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LIFESTYLE

ゲーム&サッカー中心の気まぐれブログ

Jリーグ2011 第1節 鹿島アントラーズ 3-3 大宮アルディージャ

2011年03月10日 12時59分28秒 | Jリーグ2011



開幕戦からいろーんな見応えのあるゲームがあり、

やっぱりJリーグは面白いなーと思う中、

この試合はおそらく、

開幕戦の中では一番見応えある試合だったと思う。



4連覇を逃しながらACL出場権を獲得し、

改めて総合力の高さを見せつけた元王者・鹿島と、

毎年残留争いに巻き込まれながらも、

今季は効果的な補強を成功させ、下馬評が高い大宮。



それだけでどう組み合うのか非常に楽しみなカードだったが、

まさにその通りの内容となった一戦だった。



まず、大宮は本当に良いチームになったと思う。

いくら補強が成功したと言っても、

相手が鹿島となれば、十分に敗戦も覚悟しなきゃいけない試合。

補強選手が上手く噛み合うかもまだ分からないし、

試合巧者ぶりも完全に相手が上。

そんな状況下で、常に試合を有利に進めたのは大宮だった。



鹿島が攻勢に出る中で、キーパーの北野が安定感を見せ、

粘り強い守備を随所で見せていく。

確かに、鹿島自体の決定力不足に助けられた部分もあったが、

大宮の気迫は十二分に感じられた。



そして、先制点を奪ったのも大宮。

前半の11分、前線へ入ったフィードにイ・チョンスが反応し、



なんなく右足を振りぬいてゴール



これ、ただ合わせただけと言えばそれまでなんだが、

配給されたボールのバウンドを見て、ピンポイントで蹴りこむ技術とか、

前線に正確にフィードを通す技術とか、

派手さはないものの、実に綺麗なファインゴールだった。



ただ、そこは鹿島も譲ることなく、

まさに意地とも言えるプレーで同点に追いつく。



後半に入ってからエンジンが掛かってきたものの、

なかなかゴールを奪えない鹿島。

この日、興梠は結構決定機を外していて、

北野の牙城を崩せずにいた。



だが、後半開始早々のコーナーキック。

こぼれ球を、



伊野波が強引に押し込みゴール―――!!



