daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

将棋世界

2009-07-05 08:34:28 | 日記・雑談
以前書きましたが、今月の将棋世界に僕の自戦記が出ています。六段昇段を決めた一局を取り上げました。一局でも多く、棋譜が世に出ることは嬉しいです。ぜひご覧ください。

自戦記はほかにも長岡君と瀬川さんが書いており、前月に続き3本立て。
あと今月は講座の多さが目につきますね。得意戦法・好きな戦法は指す人によっていろいろあるでしょうが、これだけあればかなりの人のニーズに対応しているのではないでしょうか。


昨日は2時半頃から築地に観戦に行きました。アマ側のメンバーは自分にとっても学生時代を思い出す感じで、検討していて楽しかったです。W佐藤のコントも面白かったです(笑)
関係者の皆様ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

結果としては今回もプロの7-3ということで、まあ落ち着くところに落ち着いたということですね。アマ側としては稲葉君の逆転負けが痛く、プロ側は大石君の競り負けが痛かったといったところでしょうか。もっとも本来は、別に団体戦ではないし、7-3を基準に考えるものでもないのですが。

以上、トピックがあったので久々に日曜も更新してみました。
最後に、今日の大和証券杯は関西同士の久保ー山崎戦です。解説の中村九段と合わせ、何となく棋風が三者三様でかみ合わなそうな予感も・・・(笑)

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3 コメント

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Unknown ()
2009-07-06 00:40:04
自戦記、面白かったです!以前に将棋講座テキストに書かれた観戦記が随分面白かったのを思い出しました。指し手の進行と、随所に盛り込まれた片上先生の将棋哲学が気持ち良く絡み合い、スリリングな短編小説を読んでいるようでした、というのは褒めすぎですかね。しかし、自戦記を書くことになるんじゃないか、という予感を覚えつつ指していたというのは、対局者ならではの記述ですねえ。集中している時って意外とそんなものなのでしょうかね。

いずれにしても、この決勝トーナメントは、片上先生が存在感を示す絶好の機会ですね!

片上先生が挑戦者になれば、対局者同士で研究会を持つのは味が悪いということで、ブログ研は発展的解消になるのでしょうか…なんて疑問は気が早いですかね
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Unknown (駒落ち好き)
2009-07-06 06:58:09
自戦記読ませていただきました。
率直に語られていて、週刊将棋の記事とはひと味も二味もちがう文体、新しい自戦記の形ではと思いました。瀬川四段の文章にも通じるものがあります。これからはこうした心情や考えなどを織り込みながら局面の急所だけに絞った記事も読みたいですね。
もちろん、ガチガチの変化満載の学者論文記事も、時間を掛けて並べたい気持ちもありますが(笑)
新しい印象を持ちました。非常に良いですね。

そうですそうです、自分にできることをやるのみですよ。片上六段にしかできないパフォーマンスがあるんですから。
それが棋界を輝かすことにもなりますね。
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Unknown (daichan)
2009-07-06 08:54:45
コメントありがとうございます。うれしいです

気はかなり早いですが(笑)、そういうことになれば当然ブログ研は休止になると思いますね。
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