みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

ジム・ジャームッシュ

2012年02月26日 01時34分49秒 | みう・映画とか本とか音楽とか
こんばんにゃ。

ジム・ジャームッシュ監督の『コーヒー・アンド・シガレッツ』を今更見た。
面白かった。

基本的にはテーブル、コーヒー、タバコがあって、後は登場人物たちが会話をする。
大体10分くらい?それで終わり。その繰り返し。
短編会話集。

会話達は連動しているような、していないような。
登場人物たちもシンクロしてるような、してないような。

全米が涙する事は多分ないし、
抱腹絶倒することもないと思う。
ただ、ニヤニヤ、クスクス、たまにプハッ!っと笑っちゃう。

ドラマチックな事は何もなく、煙に巻かれたような、
でも、鮮やかな白黒映画。

面白かった。


同じ監督の『リミッツ・オブ・コントロール』も面白かった。
会話とか、基本的に煙に巻かれたような感じなのは同じスタイル。
ただ、見てる最中、見終わってから、いつも使わない脳みそのどこかが開いた感じがした。

面白かった。


受け身じゃなくて、そういう作品に関われたらいいにゃあ

好きになりたい

2012年02月25日 04時32分28秒 | みう・つれづれ
こんばんにゃ。

かなしいけれど、自分のことがキライです。
特定の人といる時の自分は特にキライです。

もともとワガママで、我が強い方で、そんな自分に手を焼いてしまったりするけど、
少しずつ人間丸くなってきて、少しずつ普通に近づいてきてるはず。

だけど

特定の誰かといる時の自分は、特にワガママで、怒りっぽくて、制御不能。
そんな自分が大嫌い。

もっと、優しくなれる人達と付き合いたい。

そんなことを考えてしまう自分は、愛情が足りないのかな?と心配になったりする。

やさしくなりたい。
強くなりたい。
隙間を埋めたい。
共感されたい。
大きすぎる無理はつらい。


一緒にいる時の自分がキライっていうことは、
今まで恵まれていて気付けなかった自分の悪い部分を認識するチャンスなのかな?
それを喜べない自分が小さい人間のような気もする。

でも、

一緒にいる時の自分がキライっていうことは、
相性が悪いんだなとも感じる。

一緒にいる時の自分がキライ。
なんて感じるような関係は正しいのかな?

苦しいのはイヤ。
苦しい時に人は成長するって言うけど、
人間関係、楽しい方が嬉しいよ。

もっと沢山の人を、もっと好きになりたいし、
自分自身を好きになりたい。

にゃあ

曲がりきりました!

2012年02月15日 21時31分48秒 | みう
こんばんにゃ。

女の子の30代がどんなもんか知りませんが、
女の30代は大変です!

厄年にまみれ、
似合う服が変わり、
様々なタイムリミットが迫り、
若作りの前髪が、顔から浮いてむしろ実年齢を際立たせたり、
ご祝儀を払いながら、むしろこんな私にお見舞い金を(;´д⊂)思ったり、
疲れやすくなってたりしますorz

最近実感しているのは、お肌。

完全に曲がりきりました、お肌の曲がり角を。
そろそろ無料お試しセットかも?

お肌の曲がり角、あと2~3回曲がったら、一周してツルスベとかならないかにゃあ

左腕がしびれる

2012年02月14日 05時13分37秒 | みう・怪我と病気と入院生活
こんばんにゃ。
左腕がしびれてます。

肘の内側から手のひらにかけてビリビリ。
指はほんのり。
二の腕の内側は気のせい程度に。

昨年の夏頃だったか、左ひじの骨が神経を圧迫して痛みが走ってたけど、
あれはいつのまにか治まったな。

関係あるのかな。
腕が、すごく気色悪い。

ビリビリする。

やだにゃあ

ドラゴンタトゥーの女、見てきた!

