ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

テクニファイバーのTF-X1に某機能を移植してパワーアップしてみた!?

2021-10-14 10:15:00 | テニス

 

最近改めてダンロップさんの無印FX500を

試打してみたらそのピュアドラ以上の

パワーに惚れ込みFX500を使うことに。

でも残念なことに振動の?相性がイマイチ

良くなかったのか結構肘にきてしまい

素直にそのパワーを享受できず、複数の

振動止めを使用したり、何度もガットで

調整するも最後までキッチリとハマる

ところまでは持っていけませんでした。

 

そんな時にふと思いました。

パワーがあるけど硬い→ガット&振動止で

調整するラケットよりも、、

快適性高いけど少しローパワー?→〇〇で

調整するラケットの方が効率的では?と。

 

ということで先日ピークパワーの部分で

頭打ちを感じたような気もするテクニの

TF-X1を再登場させ、あるアイデアで

再調整して使ってみようと。

そのアイデアとは?

答えは個人的に昔から馴染み深い某W社

さん独自のメカニズムにありました。

 

 

それは今もウイルソンさんの一部のラケットに

付いているPWSです。

フレーム3時9時のところを凸形状にして重くし

その効果で面安定性とパワーも向上させようと

するメカニズムなのですが、どうも最近では

凸を無くし内臓方式でスッキリさせるなどして

目立たないようにしているようですね。

 

今回それと似たような擬似的なのをTF-X1の

方に取り入れたらどうなるか、元々付けていた

オモリの3時9時の位置に更に重ねてオモリを

付け再現を狙います。

 

 

快適性では黄金スペック系で並ぶものがない?

TF-X1に更にパワーが備われば怖いもの無し

まさに鬼に金棒です。

擬似的なPWSで352gとなり、果たして実際の

パワーアップ効果はどうなのか打ってみました。

 

まずフォアハンドストロークから打ったのですが

正直そんなに今回のパワーアップ策の効果を

はっきりと感じれず、以前の使用時同様にどうも

何か一定以上のスイングスピードを超えると

パワーに頭打ち感というか、イマイチパワーが

伝わりきらないがような?もどかしい感触が。

 

好みの話になってしまうのですが、やはりフォア

だけならもう少しガットのピッチがセンター

フォーカスされてて細かく詰まっていた方が

もっとボールを潰して打てる分パワーも出せ

そうな気が。

あとフォアだけならフェイスは100sqではなく

98、95sqぐらいの方が、もっと振り抜きが鋭く

なりそうなのですが(※単に筋力不足)どうしても

100sqだと空気抵抗感が強めで負けてしまって

いるのか、そういう部分でも今回のPWS的策は

それほど効果を感じれませんでした。

ところがバックハンドストロークでは違いました。

 

バックだとそのガットのピッチ広めなのが丁度

良く、面の大きさも関係なく今回の策もしっかり

効果があったのか、いつもより相手の手元に

伸びのあるボールが飛んでいたようです。

正直これにはちょっと驚いてしまいました。

バックも振り抜きが良い95sqぐらいが適正だと

思っていたのですが、どうやら考えを改める

必要があるかもしれません。

 

今回の結果から話は思ってもいなかった方向へ

発展?

フォアとバックでガットのピッチを変えれる

ラケットというのは完全に再現は不可能ですが

フレームのしなりを変えれるラケットはプリンス

さんが販売しています。

面サイズと重さのバリエーションも豊富な

非対称構造のXシリーズです。

実はそのXシリーズの97ツアーは過去に使って

みたことがあったのですが、当時はどうも上手く

使いこなせていなかったような。

でももしかしたら面サイズの大きい100ツアー

とかだと案外違ったりするのかもしれません。

 

今回の実験で将来的に試したい興味のある対象

のラケットがまた一つ増えてしまいました、、。