奥日光ツーリング

連休だし、そろそろ紅葉の時期だし…そうだ日光へ行こう！

ということで日光へ行ってきた。
もちろんバイクで。

前日の晩に思いついたものの、出発が遅れれば渋滞で身動きが取れなくなるのは必至なので、仮眠をとって早朝5時に出発。

今の時期の夜明け前って、もうオリオン座が見えるんだな。
オリオン座と言えば、冬の星座。
「夜の間でさえ季節は変わっていく」のを実感。
マイラバ好きだったなぁ。


なんとなく、他の人が東照宮付近を目指していると予想して、東北道～日光～奥日光ではなく、関越道から奥日光方面を目指した。
そもそも奥日光の紅葉を掲載したブログに触発されたので、この日の目的地は奥日光。
行ったこと無いエリアだし、公共交通では行けないのでうってつけ。


環八～関越道は、朝から混んでたなぁくらいで特に書くことはなく、、、
ただ久々に好天の連休ということで、バイクも多かった。

関越を沼田で降りると、すぐに山道。
途中で食べたイワナの炉端焼き。


味は「見た目通り」だった。
こういうのは自分でやってみたい。



そして金精トンネルを抜けて視界が開けると、こんな感じ！


絶景であることには変わりないが、まだ充分に紅葉していなかったorz
途中で寄ったGSで聞いた話だと、今年は気温が高く紅葉が1週間くらい遅れているらしい。

しかしこれをしょぼいスマホのカメラで撮ると、あら不思議。


しょぼすぎたためか、なぜか紅葉っぽく写ってた。
ちなみに、台湾旅行中に仕方なく購入した「しょぼいスマホ」であり、今どき300万画素の「しょぼいカメラ」である。


こちらは半月山展望台から。
中禅寺湖の向こうに聳える男体山が美しかった。


件のスマホは、いつものメインが故障してサブもついでに故障して仕方なく持って来たのだが、意外や意外、ツーリングの景色を印象的にしてくれた。

中禅寺湖～日光市街は、ほぼ渋滞なし。日光市街～中禅寺湖方面は予想通りの渋滞。
逆回りに来て正解だった！
といっても、ゆっくりしていると帰りの高速道路で渋滞しだすので、早めに撤収。
なので今回は東照宮観光はせず。

前日に仮眠しかしていないので、帰りは眠気がヤバかった…
「バイクは操作が忙しいので眠くならない」と思ってきたが、やっぱり眠気は来る。大型に乗り換えて巡航が快適なのも影響あるかも。
やっぱり睡眠不足での運転が危険なのを、改めて肝に命じておかないといけない。


閑話休題。
栃木といえば「レモン牛乳」。
ほんと久しぶりに飲めた！以前は近所のスーパーでも売っていたが、2011年ころから置かなくなっていたのでやっと再会した。



今回のルートはこんな感じ。
東京から関越道スタートで、帰りは東北道を使って時計回りにぐるっと戻ってきた。
走行距離は420km。日帰りにしては結構走ったな。
関東エリアの「100km」ってかなり長いんだよ。。



秋の季節を堪能して、地図上に大きな軌跡を残せて、満足した一日だった。

魔女の（トドメの）一撃

「Hexenschuss」

ドイツ語でぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と言うそうです。
いきなりグキッと来ますからね。
ちなみに中国語では「閃腰」。こちらは字面に感心。

以前から腰痛があり、数年に一回ぎっくりしていたのだが、今回は去年の秋以来、一年経たずに再発。

去年は本当に忙しくて、座りっぱなしの時間が長かった時期だった。
今回はそんなに以前ほど忙しくはなかったのだが。。


朝自宅を出ようとして、いつも通りカバンを持ち上げたら、

「あっ」

激痛が走り、そのまま立てなくなった。
その時点で休暇連絡。

しばらく寝てれば治るだろ…と思っていたがどうも1日経ってもまだ痛い。
いつも通りロキソニン（痛み止め）とサポーターでどうにかなるかと思ってたら、ロキソニンが全く効かなかった。


さすがに痛すぎておかしいので、病院へ行く。
とりあえず、痛み止めのぶっとい注射と鍼と、レントゲン撮影。

レントゲンではよく判らん、MRIが必要だと言うことに。
痛いって言っているのに、MRI設備の無い病院だったもんで電車でMRIの撮影が出来るセンターへ行かされた。
そしてセンターでは撮影「しか」できないので、撮影データを持って後日また病院へ。


すると結果は
「椎間板ヘルニア」
だった。


学生時代はアメフトをやっていたので、身近でヘルニアは結構見ていた。
自分も当時はなんともなかったものの、ダメージ自体は蓄積していたのだろう。
体を動かす習慣もすっかり無くなったので、筋力が衰えて腰椎をカバーできるレベルを下回ったのだと思う。食べる習慣は残ってたし。

体を動かさなきゃ、と思って春から会社終わりに1時間ほどウォーキングしていたのだが、どうもこれはこれで負担があったらしく、昔痛めた膝をまた痛めた。そしたら連鎖的に腰に来た。

ただこれまで、歩くと脚に痺れというか、パンパンに張る感触があったのだが、しばらく歩くと収まるのでほっといた。後で調べるとヘルニアなりかけ～初期の典型症状らしい。。。「坐骨神経痛」だと思ってたら、坐骨神経痛は「風邪」と一緒で原因不明の症状につけとく名前だとか。


「椎間板ヘルニア」と言われたときは、本当に一気に気力が落ちるのを感じた。
これから一生このままなの？？なんでもっと太い人がいるのに？？バイクにはもう乗れなくなる？？仕事は続けられる？？
とくにバイクは4月に大型免許をとったばかり、5月に大型車両を購入したばかりだった。

いろいろ考えこんだが、「治る」という医師の言葉を信じて（信じるしか無い）なんとか気を持ち直した。

今では痛み止めも必要なく、ツーリングに出かけるほど回復はしているが、「体を動かす」というのがすっかり億劫になった。
でも体を、とくに体幹を作らないとな。。。