もうこれは、ただ振りぬいただけのシュートみたいだったが、

クロスバーの下に当たりながらもボールは押し込まれ、

実にすかっとする一発だった。

まさに意地。そんなゴールで鹿島が同点に追いつく。



しかし、



この日の大宮は本当に強かった



その中心にいた人物こそ、



上田康太、この人



正直、磐田を退団してしまったことは非常に残念だったんだが、

この試合を見る限り、大宮に移籍してよかったなーと。

プレーもイキイキしているように感じたし、

中心選手の風格すらもわりと漂っていた。



もともとポテンシャルは高い選手なので、

もう少しやれた感じは本人もしていると思うんだけど、

もう一皮剥けられなかった磐田の時より、

覚悟もあってか、チームにフィットしてるんじゃないかと。



そして、それが印象的だったのは、

あのフリーキック。



伊野波に押し込まれ、同点に追いつかれた直後。

フリーキックのチャンスを得た大宮は、

このチャンスにキッカー・上田を選択。



するとボールは、きれーにゴールマウスへ



ジュビロの時は決めそうで決めれなかった上田に生まれた、

芸術的な直接フリーキック。

これはもうさすがとしか言いようがない。



で、この後もゲームは点の取り合いの様相を呈し、

一気にヒートアップしたまま進んでいった。

鹿島の岩政が押し込んで再び追いつけば、

大宮もイ・チョンスのスーパーゴールでまたも勝ち越す。



選手個々のパフォーマンスではどっちも明暗があったが、

どちらの選手にも好調な選手がいたのは、この試合が面白かった要因だろう。



特に大宮のイ・チョンスは、昨季よりも格段に怖さがあった印象。

1点目のゴールはまぁ想定通りとはいえ、

2点目のゴール。あれはヤバイ。

ミドルレンジから振りぬく思い切りの良さから、

それを入れるという決定力。



これにこの日はあまり目立てなかったラファエルが好調になってきたら、

大宮の前線は相当怖いなと。

実際この試合も、ラファエルのヒールパスをイ・チョンスが受け取り、

そこから2人で崩しにかかるシーンもあった。



まだベンチには石原もいるわけで、

大分から移籍した東もフォワードとして起用できる。

バリエーションも豊富だし、

これに藤本や上田が上手く噛み合えば、攻撃力は相当なもんだ。



一方の鹿島は、岩政や伊野波がゴールを決めるなど、

1人1人のポテンシャルは見せたが、

まだマルキーニョス不在の穴を完全に埋め切れてない印象。



特に興梠は、スーパーカップでもそうだったが、

まだあんまり好調時のキレがない感じ。

上手さは非常に感じるんだけど、

今のままじゃ代表復帰は遠いかな。



ただ、田代は途中出場ながら決定機に絡んでいたし、

カルロンもまだ未知数なので、

これからどう変わっていくのかも見もの。

この試合も、ロスタイムに追いつく底力を見せてくれたし。



最終的には3-3と痛み分けになったが、

それぞれ重い勝ち点1になったんじゃないだろうか。



Jリーグ2011 第1節 ヴァンフォーレ甲府 0-1 ジュビロ磐田

2011年03月08日 21時32分22秒 | Jリーグ2011



ついに開幕となった2011年Jリーグ



しょっぱなから、ガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーとか、

見応えありそうな名古屋グランパス対横浜F・マリノスとか、

好カードが多くてまずはどれを観ようかひじょーに迷ったんだが、

やっぱり我が静岡を代表し、愛するジュビロ磐田を応援していこうと、

甲府との一戦をチェック。



甲府 対 磐田



この2チーム、どうやら開幕に滅法弱いという特性があるらしく、

磐田も甲府も、ここ最近は開幕戦で白星なし。

磐田サポーターの自分としては、去年の開幕戦でも昇格組みの仙台に敗れた、

あの苦い記憶も走馬灯のように蘇る。



で、0-1で敗れたその試合のように、今年の開幕戦もまた膠着する展開。

開幕戦ということで、動きがやや固いのは仕方のない部分だが、

それでも徐々に攻勢に出てきたのが甲府で、

磐田サイドから観てみれば緊迫感ある様相を呈していく。



甲府が去年J2で、その攻撃力をまざまざと見せつけていたのは知っていたんだが、

聞くと観るのとでは、やっぱり違うなーというのが第一印象。

ハーフナーマイクにしろ、パウリーニョにしろ、

Jでも馴染みのある選手ばっかだしな。



ただ、ここで



守護神・川口が大活躍



正直、全盛期に比べればさすがに衰えたなーという印象はあったんだが、

やっぱりまだまだ頼れる男。

そこまで劇的なセーピングがあったわけではないけど、

さすがの安定感でゴールを死守。



最近の磐田はどうにも失点が多く、それが苦戦に繋がっているんだが、

この試合に限っては本当に安定していた。

せっかく完全移籍で獲得した古賀がベンチで、

どうなるかなーとも思っていたが、加賀もイカンジンもまずまず。



そして、0-0で迎えた後半。

このままタイムアップかもしれないというような空気を破ってくれたのは、

山本の鮮やかな一撃だった。



後半36分、ミドルレンジから果敢にシュートを放ち、

一旦はブロックされて弾かれるものの、

そのボールを思い切り打ち抜いた男・・・



山本康裕!!!



ボールは一直線にゴール右墨へと滑り込み、

これが見事な先制点。



このシュート、ピッチを這うまさにライナーの一撃だったんだが、



実に気持ちいいゴール



ネットを揺らした音とか、マジですっかとするゴールだった。

狙い通りかどうかは分からんが、

素晴らしいゴール。

いやー、良かったよ山本。



で、ゲームはこのまま1-0で、磐田が手堅く開幕戦勝利。

甲府は久々のJ1で、まずは洗礼を浴びた形となった。



でも、1-0というスコア通り、両者にそこまでの差はなかったと思う。

前田なり、駒野なり、タレントではジュビロが上だっただけに、

後半はその優劣も出て来た感じだったが、

甲府は甲府で、手応えを得れる場面もあるにはあった。



特に清水から移籍し、見事に先発を飾った伊東。

経験値があるから間違いないとはいえ、

もうさすがというしかないプレーを披露。

こういう選手がいるのも心強いよな。



でもさ、



ジウシーニョがいないのは何故なのか?



