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幌尻岳遭難と思い出

2017-09-06 08:13:34 | エッセイ・記憶の彼方に…

先月29日、日高山脈の最高峰幌尻岳で2人の方が亡くなった。

心からお悔やみ申し上げます。

この遭難事件で、

私は44年前の幌尻登山を思い出した。

27歳の時友人と二人で幌尻登山を目指した。

車から降り糠平川の急流を沢登りをして、

幌尻山荘を目指す。

その山荘に一泊して、翌日山頂を目指したのだ。

かなりの急流で、かなりの深みのある沢登は、

危険極まりないコースだ。

胸までつかる深い沢を2時間近く歩いたような記憶がある。

山荘に着いた時は、もう薄暗くなっていたような気がする。

その日は雨だったから、糠平川は増水していた。

山荘で一夜を過ごすが、雨は止まず強くなるばかり。

結局登山を断念して、翌朝帰宅するのだが、

今回の遭難事件は、正にその沢下りで3人が足を滑らせ、

2人の方が命を落としたようだ。

この事件で、昔の体験が鮮明に甦ってきた。

もし登山後の体力消耗した後の急流の沢下り、

危険極まりない。

私たちはまだ若かった。

雨で増水した沢でも登山していない分体力があった。

44年前の登山しない判断が正解だったことを、

改めて思わされた。

 


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