ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

2020ダンロップのFX500ツアーはどんな感じ?

2020-08-28 10:04:55 | テニス

2020ダンロップ FX500 TOUR

98インチ,305g,315mm,16/19,21-23mm,RA70

 

 

コントロール系のCX、スピン系のSX、そしてそれに

続いてこれからのダンロップさんの屋台骨を支える

大本命であり大黒柱となるであろうパワーが売りの

FX500シリーズが遂に発売となりました。

 

やはりダンロップさんのラケットの特徴といえば

スリクソン時代からの伝統で独自の柔らかい

マイルド感、ボール持ち感ではないでしょうか。

その代わり若干ボールの飛びだったりボール伸び

などが他社製ラケットよりも少しスポイルされる感

がありました、今までは。

今回のFX500シリーズは違います。

今年の夏の前に何かがあって吹っ切れた?のかFX500

シリーズのRAは今までの限界を突破し70超えです。

 

そしてデザインですがCXシリーズからの流れを継承し

つつFXシリーズのイメージカラーはブルーに。

CXやSXシリーズよりもFXのデザインはブルーが

馴染んでいて良い感じに見えるから不思議です。

 

でもイメージカラーがブルーというとあのバボラさんの

ピュアドライブとカブりますが、きっとこれは敢えて

ということなのでしょう。そして自信の現れなのかも。

当然今回のFX500シリーズはピュアドライブを相当意識

して研究開発したでしょうし。

興味深いのはライバルに本気で対抗するために今までの

スタイルを簡単には踏襲せず、フレームを超高剛性にして

ボールパワーを重視しつつも、スロート内部にフレックス

タッチレジンという特殊繊維を入れることで食い付きや

振動吸収性を上げるようにしている設計です。

確かちょっと前から同じような特殊繊維を使う手法は

ヨネックスさんもEゾーンなどでやっていました。

 

ライバルに更なる差を付ける為に2021のピュアドラでも

フレームをもっと高剛性化しパワーアップもしたよう

ですが、やはりそのままだとフレームが硬すぎるので

スロート内部にSMAC社と新たに共同開発した振動吸収性

を上げる特殊素材を入れたんだとか。

各メーカーさんも目指す所は同じなので、各社似たような

ことにもなってくるのかもしれません。

 

実はちょっとだけ無印FX500とTOURのどちらにするかを

迷っていたので無印FX500を試打してみました。

試打した時の無印FX500にはマルチ系ガットが張って

あった影響もあって個人的にはちょっと飛びが良過ぎる

感じでしたし、ポリを張ることを考えたとしてもここは

やはりTOURの方しかないと思いました。

 

今回の個体は310g

 

 

そして今回の一番の問題はガットをどうするかです。

普通ならポリスターエナジー130のブラックを48p

ぐらいで張るところなのですが、せっかくダンロップ

さんがガットも新しく色々と出したようなので今回は

ガットも合わせてみることに。

 

ダンロップさんが新しく出したポリのシリーズの

エクスプロッシブのどれかで、と考えたのですが

どうやらスピードかスピンのどちらかが良さそうです。

 

エクスプロッシブのスピードはちょうど今回のFX500

にぴったり合うブルーカラーがあり良い感じです。

色味重視でラケットに合わせるならばスピードしか

ありません。

本命は1.25mmの方ですが念のため1.30mmも用意。

 

残念ながらスピンの方にブルーカラーはないのですが

張った時のラケット性能のバランスを重視でいくなら

こちらのスピンを張った方が何かと使い易くなりそうな

予感がします。

 

次回加重調整してガットも張るのですが、見た目で

スピードでいくのか、それとも中身でスピンにするのか

見た目vs中身のどちらにするのか究極の選択です。

(そこまでじゃない?)

もしスピードにするなら1.25mmと1.30mmのどちらに

するのかも悩みどころです。

無印FX500を試打した時は飛びすぎる感がありましたが

フレームが26mm厚でガットもマルチガットでしたし。

 

次回、迷いつつも最後は自分の心の声に従ってガットを

選択してみようと思います。