ケガでもしたような報道は聞いてないんだけど、

単にメンバー落ちしただけか。



ゲームログ:クロヒョウ完結

2011年03月07日 22時37分13秒 | ゲームログ



よーやく、よーやくクリアしました「龍が如くクロヒョウ」。

結構時間がかかったのは、

あえてだったので別に構いはしないんだが、

思っていたよりもボリュームがあったのはまぁ事実。



最後はいささか、バトルが物足りないような感じもしたが、

挫折することなく、淡々と進められたのは良かったかな。

行き詰ることも全然なかったし、

正直、今までのシリーズに比べて難易度は低目かと。



でもこれで、メインで進めてるゲームは「俺妹」しかなくなってしまった。

こっちもボチボチコンプリートできそうだし、

本当にそろそろ、何かハマれるゲームと出会いたい。

金の問題もあるし、手当たり次第行くわけにはいかないしなぁ。



一応、積みゲーになっているのも幾つかあるんだが、

そういうのに限って、どうにもやる気が出ないというこの性格。

まぁしばらくはクロヒョウの全クリにでも時間使って、

まだPSPにお世話になろうかと。



PS3、DSでもやりたいようなゲームが出てきたら、

そっちに流れるとは思うが。



ゲームログ : ウイイレ三昧

2011年03月03日 00時55分34秒 | ゲームログ



クロヒョウもぼちぼち進めてはいるが、

やっぱり一番面白いのはウイイレだなーと思う今日この頃。

相変わらず、オンラインばっかだが、

これじゃー終わりもないし、記録になんないよな。


ほんとは「絶体絶命都市4」がほしかったんだが、

発売延期になってしまって、

PS3の出番はなかなかきそうにない。




ゼロックススーパーカップ2011 名古屋グランパス 1(PK3-1)1 鹿島アントラーズ

2011年03月01日 21時31分11秒 | Jリーグ2011



ついに、この季節がやってきた新シーズンの幕開け。

そして、その到来を告げるスーパーカップ。

今年はバイトのせいで、残念ながらリアルタイムで観れなかったんだが、

結果を知っていても、十分に楽しめた試合だった。



名古屋対鹿島。このカードはもう文句なし。

互いに、現代の2強とも言うべき存在であることは間違いないし、

藤本とか、アレックスとか、

新加入選手も先発に名を連ねていて、



新シーズンなんだなぁ―と、実感もあった



で、確か去年もそうだった記憶があるんだが、

前半からゲームは手堅い展開。

決してつまんないようなことはなく、攻防は見応えがあるんだが、

かといってそこまでの決定機は創作できず。

まぁこれに関しては守備陣にも互いにタレントがいるので、

レベルが高い証拠なんだろうと。



個々のパフォーマンスでは大迫や、玉田あたりが目立ってた印象。

大迫は、ほんとに逞しくなったなーという感じもあったな。

良いシュートも結構見せていて、

得点の匂いを感じさせるストライカーぶりを発揮。



あれだけ騒がれて入団した時には、

もしかしたらすぐ消えちゃうかもなーと、多少は思っていたんだが、

ちゃんと成長してるわ。



玉田は玉田でもうさすがで、

正直、キレキレとまで言えるパフォーマンスではなかったが、

ドリブルの鋭さは代表から遠ざかっても相変わらずで、

藤本ともケネディとも、良い形を作れている場面もあった。



後は、ダニルソンの代役で入った中村も頑張ってた印象。

ダニルソンの加入なり、世代交代なり、

中村の名古屋での立ち位置も厳しくなってきたことは否めないが、

まだまだ出来るベテラン。



さすがに最盛期のダニルソンと並べるのは酷だけど、

及第点のプレーは出来ていただろう。



そして、注目していた藤本も良かったな。

試合中にも解説されていたが、マジで違和感がないくらいスムーズにプレーできていた。

清水を退団した時はどこか裏切られた感じもしたが、

あれだけ楽しそうにプレーされると、なんかしょうがないような気もしてくる。



で、後半に迎えた先制ゴールのシーンも、

この藤本のフリーキックから。



高精度のクロスから、増川のヘッドでズドン



藤本の正確なキックと、増川の高さが生きた場面。

名古屋の空中戦の強さは、ほんとにハンパないわー。

優秀なキッカーがいて、

中にいるのはケネディ、トゥーリオ、増川って。



反則級の高さだろうよ



ただ、それをも凌ぐインパクトがあったのは、

やっぱり野沢のフリーキック。

0-1とビハインドを抱え、

何が何でも1点が欲しいというあの場面で、



直接フリーキックを叩き込む



ボールはきれーに下へと落ちて、曽ヶ端も触ることができず。

天皇杯でも直接決めていたし、

この技術、この勝負強さは何なんだと。

代表に選ばれても普通におかしくない。



ただ、1-1となった以降はスコアは動かず、

ゲームはヒートアップを見せる中でPK戦へと突入。



ここで主役をかっさらったのが楢崎



あのPKセーブぶりは、まぎれもなくMVP。

もし鹿島が競り勝っていれば、野沢がMVPでもおかしくなかったが、

神がかり的な楢崎の存在により、すべてを名古屋に持っていかれたな。

結果、名古屋が見事にタイトルを獲得と。



でも、ピクシーも言ってたけど、

そこまで差がない試合だったのは間違いない好ゲーム。

今年のJリーグも面白くなりそうだ。