これは芝居における役者個人のデータ集です。(公演記録にあらず)
同じ事しても結果は人それぞれだから、このデータは誰の役にも立たないし、ただの記録だから読んでも面白いわけが無い。
本来はブログに載せるものではないが、様々な事情によりここに保管。
先生からのアドバイス
「公演をやるたびに(シーンをやるたびに)記録をつけろ」
その日、何をして、何を食べて、何を話して、とにかくどう過ごして本番を迎えたのか。
そして、その結果がどうだったのか。
このデータを大切にしろと・・・。
次回のために、覚えている限りの記録。
もっと早く記入するべきだったと早くも後悔。
MD
1. 裸の太陽
2. Never Let Go
3. 甘いワナ
4. Another Chance
5. feel my soul
6. Ready tо lоve
7. I can’t say
8. JOY
9. キスをしようよ
10.This is Love
11.Keep Tryin’
12.COLORS
13.Be My Last
14.Passion
15.メッセージ
テンポを混ぜて、アップと休憩を交互に出来るように工夫。
歌としては2.13.14.15が、アップ目的としては1.8.910が早い比較的早い段階から使われていたように思われる。
ダンス・ランニング等に少し足りないくらいのテンポがタップの復習には最適だった。
ジャージ等
意識的に可能な限り「色」に気を使ったつもり。今回はキャスト決定前からすでに、個人的にではあるが、明確に「イメージカラー」というものがあったので、稽古の段階から何らかの形でなるべく取り入れてきたつもり。
取り入れておくと自分のテンションが変わる。
1ステ 12/15(金) 19:00~
8:25頃起床。予定より約30分の寝坊。
共演者がたまたま電話をしてきてくれたから起きれた?かなり危険だった。
10:00 小屋入り→仕込みの残りを仕上げ等。
14:00からゲネ。ゲネの結果は覚えていない。
17:30までにおにぎり2個(買出しをかねた共演者1名と共にダイエーで購入。一瞬はぐれ、少し焦った)チョコ、お茶で腹ごしらえ。歯磨きを済ませ、コンタクトを装着。
17:30から個人でアップ。ゲネで結構声を出したので発声は殆どやらない。
MDを聞きながら再度、柔軟から開始。ある程度ほぐれていることを確認後、舞台を歩き回る、駆け回る、ジャンプ、急制動など。縦横斜。平台の階段を思いつく限りの角度から攻める。時折隅で、ダンス・格闘技の動きを混ぜる。
目的はアップ&「舞台と仲良くなる」
最後に小笠原と2ndシーンをあたる。
いつもの「儀式」の後、18:20頃、楽屋へ。
(前後して全員で円陣を組んで気合いをいれたはずだが、アップの前後が不明)
楽屋にて
18:25頃から着替え(タンクトップ・ズボン)→メイク→着替え(パーカー)
その間、殆どMDは聞きっぱなし。
鏡越しに共演者達を観察。目に入れて良い人と悪い人を選別。
愚痴
個人的には(役にもよるが)直前まで無駄話していても多分演じることは出来る。
話していたせいで、舞台に上がった途端に必要以上に緊張してしまうというような事は無いタイプのはず。リラックスして過ごすことも否定はしない。が、緊張感を無くし過ぎるのは如何なものか。同室に集中したい役者が居るかもしれないのに、その無神経さはなんなのか。お客様から時間とお金を割いて頂くという自覚はあるのか。その姿がスタッフや協力者にどう映るのか考慮したことはあるのか。完璧であれとは思わないが、あまりにも配慮・思慮・責任に欠ける役者が多くは無いだろうか?
そういう連中を直視してイライラしてコンディションを狂わせてきた経験が既にあるので、極力無視。
で、18:50頃、上手で待機の役者は移動。その前に、その場に居合わせた面子で再度円陣を組む。(たしかそんな流れ)
自分も上手組だったが敢えて移動せず。17:55まで下手の楽屋で待機。
約30分、殆ど会話せず。
18:55 信頼できる面子と掌で意思の確認。一人で上手へ移動。MDは置いていく。
結果
個人的充実感は得られたが、全てのシーンにおいて。とは言い難い。
大人数のシーンになる程、役として存在できず、他の役者さんに対しての「走ってる」「集中が足りてない」「上滑りになってる」など、第三者的目線が濃くなってくる。
要するに自分もある意味で集中できてない。
役としてではなく、仲間を案じる一個人に成り下がってしまった。
相手役がしっかりしていればキチンとそこに居られるが、周りが崩れた時、崩れそうな時に、それを補って余りある技術や集中力は、まだ無い。ということだろう。
内山先生に「台詞は出すばかりではダメ。飲む台詞もあると演技にコクが出る」と言われる。
その時は分からなかったが、後に、初日の自分は「声を出さなきゃ」と気を張っていたことに思い当たった。2ステ以降、意識的に台詞を「飲んだ」覚えは無いけれど、内山先生から良くなったと言われた。(勿論お世辞もあるだろうけど)
声を出そうと頑張るのをやめたら(というか、お客さんが入った状態での声量・音量の確認を無意識のうちに出来たので?)2ステ以降、下手に気を張らなくなって、その分自由に立ち振る舞えるようになったんだと思う。結果、桜子の心情に素直に沿って喋れて、必然的緩急・強弱が殺されなかったのでは?と勝手に分析。
演出より全体に向けて
「1年間の積み重ねがまったく無い」「出されてきたダメを思い出せ」と厳しいお言葉。
凹む人有り、落ち込む人有り、我にかえる人有り?分からないけど、初日が終わって浮かれ気分だったであろう一部の役者が意気消沈。
後に個人的に演出に確認したところ「周囲を煽るためだから、君とかは真に受けなくてよい」と言っていただく。
個人的分析
半分は、というか、一部の役者に対しては半分以上本気で言っていたと思う。自分も舞台の上にいて、そう感じる部分があったから。
でも、一部の役者に対しては、まったく気にする必要のない言葉だったと思う。
責任もって取り組んでいれば、恐れるに足らない言葉。のはず。
偉そうだが、確認を取る前から「自分のことじゃない」と思って聞いていた。勘違いだったらやだな。
余談
先生は「キチンとやっていれば演出のダメが怖くなくなる。キチンとやってれば、演出や監督から自分の考えと違うことを言われても、場合によっては『何言ってんだ?分かってねぇな』くらいに思える。
怠けてる役者は落ち込むか、慌てるか、虚勢張ってキレるか・・・。やってる役者は受け止めて消化できる」的なことを言ってた。
ま、そーゆーこった。
これって結果じゃ無い。過程の問題。だからこそ難しい事では無い筈。
補足
「周りが崩れた時、崩れそうな時」←台詞・動きの話ではない。あくまでも、その役者の個人的・内面的な集中力等が・・・という話。
あと3ステ分の記録、考えただけで草臥れる・・・。
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