春宮のひとり言

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春宮のひとり言 904

2023-10-31 23:34:07 | 日記
春宮には、『ハロウィーン』という物が、サッパリわかりません。仮装大会?子供が菓子を貰って歩く日?カボチャ祭り?収穫祭?悪霊払い?本当は何なのでしょう?
日本人は、神道も仏教もキリスト教も、何でも受け入れてしまう…楽しそうな事は、何でもいいようですね。食べ物も、美味しい物なら、何でもあり…のようです。
南瓜は、ほっくり煮えたら美味しい…と思っている春宮は、流行に乗れない人種でしょう。薩摩芋も、焼き芋や大学芋やけんぴ等が、美味しいと思っています。南瓜や薩摩芋が、ペーストにされたり、プリンになってもね~。ハロウィーン・クリスマス・バレンタイン・ホワイトデー・お正月等々、スーパーもデパートも催し事には、しっかり便乗していますが…。
ミッションスクールに中等部・高等部と6年間通い、毎朝、賛美歌を歌わせられ、アベマリアはラテン語で歌い、そんな環境にいても、カトリックというものが、よくわからなかった春宮です。
古典で、源氏物語を習えば、光源氏が、あちらこちらの女性の所へ通い、なよなよしている…としか捉えられず、しっかり国語の先生には、睨まれました。おまけに、川端康成氏の小説より、三島由紀夫氏の小説を中等部1年で好んだのにですから…。最近になって、大好きだった『小公子』が、川端康成氏訳と知り、驚きました。後書きに、心が沈んだ時に『小公子』を読むと癒やされる…というような事が書かれいて、その通りだ…と思うような者です。『小公女』や『秘密の花園』ではなく、『小公子』が何となく懐かしくて、購入したくらいですから…。ハードボイルドも好きなのですから、春宮の頭の中は、多分,大きく左に、渦巻いているのでしょう。
ブログを拝見して、購入した『ヴァイオリン狂奏曲』という本が、尻切れトンボのようで不消化でしたので、捨てずに残しておいた『母と神童 五嶋節物語』を引っ張り出して来て読んでいます。五嶋みどりさんのお母様の話です。春宮は、五嶋みどりさんとお母様には、興味がないのです。五嶋龍氏が幼い頃に、JRのCMの音楽を演奏なさった時に、そのバイオリンの音色を聴いて、背中がゾクッとしました。五嶋龍氏のバイオリンの音色を追いかけているだけ…自分が、ゾクッとした事にしか興味がないのです。浅田真央さんが、幼さのある頃に『胡桃割り人形』の曲にのってスケーティングなさった時も、ゾクッとしました。自分の感性のままに、好きか嫌いか決めているだけの人間です。
春宮夫は、五嶋みどりさんの演奏が嫌いなので、春宮が、五嶋龍氏の音色がいい…と言っても、無視。浅田真央さんのスケーティングが素晴らしい…と言っても、「クルクル回っているだけだ」でした。今は、五嶋龍氏も浅田真央さんも、受け入れています。五嶋龍氏が、ジュリアードではなく、ボストン大学で物理を専攻なさったのを面白がっています。
何となく、バイオリンというと、五嶋龍氏を思い出して、本を出して来ただけです。
本当に、何でも、自分の気の向くまま…感じるまま…いつも何に対しても、こんな調子の春宮です。理系の頭の癖に、こういう時だけ、ふわりふわりしています。何なんでしょうね~。自分でも、わかりません。秋の夜長に、思いつくまま、駄文を書きました🙇

