goo blog サービス終了のお知らせ 

LIFESTYLE

ゲーム&サッカー中心の気まぐれブログ

どうする、どうなる岡田ジャパン

2010年04月08日 11時55分29秒 | 日本代表コラム
セルビア戦での完敗は、ほんとにショックな敗戦だった模様。

まぁそれもそうだろうなーとは確かに思う。

ワールドカップが目前に迫ったこの時期のテストマッチで、

1軍じゃない相手にここまで叩きのめされるのは、

自分の記憶の中でもはっきり言って記憶にない。



岡田監督もそりゃー頭も痛くなるだろうし、

報道ではやれ3バックだとか、迷走だとか騒いでいるが、

ここはもう、そっとしておいてあげてもいいんじゃないか。

今さら何言ってもどうにしかなるもんじゃないと思うし、

何もかも手遅れだ。



ただ、ふたを開けてみないと分からないのがサッカーであり、

ワールドカップであることは事実だ。

ワールドカップが始まって、いきなり強くなるようなことはないと思うが、

少なくとも見えない部分でのモチベーションは、

確実に引き起こされてくれるだろう。



この敗戦を受けて、選手にだって思うところはあるだろうし、

出場していない選手にとっては、

今の代表なら俺も入れるかもしれないという、

モチベーションになるかもしれない。



だから、3バックにするとか何とか言ってないで、

とりあえずはこのベースのまま、個人的にワールドカップに臨んでほしい。

それで大敗を喫したとしても、

積み上げてきたメンバーならある程度は納得できる。



ここで大きく舵を切っても、それじゃすべてが無駄になる。

大舞台での世界の差を知るためにも、

今のやり方を貫いてもいいのかもしれない。

オシムサッカーから岡田サッカーへ?

2008年03月30日 21時41分45秒 | 日本代表コラム
バーレーン戦での敗戦を受けて、
岡田監督は何かが吹っ切れたらしく、
オシム色を凝縮していた日本代表のサッカーを、
完全な岡田色にすることを決めたようだ。

まぁそのことについてはとやかく言わないし、
監督なんだから、その権限ももちろんあるんだけど。
どうしても言い訳がましく聞こえるのは、
果たして俺だけだろうか?

少なくともバーレーン戦では、
オシムっぽいなーなんて思うシーンはなかったぞ。
とにかく走れてなかったし、
連動性なんて皆無に等しかった。

岡田監督は守備に関してとやかくいってたが、
そんなに目立った部分はなかったと思う。
今後、やり方が変わったとわかってくるのか、
そこんとこは疑問だ。

というか、岡田監督のサッカーってのは、
もうできていたと思う。
劇的に変えるのはよくないといってたけど、
ぶっちゃけ変わっちゃってた。

そりゃ選手選考から見れば明らかで、
もちろんオシムの申し子はいたけど、
それはもう単純に、代表クラスだから。

だから、負けたら自分の好きなようにやる、
今まで我慢していた。
なんてのは、ちょっとどうかと思うなー。
岡田監督は好きだけどさ。

これからオシム監督のサッカーを、
まったく無くすなんてのも意味ないと思うし、
あえて違うことをして、
強調したいのならそれは間違ってるだろ。

うーんでも、表にでないこともあるのかなー。
良くも悪くも、次の代表戦が楽しみだ。

加地亮の左サイドバックコンバートはどうか?

2008年02月16日 11時48分40秒 | 日本代表コラム
いよいよ本格的に始動した岡田ジャパンの中で、
いきなり興味深いニュースが飛び込んできた。
内田の台頭により右サイドバックの地位が揺るぎつつある加地が、
左サイドバックでの起用を試されているらしい。

これが、出れない加地への岡田監督のはからいなのか。
ベンチにいるには惜しいから、どうしても使いたいのか。
単に層を厚くしたいだけなのかは分からないが、
左サイドのスペシャリストを育てたいというのが、一番だと思う。

そもそも左サイドバックというのは、
コンバートされて請けおうポジションだという印象もある。
それは、左利きの選手が右に比べて少ないわけで、
Jリーグでも純粋な左サイドバックはあまりいない。

