みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

超個人的記録 2ステ編

2006年12月22日 22時24分15秒 | みう・しばい

8:30頃起床。朝食はキチンと食べた。白米、納豆、めかぶ、ヨーグルト。地味だ。
9:30頃出発。バイクは勿論使わない。
10:10 横浜着。コインロッカーに荷物を預け、財布・MD・携帯のみ持ってアップ開始。
軽い柔軟のあと、駅からビブレまで、少し遠回りしつつ早歩きとジョギングを織り交ぜて移動。HMV脇の五段坂に落ち着く。柔軟、ダンス、タップのおさらい。
家からジャージで来て正解(^-^)
「汗ばむ」を少し通り過ぎるくらいまで温める。

狙い・効果
先生は「昼公演・土日公演は役者の体が寝てるから、体をしっかり覚ますことが必要」と言ってた。
 &
自分は喉が弱い。発声もずっとしていなかったし、2月には喉の手術のしている。その後数週間、喋るのにも苦労していた。
そういう自分は力技で声は出せないし、喉だけじゃなく体全体を温めたかった。
11:00集合→14:00本番のスケジュールでは小屋入り後だけでは、自分のアップには時間が足りない。予め体のアップを済ませておく事により、時間的余裕・精神的余裕が欲しかった。
体力的余裕という観点から見ると不安もあり、たとえ1時間でも睡眠は多く取るべきか迷ったが、(少なくとも今回は)アップ優先にしてよかったと感じる。

11:00ギリギリに小屋入り。やる気を疑われるかも?と、いかにも小心者な心配が頭をよぎる。余計な不安。
あたり稽古のみ。当たり前だけど通しはしない。どのシーンを当たったか等の細かい部分は忘れた。

とにかく「2オチ」に怯えていた。
13:30までに汗が引くようなアップを予定していたが、上回ってしまった。でも、特に悪影響は無かったので良しとする。
1ステ同様、駆け回り、舞台と仲良くなる。2ndシーンの当たりで〆て、いつもの個人的「儀式」

全員で円陣を組むという行為を省いた?

楽屋
1ステ時より全員がどこかハイテンションだな。と、感じた。1ステと同じような過ごし方をしていても、全員、テンションが少しだけ底上げされている感じ。
吉と出るか、凶と出るか。この時点では不明。

例によって、MD聞きっぱなし。掌の確認。他の上手組みより5分遅れて上手へ移動。

変えたこと
メイク=1ステ後、「目から下のメイクが足りない」と演出より指示を頂く。勇気を持って濃くする。結果、1ステ時は違和感無く(?)表を通れたので、さりげなく受付を通過していたが(あるまじき行為?)、流石に自粛。暗幕の裏を通って移動。

MD=上手まで持参。前説が始まるまで聞きっぱなし。

共演者の一人が正座をしていたので真似して向かい合わせに正座してみた。
彼には迷惑だったかもしれない。
すぐに足の痺れる自分なので正座は長く続かなかったが、直前まで向かい合って座っていた。目は合わせない。
個人的には気持ちの良い時間だった。
静かで、でも遊び心もあって、そのまま幕開けを待つ。(幕無いけど)

「何もしないで何かする」的な待ち方は自分に向いているかも?
楽屋でも、鏡越しに他者の観察・確認をしていて、的を絞り、タイミングを絞り、必要な分だけ一方的に関わって、もらって、張りと弛緩を繰り返して、なにかを微調整していく感じが気持ちよかった。

本番中
走りそうになる自分・周りを食い止めようと必死な前半。でもつい自分も走る。飛ぶ。やりすぎてなかった、今でも不安。プッシュしたわけじゃないし、自分個人の目立とう精神とかではなく中の動きが外に出るのをコントロールしきれない。
ずっと稽古では制御しようと努めてきた。
でも、
それって正しかったのかな?

稽古の話にジャンプ・自分の弱点にジャンプ

長ゼリフ、泣くな・怒るな・笑うな等、色々言われて調整してきた。
それとは別の話。
モンキリを恐れて、プッシュを恐れて、結果的にインナーアクティビティまで殺してきていた気がする。それはレッスンでもやってしまいがちな事。分かっていたはずなのに。
どこかで照れてる。どこかで逃げてる。どこかで手を抜いてる?
正しい飛び込み方が分からなくて、いつまでも5メートルの台にいるような卑怯さ。
死にゃしないんだから、もっと早く10メートルに・・・って言っても後の祭り。
じゃ無い!
次のシーン、次の舞台。そのための記録。

もう一つ、くだらない話、利己的な理由、自分可愛さ?
もっと早く飛び込んでみればよかった?否、登ってみればよかった。
梯子を見つけてからが長すぎた。

カムバック

制御癖だけでなく、やはり役としてそこに居なかったってのもあるだろう。
自分自身が、ある意味で客観的に舞台を見すぎていたかも。後半は7~8.5割ヒートして。1~3割は常に冷静、0.5は放置。って感じで幾分やりやすくなった。

終演後、1ステのような濃密な充実感とは違う。夢心地ってのも違う。
客出しに追われつつ、追われてて良かったと思う。
頭のどこかに3ステの事がある。出演者の中で、1~2を争う冷静さ?でも「グッ」って来てたり?変なの。

結果
良かったみたい。個人は分からないけど、舞台としては4ステ中最高?
スーパーバイザーに「走りすぎてなかったか」聞いてみたが「無問題」との事。
少なくとも、ここでの芝居に関していえば、今の自分みたいな役者はやりすぎぐらいで丁度良いらしい。
それは勢いだけじゃなくて、逆に「間」等に関しても言えるようだ。
ここでの仕事に関して言えば、ドラマチックを恐れないで、もう一段深み嵌る、曝け出すくらいでも臭くならないかも?or臭くしたいのかも?

自分
無味無臭・そつなく・キレイに小さくまとめる的な癖があるようだ。
そんなの全然面白くないよね。
ドライカレーに熟カレーかけて、七転八倒もがきまくって、汚れて笑われる
そんなのもカッコいいよね。


さぁ!いよいよ後半戦、3ステ目に突入です。
薄れ行く記憶と共に何処まで探れるかにゃあ?


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