春宮のひとり言 903

2023-10-31 02:04:15 | 日記
夜10時、こんな時間が、春宮にとっては、一番肩の力が抜けている時です。今日の夕食、切り干し大根の常備菜・ひじき煮・肉じゃが・冷凍枝豆プラス何か…(似たような毎日)でした。人様が購入するような物が作れて、プラスαを購入する…または、冷凍食品というのが春宮家の食卓です。春宮夫はビール系、春宮は、小さいマグカップの形のぐい呑み一杯のウイスキーストレート、そして、アイス、一日が終わり…という感じになるのが、とても楽です。とりたてて何もやっていませんが…。誰も、春宮が、ウイスキーストレートで飲むなどとは、思わないようです。近所のクリニックのDrも…😊😋😊
シャンパン以外の発泡酒は嫌い、本当はブランデーが好きだけれど家計を考えると安いウイスキーのストレートが好きです。熱燗の日本酒は、二人共好きです。外食よりも、気楽に、食べられる自宅の方がいいです。
夕食の片づけが終わると自室へ…春宮は、大概、ベッドの上で本を読んだり、このようなブログを書いたりしています。真面目な春宮夫が、戸締まり点検・ガス点検・セコムセットをして、「おやすみ…」と顔を覗かせます。春宮夫は、眠くなるのが以前より早くなったようです。春宮は、少し、寝落ちして、12時過ぎに、目が覚めて…というような繰り返しです。その後、何時に眠れるか…。もう、あまり考えないようにしています。
朝は、春宮夫が、時計のように7時に起きて、雨戸を開け、セコム解除・外の門を開けて、洗面をしてから、朝食を食べています。春宮は、その気配を感じつつ、起きようと思い乍ら、浅い眠りを繰り返す日もあります。朝、起きるのが、腰が痛くて、一番辛いです。ベッドから、2㍍先の鏡台まで行くのが、必死という有り様です。段々に、体が動くようになり、着替えて、やっと、「おはよう」です。朝、春宮夫と一緒は、勘弁して貰いました。春宮夫より遅れて、洗濯機をかけ乍ら、朝食です。
この時間差を許して貰って、楽になりました。
それぞれのお家の生活パターンは、あると思います。特に、働き続けていたご主人様のパターンが決まるまで、それに、今まで、自宅を守ってきたMrs.のパターンが決まるまでが、大変なのではないでしょうか…。定年後のご主人様との些細な生活パターンの違いにイラついたりなさるのでは…。春宮達も、こんなパターンになるまで、いろいろありました。几帳面な春宮夫と、ズボラな春宮、すりあわせ、春宮夫の譲歩の基に、現在の生活パターンが出来ました。『譲歩』って、大事ですよね。春宮家では、春宮夫の譲歩が多いと思います。『譲歩』して下さって、感謝しております🙇💝🙇

春宮のひとり言 902

2023-10-29 22:55:10 | 日記
今朝の朝刊の一面に、『先発医薬品を使っている者には、負荷をかける…高齢者が増えて医療費が、かかるから…』というような内容の記事があり、先発医薬品しか服用出来ない春宮は、何か長生きする事が悪いような感じで、不快でした。この様な事をする前に、国会議員の数を減らす・頂戴する議員年俸を減らす方が先ではありませんか?春宮の友人でも、ジェネリック医薬品を服用すると副作用が出るので先発医薬品しか服用出来ない方がいます。弱い者イジメですね! 春宮夫が、「ジェネリック医薬品、成分は同じかもしれないが、それを錠剤にしている物質まで先発医薬品と同じではない。その物質の差により、作用効果が異なる事が多々あるし、副作用も出る。」と、常々、春宮相手に講義をしております。春宮や春宮の友人は、錠剤過程の物質が合わないのかと考えられます。お国の方々、つい先日、沢井製薬が、胃で溶けない胃腸薬のカプセルの件で謝罪会見をしたばかりではありませんか…。お忘れでしょうか?高齢者には、そのような薬を服用しなさい…というように聞こえてしまうのは、『ヒガミ』でしょうか…?
昨日、久しぶりに、都心に出かけたら、今日は、喉がいがらっぽくて…冷蔵庫保存しているツムラの葛根湯を服用しました。出かける時は、道行コートを着るくらいでしたが、都心は、少し動くと、汗ばむ感じでした。鬱で引き籠もっていましたから、都心の方が、空気が澄んでいなかったのかも…海近くは、空気がまだきれいなのかもしれません。
春宮は、夜10時に、睡眠薬や安定剤を服用するのですが、見事に不眠症です。夜中の2時に眠れたら、良い方です。仕事をしなくなってから、絶対に眠らなくては翌日の仕事にひびく…という事もなくなりましたから、強い睡眠薬は、使っていません。階下の部屋に居住するようになってから、春宮夫が、すやすやと眠っいる横で、暗闇の中で、ずっと過ごす事もなくなり、眠くなるまで、本を読んだり、気ままに出来るのは、気楽です。無駄な部屋があるから出来る贅沢ですね。
昨日は、中谷先生のお話しを伺う会に出席する前に、日本橋高島屋さんのヴィタメールに寄りました。春宮は、携帯に高島屋さんのアプリを入れています(三越のアプリも入れていましたが、Iが先に出てくるので、消去しました)。アプリのアンケートに、いつぞやの真夜中に答えていたようで、先日、2000円分のカードを頂戴しました。折角、頂戴したカードですから、ヴィタメールの板チョコを購入しようと思いました。板チョコ、税込みで900円ほど、板チョコと言っても、9ブロックですが、一つのブロックが立派なチョコくらいの大きさがあります。板チョコ、暑かったり、クリスマス・バレンタイン・ホワイトデーの期間は、店頭に並びませんので…。シンプルなミルクチョコレートが一番好きですので、カードは、早速、利用させていただきました。いっぺんに、チョコレートを購入してしまうと、🐷🐷🐷に更になってしまいますから、一つだけ求めて来ました。カード内の残金も、いつかヴィタメールの板チョコに化けるかと思います😊
やはり、都心のデパートでないと、美味しい物が求められませんね~😊地元の駅ビルに、美味しい物があり過ぎたら、🐷🐷🐷になります!上手く、世の中は出来ているというべきでしょうか…😓

