daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

講演

2010-03-12 08:46:15 | 日記・雑談
昨日はと一緒に栃木県は那須町の小学校へ。小さな小学校で、授業の時間を割いて3~6年生が全員参加!してくれました。

普段は基本的に将棋教室がメインですが(もちろん昨日もそうでしたが)プログラムの中にちょっとした「講演会」があったのが違うところです。僕自身ほとんど経験はなかったですが何とか無事終えることができました。時間と聴衆の目を見ながら、話そうとしていることを一歩ずつ進めていくのは、なかなか難しかったです。瀬川さんや一流棋士の偉大さが分かりました。

それにしても、子どもたちが行儀よく聞いているのには大変感心しました。これは、将棋を通じて「相手の指し手を待つ」ことを日ごろからやっている効果ではないかと思います。

お隣の大田原市は、全小学校に将棋盤を置いて下さったことでも知られています。この那須町や、その他の地域でも、そういうところが増えてくれるよう願っていますし、こちらもそのお手伝いに出かけていきたいと思っています。

王将戦は羽生王将が1番返し、これで久保棋王の3-2。冬のダブルタイトル戦、決着がどうなるのかまだまだ分かりません。
今日の中継はB1順位戦。こちらは昇級2人と降級1人が決定しているので、例年よりは盛り上がりに欠ける感じでしょうか。もちろん、当人にとってはどの将棋も大切なのですけれど。