これは、欧州をはじめとした世界でも同様で、
各国の代表で左サイドバックを担う主力選手が、
右サイドバックからコンバートされたという例は、
意外と多いという話を聞いたことがある。

日本でも、トルシエ時代は3バックにしたことで、
この問題はあまり出なかったかもしれないが、
フランスW杯の左サイドバックは、
本来は右利きである相馬直樹が努めていた。

ちなみにジーコ時代にコンバートされた三都主は、
純粋な左利きであることことは確かだが、
本来は攻撃的なサイドハーフを担う選手であり、
これは他に有力な選手がいなかった証でもあると思う。

そして、オシム政権での左サイドバックは、
今野、駒野らが名を連ねていたものの、
個人的には、スペシャリストという雰囲気はまだない。
特に今野は、明らかな不向きじゃないかとも思えた。

よって、こういった懸念ポジションでもある場所に、
加地のような職人タイプの選手がフィットすることは、
理屈的にはありなんかじゃないかなと思う。

加地の運動量、スピードの高さはやはり抜群だし、
ベンチに座らせておくには惜しい選手。
駒野も確かにいい選手だが、2人で競争意識が高まれば、
次の課題である層の薄さも改善される。

加えて、加地が左でも右同等のプレーができれば、
攻撃のバリエーションも広がり、精度も高まり、
日本のサイドアタックはもっと威力を増すはずだ。
加地には、それができる力がきっとある気がする。

ただ、自分よがりの意見を言わせてもらえば、
根本的に内田よりも加地を右に入れるべきだと思う。
内田も成長してほしい、悪くはない気がするけど、
まだあのポジションは、加地のものじゃないか。

世代交代をスムーズに進めるためには、
こういう取り組みももちろん必要だし、
それが刺激になることもあるけど、
少なくとも2010年は、加地に頑張ってもらいたい。

「個の力」の必要性

2007年08月25日 10時43分44秒 | 日本代表コラム
アジアカップで残念ながら4位に終わった敗因として、
オシム監督は「個の力」の低さを指摘した。
それは打開力であったり、突破力であったりして、
それが不足していたのは間違いはないと思う。

だから、個の力の必要性という点では間違いないし、
オシム監督が言っていることも的は得ている。
しかし、いまさら日本人に個の力がないと言うのは、
どうにも理解できなかった。

これまで数多くの選手を試してきて、
いやそれ以前に、日本人が個人技で劣っていることは分かっていたことで、
それが技術ではなくチャレンジすることだとしても、
それは練習中に言い聞かせることができたと思う。

というか、個の力の向上というのは、日本代表監督の仕事ではない。
選手の能力を引き上げるのはクラブチームだし、
それよりも選手自らの鍛錬によって培われるものだと思う。
代表というのは、そういった選手を選ぶことなんじゃないか。

ただ、日本人が個の力で通用しないことは、
誰が見ても明らかなわけで、これから向上しようとしても、
身体能力の差もあるからどうなることでもない。
だからこそ日本は組織で個を上回るサッカーを目指してきた。

少なくとも俺はそう思っていたんだけど、どうなのかな。
カメルーン戦は確かに個の力で勝負する意識は高まっていたし、
アジアカップにはない意欲も見ることができたけど、
ゴールシーンはセットプレーからだった。

個の力の必要性は確かに感じるし、間違いはないが、
それだけが問題じゃないかもするし、
それはどうしようもないことのような気もする。

アジアカップ総括

2007年07月30日 21時55分09秒 | 日本代表コラム
至上命令だった3連覇を達成できず、無念の4位に終わったアジアカップ。
いろいろテレビのサッカー番組では見解がなされていたが、
ぶっちゃけ敗因なんてのは誰にも分からないと思う。
答えは一つじゃないし、一つの答えもあるわけない。

でも、あえてこのアジアカップを振り返る意味で総括してみたいと思う。
まず焦点をあてたいのは、初戦のカタール戦。
このゲームはグループリーグ突破のために絶対勝利が暗黙上あり、
とにかく磐石の勝利がほしいゲームだった。

しかし、このゲームでまさかの1-1

高原のゴールも個人的には上手いゴールに見えなかったし、
終盤にフリーキックから失点して、ゲーム全体の出来も悪かった。
だから思えばこの試合から、日本は下降線だったのかもしれない。

