マメモ

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獣の奏者

2007-07-08 | 日常日記

結局読んじゃいました「獣の奏者」1・2

文化人類学っぽい感じとか、王獣についての一連の話は凄く考えてあって面白いし、主人公や女性が意思をしっかり持って進んでいくのも好きでした。拾ってくれたおじさんも人として素敵だし、単なる動物との交流じゃなくて一線がきちんと引かれてる姿勢が◎。ラストもそっけないながら、あくまで彼女の動物への想いや探求心(とも違うかな?)をメインにしてたのが良いかな~。


児童書だけあって、初期に「黒幕はこのひと?」って思った通り、どんでん返しがなかったり、身分がどうこうある割に縮図的に示すためか意外と人間関係が狭いのが大人にはちょっと肩透かしなんですけど、チャングムとか12国記を思い出させるファンタジーでした。
終わり方の感じからすると、続編書く予定なのかなぁとか思ったんですが、他の作品もちょっと読んで見たいです。

…十二国記もはやく続きが読みたい…。

十二国記といえば、楽俊。
なんとなくハムスターの写真とっちゃいました。