もない。まぁ実際、見てるのとやってるのじゃ全然違うんだろうけど、どう見ても逃げ切れない試合じゃなかった。ジェフとしては大きな勝ち点1だし、良かったな。

【鹿島アントラーズ 0-1 浦和レッズ】
エース不在で勝てるかどうかというのは、いかにその選手に依存しているのかが分かるんだけど、やっぱり、明らかだったのは鹿島。今の状況で柳沢がいないのは、そうとう痛かったと思う。浦和はどの選手が出ても勝てる強さがあるし、やっぱり凄かった。どちらも勝ち点3は欲しかったと思うし、浦和にとっては嬉しく、鹿島にとっては悔しい、露骨にそんな感じのゲームだったように見える。

J1リーグ2007 第7節

2007年04月23日 19時52分21秒 | Jリーグ2007
【FC東京 1-0 横浜FC】
やっぱり、横浜FCがJ1残留する可能性はかなり厳しいものだと思う。この試合もゴール前での決定力のなさが目立ち、いくら台所事情が厳しいと言っても、失点1ならばなんとかして0に抑えられないか、とも思った。FC東京もチームモチベーションは高いように見えず、この試合の取りこぼしは横浜FCにも痛手かもしれない。ただ、FC東京はワンチョぺさえフィットしてくればという可能性を感じさせるシーンもあった。

【浦和レッズ 1-2 川崎フロンターレ】
今季の命運をわけるといっても過言ではないゲーム。そして、この試合で川崎がやってくれた。これまで、ホームで圧倒的強さを誇っていた浦和に、見事勝利。決して悪くない内容だった浦和を相手に勝ち点3を奪えたことは、大きな自信になるだろう。そして何より、ここまで苦しみ続けてきた我那覇がスランプ打破へ向けてのゴールを決めることができたことも、川崎としては大きい。より優勝争いがおもしろくなったはずだと思う。

【ジェフ千葉 1-0 大宮アルディージャ】
ようやくジェフが勝ち点を積み重ねられるようになり、この試合でもきっちり勝ち点3をものにした。決勝ゴールとなった工藤のゴールは綺麗な崩しとは言えないものの素晴らしかったし、あそこで押し込める強さを備えることができれば、これからも勝ち点は積み重ねられるだろう。大宮は痛い敗戦となったがまだシーズンは長いし、立て直す時間は十分にある。要はそれができるかどうかだ。

【名古屋グランパス 2-0 ヴィッセル神戸】
やっぱり、ヨンセンありきの名古屋。そのイメージが自分の中でもかなり濃くなったこの試合。正直、このままズルズル失速してしまうのではと感じた名古屋だったが、きっちりエースが仕事を果たし、連敗を止めることに成功した。この点を踏まえても、やっぱり今年の名古屋は力がある。それを証明してくたゲームだった。FWの力というのはチーム全体が引き出すものでもあって、今の名古屋にはそれができているんだろう。

【ヴァンフォーレ甲府 3-2 柏レイソル】
柏にとってみれば想定外の敗戦だったと思うし、自分自身びっくりしたのも事実。しかし、こういった競り合いのゲームに甲府が強いことも思い出させてくれた。でも、スタートであれだけゴールに悩まされた甲府が柏を相手にここまでのゲームができたのは凄い。柏は古賀が退場処分を受け、ここからが正念場になりそうだ。

【清水エスパルス 1-2 鹿島アントラーズ】
とにかく、柳沢の得点感覚が発揮されたゲームだった。清水も内容は悪くなかった気がするが、やっぱり取るべき人が取れるチームは強い。FW陣の成果の差がでた試合だったと思う。そしてもう一つ、野沢の復帰も鹿島の追い風になった。ここから勝ち点を重ねられるかどうかが大事になる。

【サンフレッチェ広島 0-0 アルビレックス新潟】
ゴールがなかったこと事態は残念だったが、広島のサッカーはできていたと思う。でもやっぱり、FWが決めないと勝てないのが広島であり、こういったゲーム展開の中で値千金のゴールができる選手も必要な気もした。ただ、新潟にも同じことが言えるし、互いに質のいいFWを揃えているチームという印象がもてなかったのが一番残念かもしれない。

【横浜F・マリノス 5-0 大分トリニータ】
とりわけ何がよくなかったというわけじゃないと思うが、元々持っていた潜在的な得点力が発揮されたマリノス。大分・西川を相手にこれだけの得点を積み重ねられたことは、それなりに評価してもいい。いやしかし、こういったゲームを続けられれば十分優勝争いに絡めるチームだと思うんだが、これを続けられないのが今のマリノス。大分も含め、いろんな意味で次の対戦が楽しみになった。

