お風呂に住む神様。

唐突ですが、おトイレに住んでる神様は大黒さんなのだそうです。

家を建てると神様が次々やってきてくれるそうなのですが、大黒さんはお宝がどっさり入った袋を提げて来るので、一番最後に残ったおトイレにお住まいになるとのこと。
石切神社で占いをされてる先生がおっしゃってたのですが、しょこら初耳のその話。既にご存知の方が結構おられて、
「そうそう。それで、トイレ掃除するとお金の回りがよくなるんですよね！」
と続けられて、みんなでウンウン頷かれるので驚きました。

なるほど、信貴山にもカマド（台所）の神様がおられます。
各部屋にそれぞれ神様が住んでても不思議ではありません。

そこいくと、我が家。どこも荒れ気味で神様が逃げて行きそうな面持ちです。f^_^;
「ま、出来る時に出来るところから。」
と緩く考えていたら、先日まな息子五歳児こうたんと風呂に入っている時に、比較的元気だったので、ちょっくら床を擦ってみる事に。続けて、壁も擦ってみました。すると、なんだか止まらなくなって、排水溝の掃除まで始めてしまいました。

それで、掃除しながら、
「これだけ綺麗にしたら、きっとお風呂の神様も喜んでくれはるわ。」
と話すともなく話していたら、五歳児こうたん。おもむろに、「こうたん中磨くわな。」と浴槽を磨いてくれました。

「神様が喜んでくれはって嬉しいわ～。掃除出来て良かったな～。ありがたいな～。」
などと、繰り返していたら、なんだか気分がハイになってきて、全くするつもりなかった排水溝のウチブタの裏側や奥まで掃除用歯ブラシで磨き始めてしまって。
石鹸の泡を流すのが楽しいらしい こうたんも、せっせと水を流して手伝ってくれます。
そして、終盤に差し掛かった頃。こうたん一言。
「お風呂の神様って、この泡の事？」




う～む。
なんか違う。。。

しかし、昔の日本人は、そこここのあらゆるものに神が宿っていたと考えたそうですし、もしかしたら排水溝の泡にも神様がおられたという可能性は捨てきれません。(゜_゜