ぶらりフォト日記

2005年開設以来あまり更新されていませんが、私の住んでいる地域や旅先の事を写真をまじえて紹介しようと思います。

大分農業文化公園

2014年08月30日 13時12分12秒 | ふるさと散策

 東椎屋の滝から自宅にかえる道すがら、大分農業文化公園に寄っていきました。
 大分農業文化公園は宇佐市安心院町と杵築(きつき)市山香(やまが)町に跨る日指(ひさし)ダム周辺に設けられた農業体験可能な公園で、「一村一品運動」で知られた平松守彦元大分県知事の肝いりで、2001年4月に開園しました。開園当初は年間46万人が訪れましたが、年々入場者数が伸び悩み、目標である年間25万人を割る事態となったため、2005年度からは一部施設を除き、入場料が無料となっています。
 公園の総敷地面積は120ha、東京ドームの約24個分の広さがあります。公園開設と合わせて、大分空港や大分自動車道を結ぶ別府・宇佐道路に「大分農業文化公園IC」が新設され、大分県のみならず近隣各県からの交通のアクセスも便利になっています。
 大分農業文化公園のコンセプトは「出会いと収穫の体験フィールド」、豊かな自然のなかで農業・農村について、その文化を学習する場を提供し、理解を深め、新しい農業・農村の発信基地として位置づけています。なお開園直前に現静岡県知事である川勝平太氏が訪れ、当初予定していた「エコパーク」という愛称を「パークアルカディア」へ変更した逸話があるそうです。

 豊の国物産館

 公園内では、公園で育てた農作物や「豊の国」大分県の名産品を販売する「豊の国物産館」があります。
 大分県は1979年から当時の平松知事が提唱した「一村一品運動」に取り組んでいます。各市町村がそれぞれ一つの特産品を育て地域の活性化を図るこの運動は、椎茸・ミカン・豊後牛・関サバ・関アジ・大分麦焼酎などの多くの全国に通用する特産品を産み出しました。

 みどりの広場

 大分農業文化公園は「農業を知る(発見)」、「農業で遊ぶ(参加)」、「自然と親しむ(癒し)」の3つをテーマにして、物産店、フラワーガーデン、ハーブ園、レストラン、広場、果樹園、コテージ、貸し農園、オートキャンプ場、遊具施設など様々な施設があります。また園内を「はなちゃん号」というトラムカーがゆっくりと周遊しています。

 日指ダムのダム湖

 大分農業文化公園のある速見(はやみ)郡山香町は、2005年の市町村大合併で、西国東郡大田村と杵築市に対等合併しました。合併にあたり、同じ速見郡にある日出(ひじ)町は合併後の名称を廻るトラブルで杵築市と折り合いがつかなかったとか?(当時は日出町の方が杵築市より人口が多かったそうです)日出町は合併を拒否して、単独で自治を継続しています。



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