この試合も圧倒的にボールを支配していても得点が決まらず、
もろい守備陣が露呈してドローだったし、
得点力不足も守備の甘さも垣間見れていた

でもここから、UAEに3-1、ベトナムに4-1と、
日本は地力の強さを見せて快勝を収め、
最低限の目標であるグループリーグ突破を決定。
この時ばかりは、

やっぱり日本は強いな

と感心させられたものだった。
特に高原頼みではなくベトナムから4点を取れたことは、
いくらチーム力に差があるとは言えまずまずだと思った。

ただ、そんな中でも気になったのは、

守備のもろさ

10人のUAEを相手にカウンター食らうあたりは、
本当に何も成長していなぁと思った。
ジーコ時代のキリンチャレンジカップに散々思い知ったと思うんだが、
やっぱりこれは得点力不足と同様に永久課題だと思う。

ただ、ぶっちゃけこれがなくなる時なんてないと思うが

で、決勝トーナメントの対オーストラリア戦。
このゲームは一発勝負のモチベーションもあったのか、
試合全体が引き締まっているように感じたし、
何より高原の同点ゴールは本当に素晴らしかった。

強いところとやると潜在能力が引き出される日本の良いところは、
やっぱりどんな時も受け継がれていると思ったし、
この時ばかりは成長した面を見れた気がした。

ただ、相変わらずゴールを決めることができず、
勝敗がついたのはPK戦。ここは川口の存在で助かったが、
10人を相手に勝ちきれなかった課題は残った。
いくらオーストラリアとはいえ。

そして韓国戦は見事にこの決め切れない症状が仇となり、
PK戦で敗北。もうこうして振り返れば無難な結果に感じるし、
何か3連覇なんてのは、夢のまた夢だった気がする。
とにかくこの大会は、

進化と退化を繰り返しすぎた

という印象を受けた。同じメンバーで臨みながら、
結果は全然安定しなかったし、常に課題は残ったまま。
今思えばジーコの時もそうだったじゃんと思えるが、
あの時は流れの中でネットを揺らす勝負強さがあったわけで、
それがなかったことが一番痛かったと思う。

後は選手の経験不足も大きく響いていたと思う。
高原、中村らを抑えられてしまうと、
個の力で打開できる存在がどうしてもいない。
良い選手はいるけど、まだ中村たちのように絶対的な存在になりきれていない。

それは守備のもろさにも現れている気がする。
中澤の存在感は素晴らしく実績もある選手だったけど、
周りがきっちりサポートして固めてくれないと、
最終ラインを1人で守ることなんてできない。

ふー、まぁぐだぐだ書いてよく分からなくなったが、
要するにチームとしてのレベルが低いように感じた。
なんかゴールを奪うという意識というものがあまり見れなくて、
パワーというか、そういう打開力の力のなさは痛感したと思う。

これを成長への糧にして、頑張ってくれればいいんだが。

第2回 日本サッカーの現実

2006年07月13日 22時43分11秒 | 日本代表コラム
W杯ドイツ大会。
その戦いに、アジア最強の看板を引っさげて望んだ日本は、
奮闘もむなしく惨敗を喫した。

けして勝てない相手ではなかったオーストラリア、
クロアチアにも苦戦を強いられ、
結局、日本は1勝も挙げられないまま大会を去った。

敗因はいろいろ言われているが、
極端なことを言えばベスト16なんて夢のまた夢で、
日本は出場できただけで満足するべき国だったのかもしれない。

でも、日本は大会前、明らかに過剰な期待を抱いていた。
前回大会でベスト16を記録したことが背中を押し、
ベスト8、ベスト4を狙う意気込みで大会に臨んでいた。

だが、世界から見れば、
今回の日本の結果は「まさかの敗戦」ではなく、
「順当な結果」なのだろう。
だから、日本はこの結果を、運がなかったと見逃すのではなく、
真剣に受け止めなければいけない。

