明主様御垂示 「他の宗教は虫けら程度」 3 (昭和28年12月1日)
信者の質問
「祖霊さんに向って、“祖霊さんもよくお願いしてくれと言ってやったら良くなった”ということがありますが、それは祖霊が・・・」
明主様御垂示
「そうではないのです。
霊的に、狐、狸が憑っている場合に、祖霊がやっつけるのです。」
信者の質問
「正守護神というわけでございましょうか」
明主様御垂示
「正守護神もですが、場合によれば祖霊も手伝います。普通は正守護神です。
しかし祖霊を拝んだ場合には祖霊です。
その代りそれはただ、今言う霊的病気の場合です。
それから、あるいは他の祖先が気づかせたいというわけでやっている場合に、また祖先も頼まれればやらないわけにはゆかないのです。
そこでその祖霊が行って、“お前もういい加減にしろ、もうそんなにいじめてはいけない”というわけです。
ですからどんな病気でもというわけにはゆかないので、霊に関しただけです。
私が筆で光という字を書くが、それを懐に入れるとキリストと同じような奇蹟ができるのだからそうするとキリストの値打というものはどのくらいかということが分かります。
ですから本当言うと釈迦でもキリストでも、やっと私の小僧ぐらいなものです。
しかしそう書くと先では疑って、信用しなくなるから書かないようにしてますが、本当のことが分かったらたいへんです。
第一熱海の地上天国は何万年も前から石とか地形とかを準備してあるのですから、そうしてみると私がする仕事は偉大なもので、想像もつかないものです。
私自身がそう思っているのです。
神秘幽玄なものです。まだ口に出さないいろいろなことがありますが、とにかく驚くべきものです。
だから神様が、間違ったことや悪人や善人を作っていろいろやっているが、それはそういうことをしなければ進歩しないから、そのためにやっているのです。
それでお釈迦さんが“一切空”ということを言ったのは真理です。
そういう点においてはさすがに達見です。あの時代によくああいうことを言ったものです。」