Forth!

移転しました(2014/1/1)

旅の名残を(大分)

2012-05-29 | たび

2日目竹田、目的は広瀬神社大祭。
熊本から竹田だとバスを使っても電車を使っても結構時間が掛ります。
2時間半位。そして滅茶苦茶便が悪い…
10時頃までに竹田に到着しようと思うと朝の5時頃の便か7時頃の便かの2本!
というかこれしか便ない(笑) 不便すぎるよ!

で、式典10時半なのに竹田到着10時ですよ!ひい!
あまりぎりぎりは好きではないのですが、まあしゃあない。 
とにかくものすっごいいい天気でした。前日が曇り空だったのでどうかな~という感じだったのですが。
広瀬武夫は晴れ男かも(笑)
  

 
やはりというか何と言うか地の方が多いです。
制服を着た海自の方がおふたりおられたのですが、既に夏服!(白)目立ってました(^^
おひとりの靴が白で、もうおひとりの靴が黒でした。決まりはないのかな?
「坂の上の雲」(ドラマ)で他の海軍さんがみんな夏服+白靴の中、広瀬だけ夏服+黒靴っちゅう場面がありましたが、それを思い出した。
当日は午後から地元のイベントがあちこちで開催されていたこともあり直会まで残った人数は少なかったですが、ご親族様、宮司さん、前回も色々お話して頂いた方とお話させて頂きました。
 
 結局行って来た…
 
行っといでと言われて宮司さんの車に乗せて頂いた^^;
ただやっぱり時間がなくて、30分ほどで引き返したんですが。
そこで広瀬の祖母智満子さんの教えの手拭が販売されてました。おー…
確かに子供の教育にはよさそう。1部が終わる頃には売り切れてました。大人気。

歴史資料館前の広瀬武夫像。 



歴史資料館を見学してちょっと質問してーそしたら学芸員さんに顔覚えられていた^^; 
前回も困らせるようなことを言い今回もまた同じくって感じで、申し訳ありませんでした…面倒な客だな!
毎度毎度お世話になります。
ただ疑問というか、展示が遠くて読めない書簡があったのですがそれが今回スッキリ解決したので本当にありがたかったです。
 
そして瀧廉太郎記念館。前通っただけ!
 


こういう関係でした…
広瀬家と瀧家が借りていた官舎が近いと言うのは聞いていたのですが、まさか真向かいとは。
これには驚きました(旧広瀬邸は地元の方が住んでおられるようですので騒ぐのは厳禁)。
そりゃ竹田に滞在した時期が合えば顔見知りに位なるだろうさ!

あとはぶらぶら歩きながら広瀬神社に戻り、資料館を見学してたらあっと言う間に時間が経ち。
埼玉から来られたと言う女性とお話させて頂いたりと、いい時間を過ごすことができました^^
帰りも相当ギリギリな所を車で送って頂いたりと、本当に良くして頂いて感謝感謝です。



今回の戦利品。上は竹田、下は熊本。
古写真アルバムは5年ほど前の発行になっている。今まで気が付かなかったなー
上の写真は「田原坂だな」と思ったのですが、調査研究で田原坂ではなく熊本城内の古京町であることが判明したそうです。
へー…

田原坂のある植木町は数年前に熊本市と合併しまして、同市の教育委員会が発掘調査等をされている。
現在進行形かな?
今回は田原坂には行かなかったので様子が分かりませんが、政府軍や薩軍の遺品が出て来ているというニュースが2年ほど前にありました。 
以前私が作っている史跡ページを御覧になった担当者の方がメールを下さったのですが、きちんと整備して観光しやすい所にしたいと考えられているようです。
ゆくゆくは国指定の史跡にしたいそうで。
きちんと整備されたらいいなーと思うけど、昔の様子も残しておいてほしい…
平泉のようにがちがちにコンクリになってしまうとちょっと悲しい。
…スイマセン地元の事情を知らない旅行者の勝手な言い分です…
  
熊本駅から田原坂駅まではすぐなのですが、こちらは無人駅で大きな看板はあるものの史跡迄の道案内がないに近い状態なんですよ。
駅から車道に出るといきなり道が分からなくなる^^;
そしてタクシーが常駐している訳でもないし、駅降りたら歩くしかない。
あれは正直怖いし、道中ほぼ人気がないので色んな意味で危ないです。
電車利用の方は夕方は田原坂に行っちゃだめです。本当に。
朝か昼、とにかく日の高い内に行かないとダメです。
私もそれはお伝えし、他にも問題提起されている方がおられたようですので、流石に今はもう少し良くなっている可能性が高いですが。
でも今回熊本の交通センターで「熊本城と田原坂」というバスツアーの宣伝がされていたのをみましたので、歩くのも迷うのも嫌という方はそういうのを利用されたらいいかもしれません。
  
田原坂の史跡ページは割とよく御覧頂いているページです。
ちなみに断トツで多いのは検索サイトで1番にヒットする浜口雄幸遭難地。
本当は遭難現場なのですが間違って書いてるのねorz
追加できる写真もあるので、このページも改訂しないといけない。