【ガンバ大阪 5-2 ジュビロ磐田】
ガンバらしいゲームをされてしまったと言えばそれまでだけど、少なからず牙をむけた磐田も良かったと思う。もちろん結果は最悪だったし、褒めるところもあるとは言えないんだけど、1点を取ることが高いハードルの現状で2得点決めれたことは、自信にも繋がるし、村井のコンディションがあがってきたことも良かった。ガンバはこれで首位に立ち、ようやく優勝へ向けてエンジンがかかったようにも感じる。

J1リーグ2007 第6節

2007年04月16日 23時12分21秒 | Jリーグ2007
【大宮アルディージャ 1-0 名古屋グランパス】
こういうのが、サッカーなのかなとも思ったが、まさか名古屋が負けるとは思わなかったこのゲーム。大宮のサーレスがきっちり活躍できたことは、補強を明確に示してくれて良かったかもしれないけど、この一人頼みのサッカーで勝ち続けられるのは無理。大宮の勝負は、まさにこれから。で、まさかの敗戦を喫した名古屋は、早くも正念場。ここで踏ん張らないと、今年を勝ったシーズンと呼べなくなると思う。

【横浜FC 0-1 鹿島アントラーズ】
なんだかんだ言っても、これが昇格チームの現状とも見れる横浜FC。これで最下位が確定し、やはり厳しい戦いが続く。同時に、なんだかんだいっても柳沢なんだと感じた鹿島アントラーズ。最悪のスタートに沈んでいたチームに、待望の勝利をプレゼントした。思い起こせば、ナビスコでの初勝利も柳沢の2ゴールだったわけで、外国人が相次いで不調の今、この選手の存在はやっぱり大きい。いろいろ批判がある選手でもあるが、あのゴールは冷静かつ的確で良かった。

【サンフレッチェ広島 2-2 ヴァンフォーレ甲府】
ゲームとしては、充実感ある良いゲームだったと思う。ただ、広島の2トップ頼みの得点は、あまり手放しで喜び続けられるものじゃないとも思う。確かに前線が強力なのは良いことだが、チーム全体に得点力がないと優勝争いには加われない。一方、甲府は茂原のキレの良さに引っ張られた感もあるが、この勝ち点1は価値がある。

【アルビレックス新潟 2-1 ガンバ大阪】
ガンバ大阪が今季初黒星。奪ったのはなんと新潟。チームだけ見れば意外かもしれないが、矢野の決勝ゴールは相手を完全に切り崩したものであり、運だけではない勝利だったと思う。ただ、ガンバもそれほど悲観する内容じゃないだけに、長いシーズンこういう試合もあると気持ちを切り替えるのが先決。しかし、ここにきてコンディションを上げてきた新潟は、要注目かもしれない。

【ヴィッセル神戸 2-1 ジェフ千葉】
下位チーム同士の一戦となったこのゲームは、神戸が大久保、近藤のゴールで勝利。チャンス自体は少なかったようだが、きっちり決めて勝つことに成功した。対する千葉はここでつかみかけた勢いも失速。チームとしては厳しいところ。しかし、神戸の近藤は確実に原動力になってる。レンタル移籍らしいが、やっぱり完全移籍してもいいんじゃないか。

【ジュビロ磐田 1-0 横浜F・マリノス】
厳しい戦力事情の中でも、勝つことに成功した磐田。ベテラン・中山の頑張りもあって、嬉しい1勝。正直、自分自身も正念場の時期だと思っていただけに、この勝利は驚きと共に嬉しさがこみあげてきた。マリノスはなかなか自分たちの方向性を見出せないでいる感じもするが、選手層は厚いだけに、できることはまだあると思う。

【柏レイソル 0-2 浦和レッズ】
注目の大一番は、浦和レッズに軍配。ワシントン、小野といったキーマンがきっちり得点を決めたことで、磐石の試合だったようにも見える。一方、敗れたレイソルは得点こそ奪えなかったが戦いとしてはまずまずだったし、全くもって通用しないわけでもないと思う。挑戦者としての姿勢を忘れず向上心を持ち続ければ、このまま落ちていくことはまずないだろう。

【川崎フロンターレ 2-1 清水エスパルス】
サッカーというのは集中力のゲームで、点を取れるタイミングもある。そのタイミングを見逃さなかった川崎が、きっちり勝利を収めた。長年のジンクスも破ることができたこの試合は、価値も大きいはず。対する清水は負けるような内容ではなかっただけに、手痛い敗戦。でも、岡崎の先制ゴールはインパクトもあって素晴らしかった。こういう意気の良さを随所で見せるが、清水の強さ。

【大分トリニータ 0-0 FC東京】
アンダーやナビスコの影響で、どのチームもベストメンバーとまでいかないこの節
だが、そういったものを差し引いても物足りないゲームとなったこのカード。特にFC東京は、そろそろ攻撃陣の再建をちゃんと考えたほうがいいかもしれない。この試合もテコ入れは行なっていたが、最後のパワープレイ頼みは、無意味だと思う。大分は、煮え切らないスコアでチャンスもあったにせよ、無難なゲームだったと思う。