2月も中旬になり、こちらアメリカでは、年度末という訳ではないので、忙しない感じではありませんが、
日本人の研究者の方々が、次々と帰国する準備がはじまり、残される身としては、何だか寂しい感じがする、今日この頃です。
出会いは、別れの始まりなのですね・・・
と同時に、もう1年が経過したのだと、昨年の今頃の事を振り返ったりしております。
そう、昨年の今頃は、渡米に際し、最も重要なVISA申請でバタバタしていたな・・・・
今回は、そのVISAの取得について触れてみたいと思います。
まず、VISAには色々な種類のものがあります。
主人の仕事は『研究者』俗にいう『ポスドク』にあたります。
なので分類は『 J 』となり、研究者本人はJ-1、その家族(妻、子供)は、J-2となります。
申し込み準備
① DS-2019「プログラム参加資格証明書」
これは、研究先に本人から申請依頼するものです。
が、しかし!
これが、来ないのです。留学が決まり次第(9月)より、申請していたのですが、
実際に手元に届いたのは、2月です。その間、何度なく、催促をしたのですが、
そこは、アメリカ~ンはっきり言って、ルーズです。誰に聞いても、この書類
のために手こずったと聞きます。そのために留学時期が遅れた人さえいるようです。
自己主張が出来なくては、これから先、アメリカではやっていかれないと痛感しました。
とにかく、早く行動するべし
②DS-160 VISA申請書の作成
完全オンライン入力で、アメリカ大使館のホームページにて行います。
東京の方はこちら
japanese.japan.usembassy.gov/ja/visas.html
これは、渡米者全員分の作成が必要です。学歴、犯罪歴、本人のみならず、親について
まで、結構細かく、量も多いですので、早めに作成に取りかかる事をお勧めします。
また、当たり前ですが、英語での作成になります。
最後のページの作成は、DS-2019が手元に来なくては入力できないので、SAVE保存
しておくと良いですね。最後にプリントして終了です。
③パスポート 有効期限内か必ず、確認して下さいね
④カラー写真: 5cm x 5cm。
背景は白で、最近6ヶ月以内に撮影されたカラー写真1枚(白黒不可)。
写真のアップロードに関する条件や写真の必要要件は大使館のウェブサイトに記
載されています
顔写真はプリントした、DS-160確認ページの所定の場所に上下逆向きにし、ホ
チキスまたはテープで留めてください。
⑤ 財政証明書: 交流訪問プログラム期間中の滞在費用を賄える充分な資金があることを証
明しなければいけないようです。英文銀行残高証明書、または、米国の受入機関や日
本の派遣元からの資金提供が有ればそれを示す英文の書類が必要になります。日本の
銀行に依頼すれば、簡単に作成してもらえます。
もちろん、有料ですが
⑥面接予約確認書: DS-160を作成後、アメリカ大使館のウェブサイトで面接を予約をし
ます。必ず面接予約確認書を印刷してくださね。本人のみならず、16歳以上は、必ず
必要となります。(J-VISAの場合)16歳未満書類を一式持って行っていく事になり
ます。
裏技ですが・・・
面接時、予約時間を遥かに過ぎても順番が来ません。
そこは、アメリカーンなのか・・・
私たちは、大雪の中軽く、2時間は待たされました。
本当に凍死するかと思ったくらいです。
が、やはり、乳幼児、障害者やお年寄りが同伴だと、最優先にしてもらえます。
ちょっと、大変でも子供を連れていって、グズらせれば並ばずにすみます
⑦申請料支払証明: 大使館の支払いページにログインし、支払い情報番号を入手後、
ペイジー(PAY-EASY)マーク付のATMで申請料を支払ってください
ATM領収証(利用明細)を面接時に提出してください。
以上、こんな感じで、手続きをしていって下さい。色々なサイトに方法が記載され
ていると思いますが、システムや料金がかなりの頻度で変わりますので、かならず
「大使館のホームページ」 japanese.japan.usembassy.gov/ja/visas.html
で確認をしながら、行っていって下さい。
有料で高いですが、電話での質問も受け付けてもらえます。
あ、そうそう、面接についてですが、大使館から一歩中に入るとそこはアメリカ!
入るまえに厳密なセキュリティーチェックをされます。
受付で必要書類がチェックされます。
ここで、一つでも足りないと駄目です。必ず、家族全員分、確認をして下さいね。
それから、番号を渡され、待合室に案内されます。掲示板に順不同で番号が表示され、
その表示された窓口で面接となります。面接は英語ですが、本当に簡単なやり取りです。
5分もかからなかったかな・・・
そして、後日VISAが貼付けられたパスポートが送られてきます。
私たちは、2週間もかかりませんでしたが、時期によって異なるようです。
本当に、渡米となると本人ももちろんの事、妻は目の回る忙しさです。
引っ越し準備(船便の手配・・・出発最低1ヶ月前までにすませて下さいね)や、家の明け渡し、
公共料金の手続き、住民票の移動、税金の処理、住所変更、子供の学校の手続き(英文の成績証明、
在証明が渡米先の学校で必要です)、英文の予防接種レコード、英文の母子手帳などの作成。
車の処分、年金、健康保険の事、銀行の閉口し、現地での銀行開設、お金の移動(これが大変です)
などなど・・・
書ききれない程やらねば成らない事だらけの上、連日のように送別会の嵐
でも、その先には、とても楽しいアメリカ生活が待っています。このブログを見ていて、これから、渡米される皆さん頑張って下さい
日本人の研究者の方々が、次々と帰国する準備がはじまり、残される身としては、何だか寂しい感じがする、今日この頃です。
出会いは、別れの始まりなのですね・・・
と同時に、もう1年が経過したのだと、昨年の今頃の事を振り返ったりしております。
そう、昨年の今頃は、渡米に際し、最も重要なVISA申請でバタバタしていたな・・・・
今回は、そのVISAの取得について触れてみたいと思います。
まず、VISAには色々な種類のものがあります。
主人の仕事は『研究者』俗にいう『ポスドク』にあたります。
なので分類は『 J 』となり、研究者本人はJ-1、その家族(妻、子供)は、J-2となります。
申し込み準備
① DS-2019「プログラム参加資格証明書」
これは、研究先に本人から申請依頼するものです。
が、しかし!
