おめでとう

さっちゃんが見事な内容で最終局を勝ち、女流王位のタイトルを奪取しました。歴史が動き出すかもしれない、価値ある一勝です。オールドファンなら、橋本宇太郎の名前を思い起こす場面かもしれませんね。

思えば前にタイトルを持っていたのは何年前のことなんでしょう。彼女は第一人者の一人という印象がありますが、タイトルはわずか２期目だそうですから、いかに清水・中井に叩かれてきたかが分かろうというものです。でも時機が時機ですから、喜びもひとしおでしょうね。これからも頑張ってください。

今シリーズは二人とも明らかに感情が先走っていて、内容的には「善悪を越えた」（週刊将棋より）としかいいようがない戦いが続きましたが、最終局はうってかわって、タイトル獲得にふさわしい良い内容だったと思います。


ということで、僕も良い将棋が指せるように頑張ります。