春宮のひとり言 901

2023-10-29 01:44:12 | 日記
今日は、中谷比佐子先生の『つれづれ』という着物のお話の会に銀座まで行って来ました。先月は、鬱真っ只中でしたので、先生のお話は伺いたかったのですが、都心まで、行く自信がありませんでした。久しぶりです。先生は、87才の筈ですが、それを感じません。gooブログは『チャコちゃん先生のつれづれ日記』?というタイトルで書かれていますし、フェイスブックもツィターもユーチューブも、各地で講演もなさっています。パワーがおありです。それでいて、今日のお召し物は、白地に細かい黒が織り込まれている塩沢に、縮緬黒地に朱色系の紅葉の手描き友禅の帯でした。黒に近いグレーの裏がつけられた袷の着物、表地が白っぽい塩沢なので、まだ暑い日にあっていましたが、朱色系の紅葉で季節を少し先取りで、着物上級者の貫禄が、しっかりお有りでした。
先生にお会いしたくて、出席しています。早速、先日の伝統工芸品公募展との電話の話をしました。『日本刺繍』と言ったら、「京縫・加賀縫…ではないのですか?」と尋ねられた話を致しましたら、「まっ、そんなもんでしょ」と、先生はおっしゃり、この話を聞いていた方が、「先生、達観している…!」と、おっしゃっていました。
先生は、この頃、そのような思いを随分なさったのでしょう。先生と春宮は、春宮が出品した刺繍の公募展の審査員でいらしたのが、はじめの出会いです。それから、クリスマス会に誘われ、『つれづれ』の会に誘われて、今に至っております。先生は、公募展の時に審査は、「着た時を考えて審査するけれど、視点の違う審査員が多いわね~」と、おっしゃっています。
春宮の亡大先生は、皇室の仕事をなさる所で小僧から修行して、戦争から生還し、食べる為に米兵向けの刺繍のネクタイを作ったりし、流行作家になり、婦人雑誌には欠かせない存在となり、皇室の仕事もし、相撲力士の化粧回しの刺繍もなさり、本も出版なさいました。「女子供に刺繍を教えなくては刺繍が廃れる…」と言い、実践なさいました。他の刺繍師の方々は、当時は、苦々しく考えられていたようで、大先生は刺繍組合を抜けられました。今では、反発なさった方々が、御自分の刺繍教室を持っています。春宮は、教えられた女子供の最後の方の弟子です。着物が日常着でなくなり、じっくりする稽古事が女子供から好かれなくなりました。手軽に完成する稽古事に流れました。刺繍を習っていても、着物を製作するまで到達する人も減りました。
NHKや雑誌が、きちんと、刺繍台を使わず、フランス刺繍の枠を使って、お手軽に、なんちゃって日本刺繍をなさる女性の方をもて囃し、正統派は、更に、脇に押しやられました。大先生も、抗議なさったりしましたが、『なんちゃって日本刺繍』は広まりました。まっ、日本刺繍の糸が売れればいいか…と、思うしかありませんでした。
呉服が下降線をたどり、手間暇かかる本物より、ミシン刺繍にとって変わられました。この頃では、ミシン刺繍が出来る方も高齢化、本物の刺繍が出来る方も高齢化、更に、コロナの流行で廃業なさる方が多数出ました。
工芸会は、着物をキャンバスに見立てますので、着て動いての美しさは考える作品は、弾かれます。織や型染や友禅の方が重視されているように感じられました。女子美の刺繍科を卒業なさった方々でも、春宮が叩き込まれたような技術は、身についていないように見受けられました。高度な技術を必要とされる場面もなく、それに耐えられる布地もなくなっています。織の方々の廃業、染め・仕立ての方々の廃業もあり、刺繍の着物を作れる環境は悪化するばかり…お国は、伝統工芸の末端まで、考えては下さいません。民族衣装の着物は、自分一人で着られる方が減り、『呉服』は、使われる針・糸まで、多くの分野で構成されていますが、お国は、このような事よりも、成果が目に見える事に重点を置いています。呉服業界は、歯をくいしばるしかない状態ですが、どうにもならないのが現状です。いつ、針がなくなるか、いつまで、刺繍糸(絹なので高いです)があるか…そういう不安の中に春宮は、おります。技の伝承どころではありませんし、伝承されようという方もいません。悲しいです😢