田原坂の方は佐々友房とか吉次峠辺りで見に来られる方が多いのですが、夏が近付くととりあえず「田原坂×電話ボックス」です。
美少年像が乗ってたアレね。
ここに出るそうで、夜に見に行く猛者も結構いると聞いた事があります。
まあ田原坂自体が有名なスポットですが。
私、そういうのを全然感じないタチなのでめっちゃ平気で写真撮ってます^^;
でも先年、この電話ボックスも撤去されたそうで。
あちこち少しずつ変わっていきますな。

史跡のページもそろそろ動かしたい所ですなあ。
去年秋ごろに平泉のページを2枚ほど作って止まっている状態です。
そっちも頑張らんと。
  
とにかく盛りだくさんの旅行でした!
楽しかった^^



西宮歴史ブログの大御所さんからTB頂いていて、こちらからもTBしたいんですができない…!
コメントしたくてもあちらはSNSでコミュニティに入らないとコメントすらできない…!
不便すぎる西宮スタイルorz



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4 Comments

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例年通り三笠へ (MV)
2012-05-30 06:55:34
行ってきました~。
日本海海戦107周年記念式典。

横須賀音楽隊の演奏ではなく薩摩琵琶による日本海海戦の弾き語りだった以外は例年通りでした。

ただ、一般観覧者がすごく多かったですね~。
日曜日というのと、お天気が良かったのと、記念日ということでいつもは500円の入艦料が200円だったのとのトリプル効果でしょうか。

ひところ、年間の観覧者数が10万ちょっとまで落ちていたそうですが、去年は3~4月に激減したにもかかわらずその後増加して20万近くまで行ったそうで。
やっぱりドラマの影響かな?

あ、そうだ、103周年の式典で舷側に掲示された東郷さんの大将旗が展示室の企画展に来ていて、間近で見たらすごく大きかったです。

>既に夏服!(白)目立ってました(^^
おひとりの靴が白で、もうおひとりの靴が黒でした。決まりはないのかな?

式典の時は海自も来賓の米軍将官も白服しか見たことないです。衣替えっていつなんでしょうね?
靴は……そこまで気づきませんでした。

第1次大戦時の特務艦隊の遠征記に、涼しい地方へ行っていた士官がもう秋だからと白靴を黒に染めちゃって、マルタに来たらみな白なんで「……」という話がありました。
日を決めて一斉にというものではないのかも知れませんね。

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/964339/185
『遠征記』の公刊版『平和の海より死の海へ』の近デジURLです。この本面白くって大好き。
2001年に『日本海軍地中海遠征記』の題で出た版では欠損しているページもちゃんとあるので、気が向かれましたら読んでみて下さい。
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>MVさん (ヒジハラ)
2012-05-30 19:12:19
MVさんはこちらだろうな~と思ってました^^
薩摩琵琶による日本海海戦の弾き語りですか。それはいいなあ…

式典の時でも一般観覧はできるんですか?
そういう時は人も多いし、事務方の方がバタバタしているので聞きたい事も聞けないし、という感じで何となく避けてしまうんですが^^;
でも入場者が増えるのは嬉しい事ですね~
入場料取って(笑)ちゃんとこれからもいい状態で保存して行かにゃ!
 
海軍の衣替えは今と同じで6月10月だったようです。
海自はどうなんでしょう…そうそう違わないだろうな、とは思うのですが。
でも今の時期に冬服だと確かに見た目も暑苦しい(笑)
学校のように中間服とかないんでしょうか。何かあるんですかねえ。
  
『平和の海より死の海へ』、UPされてるんですね!
知らなかった…
学生時代に手に取り面白さに論文作成の(めっちゃ)差しさわりになり、途中で読むのを辞めたんです(笑)
ご案内ありがとうございます。時間ある時に捲ってみます^^
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できますよ~ (MV)
2012-05-31 07:13:26
式典の最中も一般観覧。

ただ、式典そのものは事前の申し込み者だけで講堂が満杯です。
(去年、式典直前に行ったら立ち見になりました……。)
100周年や103周年の時のように艦の外でやる時は横から見られますが。
それと、祝宴の会場となる後甲板も入れなくなります。

入場者は多いですが、事務方や理事の方も多く、聞きたいことがあるとき近くに誰かしらいるので、却って質問しやすいかも知れません。

あと、前部艦橋の測距儀が、後年のものから海戦当時の形のレプリカに換装されました。
で、その前で、長谷川清大将のお孫さんが保管されていた、東郷さんの写真や色紙を東郷さんの曾孫さんに贈呈する場面に行き合わせました。
かつての司令長官と測距担当。

きゃ~~~!
……です。こういう日ならではの光景でしたね~。
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>MVさん (ヒジハラ)
2012-06-01 06:49:12
あ、そうなんですか~
それならそういう時に行っても結構楽しめるかも…

>で、その前で、長谷川清大将のお孫さんが保管されていた、東郷さんの写真や色紙を東郷さんの曾孫さんに贈呈する場面に行き合わせました。

確かにこういう場面に出くわすのはその日ならでは!
見ているだけでもうわー!な感じです(笑)
しかしこういうお話を伺うと、本当に近代は近い時代だとしみじみ…
まだ孫とかひ孫とかなんですもんね^^;
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