これが、来ないのです。留学が決まり次第(9月)より、申請していたのですが、
実際に手元に届いたのは、2月です。その間、何度なく、催促をしたのですが、
そこは、アメリカ~ンはっきり言って、ルーズです。誰に聞いても、この書類
のために手こずったと聞きます。そのために留学時期が遅れた人さえいるようです。
自己主張が出来なくては、これから先、アメリカではやっていかれないと痛感しました。
とにかく、早く行動するべし
②DS-160 VISA申請書の作成
完全オンライン入力で、アメリカ大使館のホームページにて行います。
東京の方はこちら
japanese.japan.usembassy.gov/ja/visas.html
これは、渡米者全員分の作成が必要です。学歴、犯罪歴、本人のみならず、親について
まで、結構細かく、量も多いですので、早めに作成に取りかかる事をお勧めします。
また、当たり前ですが、英語での作成になります。
最後のページの作成は、DS-2019が手元に来なくては入力できないので、SAVE保存
しておくと良いですね。最後にプリントして終了です。
③パスポート 有効期限内か必ず、確認して下さいね
④カラー写真: 5cm x 5cm。
背景は白で、最近6ヶ月以内に撮影されたカラー写真1枚(白黒不可)。
写真のアップロードに関する条件や写真の必要要件は大使館のウェブサイトに記
載されています
顔写真はプリントした、DS-160確認ページの所定の場所に上下逆向きにし、ホ
チキスまたはテープで留めてください。
⑤ 財政証明書: 交流訪問プログラム期間中の滞在費用を賄える充分な資金があることを証
明しなければいけないようです。英文銀行残高証明書、または、米国の受入機関や日
本の派遣元からの資金提供が有ればそれを示す英文の書類が必要になります。日本の
銀行に依頼すれば、簡単に作成してもらえます。
もちろん、有料ですが
⑥面接予約確認書: DS-160を作成後、アメリカ大使館のウェブサイトで面接を予約をし
ます。必ず面接予約確認書を印刷してくださね。本人のみならず、16歳以上は、必ず
必要となります。(J-VISAの場合)16歳未満書類を一式持って行っていく事になり
ます。
裏技ですが・・・
面接時、予約時間を遥かに過ぎても順番が来ません。
そこは、アメリカーンなのか・・・
私たちは、大雪の中軽く、2時間は待たされました。
本当に凍死するかと思ったくらいです。
が、やはり、乳幼児、障害者やお年寄りが同伴だと、最優先にしてもらえます。
ちょっと、大変でも子供を連れていって、グズらせれば並ばずにすみます
⑦申請料支払証明: 大使館の支払いページにログインし、支払い情報番号を入手後、
ペイジー(PAY-EASY)マーク付のATMで申請料を支払ってください
ATM領収証(利用明細)を面接時に提出してください。
以上、こんな感じで、手続きをしていって下さい。色々なサイトに方法が記載され
ていると思いますが、システムや料金がかなりの頻度で変わりますので、かならず
「大使館のホームページ」 japanese.japan.usembassy.gov/ja/visas.html
で確認をしながら、行っていって下さい。
有料で高いですが、電話での質問も受け付けてもらえます。
あ、そうそう、面接についてですが、大使館から一歩中に入るとそこはアメリカ!
入るまえに厳密なセキュリティーチェックをされます。
受付で必要書類がチェックされます。
ここで、一つでも足りないと駄目です。必ず、家族全員分、確認をして下さいね。
それから、番号を渡され、待合室に案内されます。掲示板に順不同で番号が表示され、
その表示された窓口で面接となります。面接は英語ですが、本当に簡単なやり取りです。
5分もかからなかったかな・・・
そして、後日VISAが貼付けられたパスポートが送られてきます。
私たちは、2週間もかかりませんでしたが、時期によって異なるようです。
本当に、渡米となると本人ももちろんの事、妻は目の回る忙しさです。
引っ越し準備(船便の手配・・・出発最低1ヶ月前までにすませて下さいね)や、家の明け渡し、
公共料金の手続き、住民票の移動、税金の処理、住所変更、子供の学校の手続き(英文の成績証明、
在証明が渡米先の学校で必要です)、英文の予防接種レコード、英文の母子手帳などの作成。
車の処分、年金、健康保険の事、銀行の閉口し、現地での銀行開設、お金の移動(これが大変です)
などなど・・・
書ききれない程やらねば成らない事だらけの上、連日のように送別会の嵐
でも、その先には、とても楽しいアメリカ生活が待っています。このブログを見ていて、これから、渡米される皆さん頑張って下さい
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