明主様御垂示 「体全体が心、心そのものが神経」 (昭和28年9月1日)
信者の質問
「魂と神経作用と体との関係でございますが、頭が悪いのでうまく申し上げられませんが」
明主様御垂示
「私の本に三段になっているということを書いてあるから、それを見たら解ります。」
信者の質問
「神経作用が心の働きと考えましても」
明主様御垂示
「それは不徹底です。
神経作用というのは副守護神がからかうのです。
例えて言えば、どうもオレはさっき食ったのに当てられたらしいと思うと、吐きそうになりますが、そう思わせるのは副守護神なのです。
それでそう思うと、これはおもしろいというので副守護神が腹を痛めるのです。
副守護神というのは動物霊ですから、そういうことを面白がってやるのです。
そのときに、そんな馬鹿なことがあるものかと思うと、副守護神はやってみても面白くないから止めるというわけです。」
信者の質問
「記憶力、推理力、判断力というものは」
明主様御垂示
「記憶力というのは頭の中で活動するのですが、毒があると、毒のために機関が働かないから記憶力が悪いのです。
しかし記憶力というのは必要なだけを記憶していればよいのです。
後は忘れてしまうということがよいのです。
あんまり記憶が良くて覚えていても困ることがあります。
昔大隈公は、実に記憶がよかったのです。
それである人が“私は記憶力がなくて忘れてしまうがどうしたらよいだろうか”と聞いたところが、
“忘れられるというのは羨ましい、オレは忘れられないで困っている。
君みたいに忘れるというのはいいではないか、オレもそうなりたいと思うが、どうも忘れなくていけない”と言ったそうですが、
そういうようで、あんまり頭がよいというのは、頭がよいのはいいですが、記憶がよいのは困ることがあります。
覚えていたほうがよいことと、忘れた場合がよいこととありますから。」
信者の質問
「そういう観念のことで、以前先輩から聞いたことがありますが、
体の百分の一が心になり、心の百分の一が魂になるということでございますが」
明主様御垂示
「それはでたらめです。
百分の一どころか、体全体が心なのです。
もしそうだとすると、体のうちに心がないという所があるわけになります。」
信者の質問
「そこで心と神経との関係でございますが」
明主様御垂示
「関係も何もありません。
心そのものが神経です。
心を細かく割ったものが神経です。
神経というのは、要するに電線の針金のようなものです。
魂というのは百分の一どころではなく、もっと小さいので、千分の一か万分の一かわからないくらい小さいのです。
しかしそれが全体を支配しているのです。
それが魂の大きさと言ってもよいのです。
なにしろ人間が宿るときには精虫という小さなものです。
あの小さなものがこんなに大きな人間になるのですから。」
信者の質問
「普通、魂というときには本守護神のことでございますか」
明主様御垂示
「そうです。」
信者の質問
「魂と神経作用と体との関係でございますが、頭が悪いのでうまく申し上げられませんが」
明主様御垂示
「私の本に三段になっているということを書いてあるから、それを見たら解ります。」
信者の質問
「神経作用が心の働きと考えましても」
明主様御垂示
「それは不徹底です。
神経作用というのは副守護神がからかうのです。
例えて言えば、どうもオレはさっき食ったのに当てられたらしいと思うと、吐きそうになりますが、そう思わせるのは副守護神なのです。
それでそう思うと、これはおもしろいというので副守護神が腹を痛めるのです。
副守護神というのは動物霊ですから、そういうことを面白がってやるのです。
そのときに、そんな馬鹿なことがあるものかと思うと、副守護神はやってみても面白くないから止めるというわけです。」
信者の質問
「記憶力、推理力、判断力というものは」
明主様御垂示
「記憶力というのは頭の中で活動するのですが、毒があると、毒のために機関が働かないから記憶力が悪いのです。
しかし記憶力というのは必要なだけを記憶していればよいのです。
後は忘れてしまうということがよいのです。
あんまり記憶が良くて覚えていても困ることがあります。
昔大隈公は、実に記憶がよかったのです。
それである人が“私は記憶力がなくて忘れてしまうがどうしたらよいだろうか”と聞いたところが、
“忘れられるというのは羨ましい、オレは忘れられないで困っている。
君みたいに忘れるというのはいいではないか、オレもそうなりたいと思うが、どうも忘れなくていけない”と言ったそうですが、
そういうようで、あんまり頭がよいというのは、頭がよいのはいいですが、記憶がよいのは困ることがあります。
覚えていたほうがよいことと、忘れた場合がよいこととありますから。」
信者の質問
「そういう観念のことで、以前先輩から聞いたことがありますが、
体の百分の一が心になり、心の百分の一が魂になるということでございますが」
明主様御垂示
「それはでたらめです。
百分の一どころか、体全体が心なのです。
もしそうだとすると、体のうちに心がないという所があるわけになります。」
信者の質問
「そこで心と神経との関係でございますが」
明主様御垂示
「関係も何もありません。
心そのものが神経です。
心を細かく割ったものが神経です。
神経というのは、要するに電線の針金のようなものです。
魂というのは百分の一どころではなく、もっと小さいので、千分の一か万分の一かわからないくらい小さいのです。
しかしそれが全体を支配しているのです。
それが魂の大きさと言ってもよいのです。
なにしろ人間が宿るときには精虫という小さなものです。
あの小さなものがこんなに大きな人間になるのですから。」
信者の質問
「普通、魂というときには本守護神のことでございますか」
明主様御垂示
「そうです。」