オーストラリアもクロアチアも、
たかが日本が勝てる相手ではなかった。
そう思ったほうがいいと思う。

そういった根本的な意識の変化がないと、
日本サッカーに躍進はないのかもしれない。

そして、それを裏付ける結果がついに出た。
日本のFIFAランキングが49位に急降下した。
それはもちろんドイツ大会での成績もあるが、
無論、過去の成績も関係している。

これが本当の日本の実力。
そうだとしたら、日本より上位にいるトルコやカメルーンが出場できなかった
W杯という舞台に参加できたことは、胸をはれる名誉なのかもしれない。

果たして、この大会に参加するだけで満足できなくなる日は、
やってくるのだろうか。

第1回 得点力不足解消は想像力

2006年06月27日 22時33分08秒 | 日本代表コラム
今日は、サッカー日本代表についてコラムっぽいものでも、
書いてみようかなと思います。
第1回は日本の永遠の課題、得点力不足について。

W杯の大舞台で、日本はいつも通りの試合をした。
守備は崩壊してしまったが、
皮肉にも攻撃陣はいつもと変わらない単調なままだった。

かねてから言われ続けてきた得点力不足の課題は、
結局、ジーコ監督でも解決することができなかった。
今後、この呪縛とも言える日本の致命傷を、
解決する兆しはでてくるのだろうか。

誰もが一番望んでいるのは、
世界に通用する絶対的なストライカーの誕生。
しかし、こればかりは待望論のみで、
現時点ではその可能性もないに等しい。

ならば、現在の日本を代表するFWが、
コンスタントに得点を決めるワールドクラスの得点力を身につける。
これしか方法はないと思う。

でも、これはどんなFWの選手でも願っていることで、
長年挑戦し続けてきたことでもある。
しかしながら現状は、海外進出こそ可能になったが、
未だに不動のレギュラーの確立まで至ってはいない。

では、どうすれば得点力を身につけられるのか。
外国のFWにあって、日本のFWにないものはなんのか。
俺は、ここ最近、これについて「想像力」だと感じてきた。
特にその傾向が強くなったのは、先日のW杯だ。

オーストラリア戦、高原がドリブルで持ち込み、
完全に相手を切り崩せたシーンが一つあった。
ゴール前のスペースはがら空きで、
日本は高原、柳沢の2人がゴールを向いていた。

誰がみても明らかに、決定的なシーンというやつだった。
しかし、高原のパスを受けた柳沢の弱いシュートはGKにキャッチされ、
得点を決めることができなかった。

ここで感じたのは、意思の疎通ができていなかったこと。
この時高原は直接ゴールを狙えるポジションでボールを持っていた。
FWならばここでシュートを放ってほしかったが、
高原はより確実にゴールを狙うために、柳沢にラストパスを送った。

ゴール前での横パスはGKにとっても厄介で、
ある意味、これも正しい選択だったと思う。
だが、問題だったのは柳沢が高原がシュートを打つと思い込み、
シュートを打つ体制が整っていなかったこと。

その結果、無理にシュートを打ったために、
ボールに力はなく、GKにキャッチされてしまった。

高原が積極的に狙っていれば、結果は違うものになったのかもしれない。
でも、それ以上に問題なのは柳沢のボールへの対応だと思う。
ここで、出てくるのが「想像力」。

柳沢は高原がシュートを打つと見越して、
こぼれ球を拾おうとしたのだと思う。
でもそこにパスが来たことで、
不甲斐ないことになってしまった。

こういったシーンの時、FWに必要なことは、
あらゆる想定をして構えることだと思う。
すなわち、「想像力」が必要なのだ。

こぼれ球だけでなく、パスが来た場合。
またはGKが突然飛び出してきた場合。
そういったことを想定して対処できるようにする力が、
日本のFWが得点力不足を解消する手立てだと思う。

クロアチア戦での柳沢の決定的なシーンも、
これと同じことが言えると思う。

頭では分かっていてもできない。
というのがもしかしたら本音かもしれないが、
一つのパターンだけを正確にこなしても、
ゴールはなかなか生れない。

こればかりはどんなにシュートの本数を打っても、
考えないことには変わらないと思う。

精神力やフィジカルといった見劣りする部分はまだ多くある。
でもその前に、中学生や高校生でもできるイメージを膨らませること。
それも重要なのではないだろうか。