世界のすみっこで

ふと思ったこと、そのときどきをかいてます。(不定期更新)

2019 香港旅行2日目

2019年08月14日 14時24分42秒 | 台湾旅行
このまま香港行き強行か、それとも台北観光か。
香港に行っても現地での行動時間は5時間程度。


あきらかに危険なニオイがするものの当初の計画通り、香港に行くことにした。
次はいつ行けるか分からないし、そのためにここまで来た。

チェックインカウンターはさっきよりも列が延び、相変わらずワイワイしていた。
迷いを断ち切る意味でもスマホからオンラインチェックインしておいた。
並んでしまうと待ち時間で決意が揺らぎそうだった。


とりあえず朝食を摂ったり、ファミマの焼き芋を食べてみたり、喫茶店でコーヒーを飲んでみたりして時間を潰した。
トマト刀切麺おいしかった。




暇すぎて空港内も2周くらい散歩した。



旅行ガイドブックも見飽きたところで、やっと出発の時間になった。
遅延騒ぎでキャンセルが出たらしく、機内は空いていた。
天気予報では香港は夕方から雨。出発が遅れたと言っても到着には間に合いそうだった。


飛び立ってしまえば後は座っているだけ。
南シナ海では小さな島影も見え、旅心を高揚させてくれた。
しかしここから雲が濃くなってゆき、、、



まただよ、もう雨が降ってるじゃない。。
昨日と同じパターン。。



いろいろ手続きしているうちに空港を出るまでに1時間もかかってしまい、行動時間がより苦しくなる。
急いで市街行きのバスに飛び乗り、いよいよ九龍エリアに入ることになった。

ネイザンロードの尖沙咀(チムサーチョイ)駅付近で降りた。
台湾も香港も繁体字圏なので、台北からくるとそんなに「異世界感」がない気がする。
大陸中国に行くと、簡体字は異世界の記号として分かりやすい。
ただ、欧米人の観光客が非常に多く、その点はあきらかに台北と雰囲気が違う。



しかし「的士」と書かれた赤いタクシー、竹の足組み、突き出た看板、重慶大厦・・・!
香港に降り立ったことにやっと実感が湧いてきた。






重慶大厦に入ってみると、思っていたのとは違って何というか、インド系住民の世界になっていた。
インド料理の店もあり、店員の妖しい笑顔に誘われてせっかくなのでカレーを食べてみた。
日本で食べるものよりも塩気があり、歩き回ってヘロヘロの体に沁みた。



もともと時間もないので、今回は広く動かず尖沙咀周辺だけ見て回ることにした。
雨のせいで動きが鈍ってしまったが、動かないと決めれば雨のおかげでけっこういい感じに「香港」だった。







そうこうするうちに台湾へ戻る時間がきてしまい、MTRを乗り継ぎ中心街を後にする。
空港に着いたら着いたで出発直前に登場ゲートの変更がアナウンスされ、安心したのも束の間けっこう走らされた。



台北の宿に帰り着いたのは午前3時過ぎ。
24時間以内に戻ってきているのでとりあえず「日帰り」には成功した!
もし朝のフライトが定刻であれば、という心残りはあるが、ちょっとした買い物くらいなら充分に台北からぶらっと行けた。次はぜひ泊まりでスケジュールしたい。
面白かったけど結構キツかった。(笑)


劇 終