風まかせ・・浮島

「ガンダムSEED DESTINY」感想のみ更新中。ちなみに種運命の終了と共にここは閉鎖いたします。

Zガンダム Vol 8

2004-12-30 22:21:32 | 機動戦士Zガンダム
27シャアの帰還 28ジュピトリス潜入 29サイド2の危機 30ジェリド特攻 ここではシャアが隠し子連れてきた?レコア、シロッコと会う。ティターンズ毒ガス攻撃。マウアーよ永遠に・・ってなとこでしょうか。

まずはですね~、Vol8のメニュー画面が素晴らしくいいのですよ。おそらくどれもDVD化されるにあたって新しく描かれたものだと思いますが、今までのメニュー画面で一番これが好きです!こんなに画面いっぱいキレイな回はなかったかと。

今回のメインは何と言ってもジェリドとマウアー。お互い手を必死に伸ばしながらも届かない。舞う花びらと共にマウアーが向こうへ行ってしまいそうで・・。儚く散った二人の恋がこのメニュー画面に集約されてます。かれこれ随分Zを見てきましたが初めてジェリドに感動してしまいました。それもこれもマウアーの力。実際マウアーから光が射しているように見えます。

だめんずに惹かれていく女の哀れさも感じますが(おい)彼女の美しさとひたむきな愛を思うと何だか切ないです。戦いに悲恋はつきものですが、まさかジェリドにここまで切ない気持ちにさせられるとは思いませんでした。レンタルする祭はぜひDVDでこの美しき二人の姿を見てください。

さてジャマイカンが死んで、ますます勝手にふるまうヤザン。ジェリドとも本気の口論になりますが、せいぜいその強化人間と頑張るんだなと捨てゼリフ。このあたりから段々ジェリドに貫禄がついてきたように思います。マウアーはジェリドが心配でたまりません。「シロッコは何を考えているかわからない。 あなたについていくつもりで来たの。あなたが守ってくれるから・・」

シャアが地球から戻ってきます。びっくりしたのはこのシャトルのパイロットがカイ・シデんに似てたこと。いや、別人なんですけどね。w アーガマはシャアを回収するために待機していますが、ここでヤザンの攻撃に遭いなかなか接触できません。無論ヤザン独自の勝手な行動です。「段取り考えていたら味方に出し抜かれるってことでね」だそーな。

Zの動きに反応してジェリド、マウアー、サラも出撃。ここでジェリドは強化ランチャーを連れて来てるのですが、Zを狙ったサラがカミーユの気配を感じタイミングを逃します。ジェリドの合図通り撃ってたら成功したのに・・。しかしそのビームがシャアが乗ってると思われるシャトルを直撃。ただひと足早くシャアはボートでそのシャトルを離脱してました。さすがはシャア。

どういうなりゆきでそうなのか全く覚えてないのですが、子供二人を連れてアーガマへ来ます。ファは子守りまでさせられてるし。ブレックス准将が亡くなった事は秘密にする模様。ブライトへの土産家族の映像が入ったディスクも持ってきてました。子供達のメッセージをみて涙するブライト。何か、すごくよかったな。(じ~ん)

ジャブローでスパイ活動もしたレコアが、今度はジュピトリスに潜入する模様。あそこにはシロッコが!危険度マックスです。カミーユは必死に止めますが彼女は絶対譲りません。ジャブローでも潜入に失敗してるし、何かを焦ってる様子。せめて後方支援するとカミーユが出ると、今度はファが面白くない様子。「ここは軍隊だぞ」「軍人である前にレコア少尉は一人の女性です」「そんな話しは平和になってからするものだ!」シャアに怒鳴られたら私なら泣くな・・。でもその後で「ファの言ってる事は正しい。女の子は女の子だよ」シャアさんや・・どっちだね?

レコアはエルググというおもちゃのようなMSに搭乗し一般人としてひとまずジュピトリスに潜入成功。がしかし、出会っちゃいましたよ。シロッコに!!見つめられ髪を触られ、その手を払うといきなり殴る
というすさまじい攻防。w 名前と所属を聞かれますがしどろもどろでこりゃバレバレだ。「レコア・ロンド、良いたびであることを祈る。・・もっとも 帰ることが出来たらの話だ」コアは脱出に成功しますが、帰還してもシロッコの事だけはなぜか報告しません。しないのか、或いは出来ないのか・・。う~む、謎。
一方シロッコはあんなハエごときに構ってる暇はないと言いながらも「あの女、好きになりそうだ」ってお前もどっちだね?w

ティターンズが再び動き出します。サイド2のコロニーにG3(毒ガス)作戦。ジオンの再来だ!とブライトは激怒。この作戦でジェリドはMS隊の指揮を任されています。「一つのコロニーの犠牲でエゥーゴが降伏してくれるなら 神様だって許してくれる」何て事を言うようになったんだ!ジェリド!!「成功しても辛いわよ」ってマウアーの言葉がまた虚しい。

この作戦を止めるべくエゥーゴは動き出しますが、サイド2の市長はエゥーゴが守りきれるとは思えないからと、ガスを使われるより前にティターンズと手を結ぼうと画策します。しかしティターンズ側はこの受信を拒否。「降伏させるわけにはいかん。ティターンズに歯向かう事の恐怖を知らせんと」恐ろしきかな、ティターンズ。コロニーの外ではカミーユvsジェリドの激しい戦い。「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ」ますますジェリドが理解不能。責任転嫁もいいところ。結局作戦は失敗に終わります。

ブライトがサイド2で市長と話します。市長はティターンズと手を結ぼうとしたことを必死に隠しますがバレバレです。「ティターンズと手を組んで一時のやすらぎを手に入れても、結局 いつかあなた方市民に、スペースノイド全体にツケが回ってきますよ」

それぞれの立場や思惑が秒刻みで交錯しててすごい回でした。しかもサイド2に住む人達はこの日あった出来事を何も知らないって所がまたドラマですね。この手の話で映画が一本出来そうな気がします。

いつもあと一歩の所なジェリドは、次の作戦に意を決して臨みます。ヤザンをおとりにしてマウアーとアーガマを待ち伏せに。その息づかいに緊張感が伝わってきます。作戦通りアーガマ引き出し作戦が上手く進むように思われましたが、それを察知してカミーユが戻ってきます。Zの一撃がジェリドを襲うその瞬間マウアーがジェリドをかばって宇宙に散りました。「また後で」って言ったのにぃ・・。(泣)

このへんからSEEDで言うキラとフレイみたいな精神世界が。ジェリドの名を呼ぶマウアー。花びらヒラヒラ。「ジェリド、あなたは負けない。生きる事、戦う事、 あなたにとって全て正しい」我に返ったジェリドは「行けるぞ!マウアー!!」アーガマに向かっていきなり突進。尋常じゃない行動です。しかし、この特攻も結局阻止され失敗に終わります。大破したガブスレイの残骸にマウアーを探すジェリドの姿が
非常に哀れでした。

死んでいった者たちに涙はないんだよ・・とジェリドとマウアーを思うカミーユもまた悲壮感たっぷりで。
我ながら今回長かったなぁ。まさかこんなにジェリド語るとは。

この先の展開が気になりつつ、続きはまだなわけです。とりあえず見た分については年内に感想出来ました。Zの続きはこれから楽しみにするってことで。「逆襲のシャア」までの道のりは長いなぁ。w

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