2012年02月13日 05時35分55秒 | みう・映画とか本とか音楽とか
こんばんにゃ。

『ドラゴンタトゥーの女』を見てきました!
CMでバイクを駆るパンクな女が出てきたって理由だけでw

監督がデビット・フィンチャー(セブンの人)だったので、
「多分、容赦ない感じの作品なんだろーなー」って覚悟して映画館へ。

あと、145分という長さも覚悟して映画館へ。


ね、寝てる!?
隣の席の人が上映前から寝てるよ?

犬神家ばりに複雑な話と聞いていたので「この人ついていけるのか?」と不安になってたら目を覚ましたw
それもそのはず。オープニング、めっちゃカッコイイ☆

レッド・ツェッペリンの「移民の歌」(アアアーーアァッ♪ってやつ)に乗せて、
バイク、レザー、PC、モジュラー、女、男、花、虫、などが、真っ黒なオイルにまみれて、
そこに火のついたマッチが…みたいな感じです。

めっちゃカッコイイオープニングはコチラ!


物語の大筋は・・・

腕利きだけど、ある事件がきっかけで職を失った(?)ジャーナリストの男が、
40年前に起きたハリエットという少女の失踪事件の捜査を依頼され、いわくありげな一族の謎に迫っていく。

彼を雇うにあたり、依頼主は彼の身辺調査をしてて、その時に彼の調査を担当していたのが、
超腕利きの探偵?ハッカー?の女。
彼女はめっちゃハードな人生を歩んで来てて、今もめっちゃハードな生活をしてる。

彼は途中から、その彼女を助手として雇い、二人で捜査をしていく。

って感じです。

なんて書くと、謎解きメインのミステリーだと思われそうですが(実際そうなのかもしれませんが)
個人的にはヒロイン・リスベット(ルーニー・マーラ)の物語だ!

無愛想で、暴力的で、計画的で、法律無視で、天才ハッカーで、ライダー。
女とも寝るし、人の傷口にウォッカぶっかけてデンタルフロスで縫っちゃうし、
全身タトゥーとピアスだらけ。

でも、すっごく普通の部分もあって、不器用なところもある。

過酷な人生を送ってきてて、人に傷つけられ続けてきたような彼女だけど、
でも、人を信頼する気持ちも失ってない。

でも、最後はやっぱり孤独。

切なすぎる!
幸せになってほしい!! と願わずにいられないヒロインです。

この子がいなかったら普通の映画になっちゃってたと思う。

『セブン』もそうだけど、謎もすっごく気になるけど、
その中でのキャラクターの気持ちの動きや、人情の機微が面白い。
そういう意味で、「ちゃんと映画だな」って思える作品です。

ミステリアスで、スタイリッシュで、暴力的な物語だったはずが、
終幕はホントに哀愁です(T_T)


ちなみに…
暴力シーンや性的なシーンは「生ぬるいならやらない方がマシ!」とでも言いたげなくらい、
無遠慮というか、えげつないというか…
そういうのが苦手な人はやめた方がいいです。

あと、登場人物が多い上に、いかんせん外人なので、
ちょっと頭がこんがらがります(^o^;)


あ!あと、ハリエットの少女時代がリスベットにそっくり(ルーニー・マーラがやってる?)なのは、何か意味があるのかな?
名前も似てるし、そこだけ謎のままです。

でも、すっごく面白かった(^-^)

好きな人は、ドハマリするかも?な作品だにゃあ

スノボ上達への道は険しい

2012年02月12日 02時51分34秒 | みう
こんばんにゃ。

『日曜にスノボ、行こうぜー』
『うーっす』
『終電で集合な』
『うーっす』

と返事をし、

『日曜の終電集合って事は、実質滑るのは月曜ね』

と思って、いそいそと翌日の荷造りの算段などしていたら
電話が来ていた。

『今どこー?』

土曜の終電集合、日曜滑走だったらしいΣ( ̄□ ̄ )!!

