daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

テレビ

2010-12-14 11:11:46 | 日記・雑談
珍しく、朝からテレビを観ておりました。
見慣れた顔のお姉さんが、ちょっと聞き慣れない声でしゃべっていました(笑)
さっき将棋のわりと強い友人からメールで「奥さんが興味を示した」とメールで問い合わせがあったり。将棋を知らない人でも知っている反面、案外将棋の強い人が、存在を知らなかったりします。僕にとって、どうぶつしょうぎはいまだに不思議な一面を持っています。

【重要なお知らせ】
大変恐縮ですが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げますm(__)m

空気読まずに(?)将棋の話題。昨日の図面の解説です。
二枚落ちのほうはここで▲4五銀!の絶好手。一手でしびれました。△4六銀と角を取ると▲5四銀で突破に成功します。5筋突破は、すなわち勝ちと同じことです。
直前に5五で銀交換のあと▲4六角と引かれたのですがこの手は珍しい。1筋・2筋を突いていないのも、それだけ速攻を狙っているということでしょう。定跡にアレンジを加え、よく勉強されていると感じました。

飛香落ちのほうはここから▲6三金△7一玉に▲5三角成!の絶好手がありました。以下△同金▲同銀不成が詰めろ角取りになります。
僕はこの手をうっかりしていたのです。図の△4三金(3三から)では、△5二銀などと受けるほうが良かったでしょうか。

しかし実戦はこの▲5三角成を逃し、▲5三銀不成△9九角成▲8八銀の進行。
そこで△9八飛がパッと見えますがこれには▲6二銀成△8二玉▲9七角成!があります。実戦は△7七香!▲同金△6九銀!と捨て駒で寄せ、上手勝ち。銀香と持ってもギリギリ詰みません。残念な一局でしたが、面白い終盤戦でした。

「将棋世界」~老舗の将棋専門誌がiPadに挑戦、対局を一手ずつ確認できる機能を搭載
↑のような手順が、全部動いてくれるというのは本当に素晴らしいことです。
ブログも電子化されないでしょうか?されてるか(笑)

長くなったのでとちぎ将棋まつりの話題は今日はお休み。
今日から竜王戦第6局、大注目です。