春宮のひとり言 900

2023-10-27 23:40:18 | 日記
鬱々と過ごした今夏、春宮自身も、これではいけない…と、自覚はしていました。
春宮の今の技能といったら、日本刺繍くらいですが、個展をする気力はありません。経済産業省がかんでいる伝統工芸の公募展にでも応募してみようかな…と、思いました。春宮夫に公募展のホームページから、応募要項をプリントアウトして貰いました。この公募展には、挑戦していません。伝統工芸展とシルク博物館の公募展で、何かドロドロとした雰囲気を感じ、春宮の作る着物や帯は、『着てこそ着物、締めてこそ帯』という考えで作っていますから、着物や帯をキャンバスとして考えられないので、挑戦はしましたが『入選』するとは、思っていませんでした。もちろん、落選です。
この公募展は、売る事を考えて…ですので、二重箱で、送るように指示が書かれています。もう公募展も個展も考えていなかったので、着物の箱は、殆ど、紙ゴミに出してしまいました。二重箱になりそうな物を探すのが、億劫で…今日、納戸と押し入れをかき回して、外箱にする物、少し細工すれば、何とかなりそうな物を発掘しました。
応募は、ネットで出来るのですが、応募用紙を作成する段階で、何点も、引っかかる箇所が出てきてしまい、事務局に電話で問い合わせました。
春宮の苗字は、正字を使いますので、ネットで応募した場合、相手方で文字化けしないか…(名前の段階から引っかかるとは…😖)、工芸品名は『日本刺繍』でよいのか…(京縫だとか加賀縫だとか、その地方の刺繍組合が使っている名称ですが、結局は、日本刺繍なのですが、それを事務局に説明する事になろうとは…😖)、製作日数を書く欄があり、「純粋に日本刺繍だけの期間なのか、刺繍の出来る生地を織って貰い、生地を染めて貰い、仕立ての方に仮絵羽にして貰い、下絵を作製し、それを仮絵羽になっていた布に下絵を描く、それから刺繍の全工程の期間を記入するのか…」という質問をしましたら、「24ヶ月と書いておいて下さい」と言われました。このレベルの質問からでしたので、それだけで、疲れました。事務局の方に、「いろいろ教えて下さい」と言われてしまいました😓
日本刺繍の先輩に、この話をしましたら、「亡くなられた大先生の書かれた本2冊は、『日本刺繍』です。入手困難なバイブル本よね!京縫・加賀縫と言っても、技法は、日本刺繍!私達出来ますものね~。それじゃ、『湘南刺繍、鎌倉刺繍』とでもする😁」と、笑い話になってしまいました。
本当に、亡大先生の2冊の本は、入手困難で、春宮は、一冊は知人から譲っていただき、もう一冊は、ネットオークションで求めました。御子息の今の師も2冊出版なさっていますが、重版されるほど売れなかったようです。
公募展に出品しようとして、応募用紙の記入で、こんなに躓いているのでは、出品しても、入選しないような気がします。公募展事務局サイドは、本当の伝統工芸品より、手軽く求めやすい物を重視しているような感触がしました。本当に伝統手法を用いた物は、もう必要ないのでしょうか…😖