スノボ上達への道は険しいorz


ちなみに自分(レギュラー)の腕前(?)は以下の通り

・左側には比較的スムーズに曲がれる
・右側には気持ちよく曲がれない
・急な斜面の前ではとりあえず止まる
・自分と同じくらいor自分より下手そうな人が前方にいるとテンパる
・小さめのジャンプ台に挑み、舐めるようにスルー(跳んでないw)

現在の目標

・曲がりたい時に曲がる
・中級の斜面でも転ばずに滑りきる
・まっ平らなところでも止まらずにリフト乗り場に辿り着く

スノボ上達への道はまだまだ険しいにゃあorz


カテゴライズ

2012年02月10日 03時23分48秒 | みう
こんばんにゃ

カテゴライズするのが好きな人っている。
なんでだろ?
安心するのかな?


ある人が震災について日記を書いてて、
その日記に色んな人からコメントがついてて、

『東北の人間です。東京、神奈川の人には同じ目に遭ってほしいです』
とか
『被災者は謙虚さが足りないと思います』
とか…。


『同じ目に~』と言っている人の主張は、ザックリ言うと、
震災後の首都圏の人たちの様々な行動が許せなかったから。

でも、全員が原発賛成派でもないし、買い占めしてたわけじゃないし、
瓦礫受け入れ反対派でもないのになぁ…って思う。


何を持って謙虚というのか分からないけど、被災地に行けば
『ご支援ありがとうございます』って看板とか色んなところで見かける。


『一部の』とか『○○な』って枕詞をつけるだけで、
誤解や不快が減らせると思うんだけど、どうして一括りにしたがるんだろう?


都会の人間は冷淡だ。
死にたいなんて言う奴は弱虫だ。
老人は頑固だ。
子供は心がキレイだ。
政治家は悪だ。

どれも馬鹿らしいにゃあ

『で?』と言われない芝居にするために

2012年02月03日 03時25分08秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

無職を謳歌し、映画や芝居に足を運ぶ今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

色々見ながら思うことの一つに

『で?』

と言われてしまう芝居は悲しい。
ってのがあります。

芝居に明確なテーマがあるべきとか、何か結論を出すべきとか、意見を明確にするべきとか、世の中に何かをドカンと訴えるべきとか、そんなことは思わない。

思わないけど、
『で?』
と言われてしまう芝居は悲しい。

ド派手なアクション、
ナンセンスコメディ、
ベタな恋愛もの、
そーゆー『テーマ』とか『プロパガンダ』とか『カタルシス』と無縁な作品だって、
必ずしも『で?』とはならない。
『おー!』とか『うるうる』とか『腹筋痛いw』ってなることもある。

でも、『業』とか『生きることの虚しさ』とか、最近流行りの『絆』とか描いてても、
『はいはい』で終わっちゃう
物もある。

そして『はいはい』にすらなれない
『で?』
な芝居もある。

恐ろしいよ。


翻って自分、縁あって芝居に出させて頂く事になりました。

4日、土曜日、相鉄本多…
(詳細は気合いで検索よろ)

基本アマチュアばっか、
稽古期間一週間、
全員稽古は一回だけ!?

自分に何ができるだろう…


自分の芝居で気になるところがあっても、あんまり質問ばっかしてると進まないし
『面倒くさい人』って思われちゃう。
けど、
稽古期間がないから、自分で探すとか、考えるとかしてたら、本番までに所謂一つの『正解』ってやつに辿り着けない。

他人の芝居で気になるところがあっても『役者同士でのダメ出し』って基本NGだと思うし、
『演出以外は口出さない』って方針の稽古場もあるし、
なにより意見を口にすると『面倒くさい人』と思われちゃうし、それで和が乱れたりすることもある。
けど、
黙っているのは、演劇の神様に対して不誠実だと感じる。


『で?』

と言われない芝居にするために、
時間をさいてくださる観客の皆様のために、
プロを目指さないと決めた10年前の自分のために、
今、
自分に出来る事はなんだろう?

分からないにゃあ